今日から2学期がはじまりました。手には夏休み中の学習作品をもち、元気に登校してきた須田小っ子。朝の歌が各教室から降り注いできました。
2学期は、マラソン大会・文化祭などの校内行事だけで無く、親善陸上記録会、科学研究発表会、音楽発表会などの対外的な行事もあります。また、3つの学期の中で、一番学習の質量共に高まる大切な時期です。日々の学習の質を高めるとともに、その学習から身に付けた力を生かし、子供たち自身を支える須田のよさについて調べまとめ発信する「須田dy科(ふるさと・須田学習)」を形にしていきます。
そのためにも、普段から、「出来ない」ことに目を向けるのではなく、「出来た」ことを「貯める」ことを大事にする学期にしたいと思います。
私たちの心(というか脳)の中には、これまでの経験をため込む「タンス」のようなものがあります。ところが、上の引き出しから「出来なかった」ことが埋め込まれていることがほとんどです。なにか頑張ろうと目当てをたててもあきらめるのは、このタンスの引き出しを「開けても開けても」出てくるのは、失敗したり出来なかったことばかりで、諦める気持ちが勝ってしまいます。
こうならない(すぐに諦めない)ためにも、タンスの一番下にある「できた」ことを思い出す習慣が必要です。半分しかできなかった、ではなく、半分できるようになったというプラス思考を自分でもてるようになって欲しいです。これには、大人の見方が大切です。マイナスに目が行くところをぐっとガマンして、プラスに目を向けるお助けをお願いします。