だいじょうぶ
今日から1年生も給食が始まります。保護者の皆様にとっては、確かに弁当作りから解放される、「ほっ」とする瞬間かもしれません。しかし、子供たちから見ると、おかしな言い方かもしれませが、「自分用の弁当」と離れていくことになります。今までは、目の前の子供の「食」に合わせた献立や見た目だったのが、今度は、「栄養・食感・季節感」等、目の前の給食に子供が合わせなければならない現実に向き合います。中には、「給食、ちゃんと食べられるかな」と心配されているかもしれません。
目で楽しみ、口で味わい、お腹でいただく
保護者の皆様が小学校時に体験した給食のイメージは? 「盛られたものは全部食べなさいと言われた!」「苦手な食材を飲み込んだ」でしょか? 今給食指導は、従来の「カロリーベース」(栄養価を考えた献立)から、「組み合わせベース」(栄養価も勿論のこと! 主食と副食の組み合わせ、つまり見た目も大切)へと軸足が動いています。献立の彩りや季節感のある食材を目で楽しみ、食感や香りなどを口の中で味わい、エネルギーとして栄養をお腹でしっかりいただくことができる献立や指導を大切にしていきます。ただ、一人一人の「食」の個性もあります。そこを見極めながら指導をしてまいります。そのため栄養教諭が知恵を絞っています。ご家庭でも「どんな給食だった?」と話題にしていただけるとありがたいです。