6年生の「ふるさと・須田」学習、「加茂軍議」の演劇練習がスタートしました。2学期の総合学習の時間で、今から150年前に起こった戊辰戦争の様子を学習する中で、争いの拡大する分岐点になった「加茂軍議」(奥羽越列藩同盟の代表が加茂に集まり今後のことについて話し合った会議)についても考えました。
2日間で行われた会議の様子は記録として残っています。その資料を基に、「対立(戦争)」に向かわず、「対話(別の解決方法)」はないか、考えてきました。
歴史的事実は変えることはできません。現在の価値観を当時に当てはめることも無理な面もあります。しかし、150年前のことから学んだことを、今後の自分たちの生き方に生かす価値は十分あります。
単なる「どっちに義(正義)あるいは理(合理性)があるのか」を決める、二者択一的な考え方ではなく、どちらの考え方をも包み込む(融合)考え方もあることに気付く場として、当時の人物に「なりきり」感情を表現する学習活動をします。
前回の学校だよりに書いた「縦軸思考」(過去から学び未来に向けて今自分にできることを考える)です。
これから1ヶ月間の練習をして、2月の下旬の公開を目指します。