記事一覧

6/12(火) 加茂と会津のこと

ファイル 939-1.jpg

 毎年、6年生が修学旅行に行く「会津若松」は、保護者の皆様の中にも、行かれた思い出がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。白虎隊で有名な飯盛山を見学し、演舞も見られたかと思います。

 加茂は特別

今からちょうど150年前に起こった「戊辰戦争」は、主に東日本を舞台に起こった出来事です。NHKの大河ドラマもこの時期の作品が多いです。「西郷どん」もそうです。

江戸幕府の体制でいくのか、天皇中心の体制で行くのか、日本中の武士が、ざっくり言えば、東日本の武士(将軍) VS 西日本の武士(西郷どんなど)の対立構図で戦われました。※この辺の情報は、子ども用に作成した冊子をご覧ください。

この戦争で被害が大きかったところは、今回の修学旅行先の会津若松、そして、新潟県の長岡です。このことに大きく関係した会議が、加茂で開かれました(加茂軍議)。「米百俵」のように全国レベルで有名ではありませんが、「加茂軍議」によって、対決することに決まり、結果的に長岡のまちは火の海となり「米百俵」につながっていきます。歴史では、「もし」は禁物ですが、この軍議で別の結論が出ていたら、「米百俵」も「白虎隊の悲劇」も生まれなかったかもしれません。そして、この軍議の中にいたのが、長岡藩士 河井継之助 です。小説「峠」(司馬遼太郎)の中でも、ほんの数行しか取り上げられなかった史実です。

6/9(土) 集まった ~ 資源回収作業

ファイル 911-1.jpgファイル 911-2.jpg

 資源回収作業、ありがとうございました。昨年度のほど日差しも強くなく、作業を進めることができました。ビン・カン、紙類などの再生資源をたくさん集めることができました。
 

6/8(金) 修学旅行に行こう! ~ 6年生会津若松への旅

ファイル 909-1.jpgファイル 909-2.gif

 いよいよ来週に迫った、6年生の修学旅行。バスの座席からお昼を食べるお店まで決まった6年生。
あの白虎隊の悲劇に繫がる、新潟県をも巻き込んだ戊辰戦争からちょうど150年目に、修学旅行で、越後の地から会津へと修学旅行に行ってきます。体調を万全にして、楽しく安全な修学旅行にして欲しいです。
 さて、修学旅行先での子供達の様子は、随時お知らせしたいと思います。

 尚、今回は、修学旅行用の特別サイトを開設しました。以下のサイトをお開きください。

 → http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/index.htm

6/8(金) 心にも種類がある ~ 道徳は、自分の心の探検です!

ファイル 910-1.jpgファイル 910-2.jpgファイル 910-3.jpg

 本日、中越教育事務所の指導主事を招聘した道徳授業研修会がありました。隣接校ということで須田中学校からも多数の参加がありました。授業を公開したのは、5年1組成田学級の子供たちです。
 「ロレンゾの友達」という教材文を使って、思春期に当たる高学年児童の「友達観」を広げることを意図した授業です。と言うのも、子供たちにとって、友達とは「困った時~してくれる存在」「一緒に遊んだり協力したり励まし合ったりする存在」です。
 ただ、これは、「何でもかんでも一方的にしてもうらう(してあげる)」だれか友達が言ったからなんでも一緒にやる」につながり易いです。
 ここに焦点を当て、「友達のこれからのこと」を考えて「波風が立つ」行為をすることも、相手を「信頼」し「友情」にあたること、子供たちが友達と話し合ったり、ミニ劇(役割演技)をしたりしながら、少しずつ、自分自身の心を「探検」しながら学び合う授業でした。

 「心」という言葉は漠然としていますが、いろいろな「顔」をもっています。
・感情としての心 … うれしくて笑う、顔で笑って心で泣く等、単純なものから複雑なものまで。
・器官としての心 … 「心を育む」「心を鍛える」等、心を存在するものとして意識
・「裏」としての心… 心=「うら」という読み方があるように、風の音を聞いた時「なんとなく」感じる
     【出典】「ダンゴムシに心はあるか」(森山徹著 PHPサイエンスワールド新書 2011 p32ー36)

 これでも「漠然さ」が残る「心」。今回の授業を通して、なおさら、子供のいろいろな面をじっくり見て受け止め理解していくことが、大人に求められていると思いました。たった1回の言動を取り上げて「決めつける」のではなく、長い視野で見つめる努力をして参ります。

6/6(水) 生涯に渡って健康であり続けるために ~ スポーツテストがありました。

ファイル 908-1.jpgファイル 908-2.jpgファイル 908-3.jpgファイル 908-4.jpg

 本日午前中、全校で「体力テスト」を実施しました。
 ここで、「体力」と書きましたが、体力にも2種類あります。防衛体力と行動体力です。
 
◆防衛体力 … 環境の変化(気温の変化や湿気など)や状況の変化(躓いた等)への適応力です。例えば、「同じ寒さ寒さなのに風邪をひかない」「躓いた時さっと手を出して地面からの衝撃を弱める」など、自分の身体を「防衛」するための体力です。
◆行動体力 … 筋力や瞬発力、持久力、柔軟性など、運動をする上で必要な体力です。「体力テスト」は、この行動体力を計測します。

