昨日に引き続き、須田中学校の1年生が職場体験をしました。今日の体験内容は、1~4年生までの指導補助、養護教諭の仕事などです。
3年生は書写の授業のお手伝いをしてもらいました。3年生では、「シャドー習字」に取り組んでいます。これはお手本の紙を習字紙の下に敷いてまね書きした後、一部を見ない(シャドー)で書き進めるやり方です。子供たちは手本を見ているようで実はあまり見ていないことに気付かされます。見ないのですから、線が短くなったりします。でも、筆を持っていない方の手を「見えない目印」としてイメージしたり、頭の中で文字全体をイメージしたりしながら、「手本をよくみて書く」ようになっていきます。最後は下に手本を敷かなくても書けるようになっていきます。
手本を下に敷いたり、「シャドー」習字をしたりしたのは、目の前の子供たちの姿を見て試しながらことです。子供たちから「教えられた」ことです。そのことを中学生にも話をしました。「教えること」も大事ですが「られること」を意識することの大切さを体験を通して感じてもらいました。(どの仕事でも「お客さん」の姿から学んでいる店は繁盛している 食べ終わった皿をしまう口をテーブルに付けた回転寿司屋→枚数を気にせず食べるようになったなど)
2年生のマット運動では「開脚前転」の補助をしていました。なかなか回転しない子供たちに「手をつこう」など部分指導をしていました。自分ができることを基に、他の人ができるようにするためのポイント探しをしていました。