☆書く「対話スキル」

「筋道の通った文章」はどうすれば書けるのでしょうか。これから求められる資質・能力の中の「対話力」を基に、須田小学校では「対話スキル」を作りました。

これを発展させ、「筋道の通った文章」を書くためのスキル、「書く『対話スキル』」を作りました。須田小「対話スキル」と同様に、平成32年度完全実施の学習指導要領、新潟県小学校教育研究会学習改善調査結果、平成33年度からの大学入試改革の方針、入試改革と関連して変わる英語検定問題(英作文、スピーチ)等、幅広い視野から検討し、次の「文章の型」を作りました。

・低学年は、自分の意見と、その理由を述べ、最後にもう一度自分の意見を述べる

・中学年は、多面的なものの見方を身に付ける面を重視し、理由は2つ(根拠となる例示を入れる)にしました。

・高学年は、多面的にとらえるだけでなく、自分と違う意見とのすりあわせを行い「納得解」を、2つ目の「理由」の部分に入れることにしました。

【備考】

・中学年の文章の型は、英語検定の「英作文」「スピーチ」問題の型とも重なります。

・高学年の文章の型は、大学入試問題の論述問題(幾つかの条件の基に自分の考えをまとめる)とも重ねっています。