 小学校の段階では、「巧みさ」、つまり、手足の使い方、バランスのとれた身体の動かし方、ボールや道具を扱う感覚などを、楽しむことが大切であると言われています。

 さて、今日計測した「反復横跳び」「上体起こし」「立ち幅跳び」は、巧みさに大きく関係していますし、「長座体前屈」は柔軟性を測定することからも「防衛体力」にも影響してきます。

◆年齢別の平均 → http://www.mext.go.jp/component/b_menu/houdou/__icsFiles/afieldfile/2009/10/13/1285568_1.pdf

◆体力データを入力すると、結果がグラフ化されるサイトへ →
https://www.recreation.or.jp/kodomo/check_up/radar-input.html

6/5(火) カモ~ン!加茂山公園 ~ 低学年生活科学習

ファイル 907-1.jpgファイル 907-2.jpgファイル 907-3.jpgファイル 907-4.jpg

 1,2年生で加茂山探検にやってきました。遊具等の施設の使い方、友達との遊び方など生活科の学習内容として行いました。リス園では、ひまわりの種をエサに、かわいいリスが集まってきました。ひまわりは3年生の理科の学習で育てますが、今の2年生たちの今後の学習に繋がっていくことが楽しみです。

6/4(月)【変更】6月の主な行事予定 (バス運行予定も含む)

ファイル 896-1.jpgファイル 896-2.jpgファイル 896-3.pdf

 6月の主な行事予定をお配りしたところですが、一部日程(下校時刻)の変更をお知らせします。
 尚、紙版でも配布しますので、よろしくお願いします。急なお知らせですが、よろしくお願い致します。

6/1(金) 青空で、青いプールに ~ プール清掃

ファイル 906-1.jpgファイル 906-2.jpgファイル 906-3.jpgファイル 906-4.jpgファイル 906-5.jpg

 今日午後、5、6年生がプール清掃をしました。約10ヶ月ぶりにプールに入って掃除をしました。青空も広がり、気温も上がり、たわしとデッキブラシで汚れを落としました。
 この後、天日乾燥を十分して水をため、水泳授業を待ちます。

6/1(金) 言葉で、子供の気持ちが見えてくる ~ 主体的・対話的・深い学びをしている子供

ファイル 905-1.jpgファイル 905-2.jpg

◆「あ行」の言葉は、子供の学ぼうとしている(主体的な)気持ちを表している
 1年生から6年生までの授業を参観しています。担任の先生が黒板の前で説明をしている瞬間もありますし、子供たちが発表をしている(音楽なら声出し)をしている時もあります。1時間の授業の数分から十数分間の間、子供たちの発言を聞いていて、共通する発見がありました!
 それは、あ行(あいうえおの50音表の、あかさたななはまやらわ)で始まる言葉を発している子供は、学習内容に向かっている(大袈裟に言えば、意欲的)ということです。

例えば、先生が黒板に整理した内容を見て、「あっ!」と何か発見した瞬間!
例えば、自分の発言の理由を問われた時に、「だって…」と自分の頭の中にある知識や経験を引き出す瞬間!
例えば、先生や友達の説明を聞いて、「なるほど」と感心する瞬間!
例えば、納得できない説明を聞いて、「はっ?」とぽかんと口を開ける瞬間!
例えば、先に進もうとする時、「まだ…」とこだわる瞬間!
例えば、「わかる!」「わかった!」と、自信溢れる瞬間!  等々

「あ音」ではじまる言葉は、みな口が大きく開きます。自分の中にあるものを外に出したくなる時、口が大きく開くのは当然です。そういえば、赤ちゃんが初めて発する言葉も「あ音」です。

◆今年の須田小学校の授業作りの重点は、自分の考えを相手に伝え・相手の考えを受け止めること(対話的)を、子供たちが身に付けることが求められる力と位置づけています。

 このことのためには、理由や根拠をしめしつつ発言すること指導してきました。この外に、友達の考えに関心をしめす(呼応する)ことがとても大切です。子供同士で自然に「あ行」で始まる反応を出し合える学習は、自分では気付かなかった、様々な考えに遭遇できると思います(深い学び)。 

※写真は、4年国語の物語教材「走れ」から。主人公の女の子の気持ちを、会話文、地の文から推論する学習します。子供たちは、2つの心配事が交錯する主人公の気持ちを、友達の考えをつなぎ追究していました。

5/31(木) 体力テストが始まります

ファイル 904-1.jpgファイル 904-2.jpgファイル 904-3.jpg

 来週から、子供たちの体力を調べる週間です。全部で8種目のうち、4種目を全校で一斉に調べます。
 正しい計測ができるよう事前練習をしました。

【全校で実施する種目】 6月6日(水)2・3校時
・反復横跳び…敏捷性、タイミング
・立ち幅跳び…瞬発力、タイミング
・上体起こし…腹筋、粘り強さ
・長座体前屈…柔軟性、身体のやわらかさ

【各学で実施する種目】
・ソフトボール投げ…巧緻性(運動を調整する力)、瞬発力、タイミング
・20mシャトルラン…全身持久力、粘り強さ
・握力…筋力
・50m走…すばやさ、スピード