【動画】「ゆっくり」と「紙無し」~小中交流会

今日午後、須田中学校で、小中児童生徒交流会を行いました。交流ためのフォークダンスや合唱と共に、中学生の合唱発表の姿などを鑑賞しました。これらの活動を通して、中学生への憧れや学校生活のめあてを意識する場となりました。

子供たちからは「ゆっくり」

最初は、小さな玉を「そうめん流し」のように、長く長く転がすゲームを小中合同でしました。子供たちから出てきた言葉は「ゆっくり、ゆっくり」。最初は、一気に転がそうとレールの角度や接続の仕方などハード面に意識がいっていた子供たち。でも、うまく行かない。そこで、玉の速さを加減してレールの不完全さをカバーするための「ゆっくり」という声かけ(ソフト面)に意識が、どのチームにも広がっていきました。

「紙無し:ペーパーレス」で育つ、コミュニケーション能力

ゲームの説明や場所の移動など、ホワイトボードで簡単な図解をしているだけ。でも、そのことが返って、中学生が小学生に分かってもうらおうという気持ちをかき立てていることを強く感じました。確かに、会の進行に紙(進行表)を基に進めると、滞りなく進行はします。でも、人間関係力の中核となる、コミュニケーション能力(伝える・伝わる)は、「アドリブ(臨機応変な対応)」が第一です。

今日の中学生は、小学生の動きや反応をみながら、自分の生の声で対応していました。将来の自分の姿を重ねることができたと思い自分の生の声でます。