2022.08.08 学校の様子10 

児童玄関の次は、校舎外壁の補修が始まりました。

今年の夏休みは、5年教室脇の外壁など、いろいろなところを補修してもらっています。

 

 

 

 

 

今日は、昔の写真に合わせて、同じ場所で写真を撮ってみました。

 

 

 

 

上の2つの写真。左は、昭和48年(1973年)の2階廊下です。家庭科の研究大会を開催した時の写真です。

教室だけでなく廊下のあちらこちらに「季節に合った服装」のコーナーが作られていたようです。

ここに写っている白い木の案内板、実はまだ須田小学校で使われています。

 

 

 

 

 

次は二宮尊徳像とその周り。この場所は、昭和61年、新校舎建設と同じ頃に「庭園」として造成されました。

今はメダカの泳ぐビオトープになっています。

この二宮像の脇にある石碑をクローズアップすると「御即位記念」と書かれています。

 

 

 

 

学校の記録によると、二宮像は、昭和16年(1941年)に作り、それと同時に銅像を国に献納したことが書かれています。

太平洋戦争の時は、銅像などの金属を国に提出することになっていましたから、銅像を納め、かわりに石像を作ったということでしょうか。

今の像がこのときの石像だとしたら、古い校舎の時から戦中・戦後の須田を見守ってきた二宮像ですね。

すると、隣の「御即位記念」は今の二宮像についてではなく、大正か昭和の始まりに作られたものと共に作られたと考えられます。

 

 

 

 

 

最後は、屋上から見た体育館。

体育館は、平成6年(1994年)と平成21年(2009年)に大規模改修をしています。左の体育館はいつの体育館でしょうか。

そして、同じ構図で撮るために乗ったのが、下の写真にある屋上の掲揚塔です。

 

 

 

 

プレートによると、昭和43年の校舎改築記念に寄贈されたそうです。

卒業生の方達は、ここに校章旗がはためく学校を目にしていたんですね。