自分の考えを文字の形にして表すには、記号としての50音と学年配当の漢字では十分ではありません。本という様々な考えを文字を使って文脈の中で表したものを通して、吸い取る活動が大切です。小学校段階こそ重要です。須田小学校では、「圧倒的読書」を目指すため、各学年年間目標冊数を設定するとともに、「多読・再読」を進めています。あの絵本の中には、一見易しい言葉でありなあがら、とても深い考え方をくみ出すことができる文脈が流れています。低学年の子供たちには、「同じ本でも何度も読むことを進めている」のは、このことに深く関係しています。
【備考】
※「1週間で…」の数字は、2月の各週で何冊ずつ本を読んでいるかを平均したものです。