整理する→対話する授業

これからの学習のキーワードは「主体的・対話的・深い学び」です。その授業づくりを目指し、今日、5年生の算数授業を参観しました。

子供たちは、これまで、「平行四辺形の面積は、4年生の時の長方形のやり方を使えば求められる」「三角形は、長方形や平行四辺形のやり方で求められることを学んできました。

そのため、担任は、ホワイトボードを使って「図・言葉・式」の3セットで説明できる指導を重ねています。さらに、その「説明」を端的に表す(要点)言葉に置き換えることも続けています。

例えば、「切り分け君」「倍いっきー」等、自分たちで名前をつけることで、今まで習ったことをつなぎ合わせ、自分なりに解決していく足跡を付けている印象を受けました。つまり、教えられたことをノートにそのまま写して終わりではなく、自分でも納得がいくように整理している子供の姿が見えます。

子供からたくさん出てきた意見(多様な考え)を、ホワイトボートにまとめお互いに説明し合う活動は、それぞれの考えの違い、よさを聴き合う関係作りにつながっています。

今日に授業から学んだこと(整理された意見を整理して、学習のねらいにつなげていくこと)を、算数だけでなく、5年生だけでなく広げていきます。