2021.02.01 6年生道徳「渋染一揆」 3年生図工「版画」

6年生は、全校集会のときに話した身分制度のもとで身分を差別された人たちの起こした「強訴」(渋染一揆)について考えました。一揆というと、武器を手にして訴えを聞かせるというイメージがありますが、渋染一揆は、武器を持たずに嘆願書を渡しに行ったというものです。財政難に陥った岡山藩は倹約令を皆に出しますが、それとは別に「別段御触書」を出して、差別をします。それについて、「差別された人たちはどう思うか」や「もし、自分たちだったらどんな嘆願書をつくるか」について考えさせました。そして、3000人もの人たちが命を懸けて強訴に向かった理由を考えさせ、今後の自分の生活で生かしたいことや学んだことを振り返りました。差別に向き合うには自分ならどうするかについて考えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

3年生は、版ができあがりインクをつけて刷りに入りました。刷っているときに黒が強すぎたり、思ったように白い部分が残らなかったりしたところを修正もしていました。