5年生に続き、3年生でもプログラミング学習をしました。使ったアプリは、前回同様「ビスケット」です。
◆まず、身近なことから、プログラミング的思考の要素を出し合いました。
学習の始めに、「ペン、付箋、クリップ」がたくさんごちゃごちゃに混じっているものを、それぞれ1つずつを1枚の封筒に入れた物を3セット作るとしたら、どうするかな?」と投げかけました。
すると、
さっそく男子が「簡単!」といってやってみると、30秒かけてやっとできました。
もっと、早くできる方法を問いかけると、
①まず、同じ種類ごろに3つに分ける。
②次に、バイキングする(一つずつ封筒に入れる)
※②の発展系として、3人で役割(運ぶ係、封筒の口を開ける係、封筒に入れる係)を決めてする。
実際にやってみると、10秒程度で、3セット完成しました。
◆学習課題は、「◎分けて、順番に(バイキングのように)するプログラムづくり」としました。
※5年生の時は、「よさ」まで考えることを課題にしましたが、プログラムづくりの楽しさから「気づく」
ことが第一段階としました。
◆アプリ「ビスケット」でお試し作品を作りながら、プログラムづくりのイメージをもつことができるようにしました。
◆各自で作品づくりをしました。
途中で、子供の作品で特徴的な物
変化:1つの絵の位置や、色、形を変えていく【繰り返しの実行をする】
複雑:2つの絵を独立して変化させる【1つ1つを順番に実行する】
組合:2つの絵は独立しているが、ぶつかると、違う変化動きをする【条件によって実行を変化する】
を紹介して終わりました。
◆子供の振り返り
・プログラミングで絵を動かせるなんて。家でやってみたいです。
・3つに(プログラムを)分けて、絵を変身させることができました。
※パソコンで絵を描くことへの欲求が強く、絵が描けたことへの満足感が多かったです。しかし、子供の作品の価値付け(変化・複雑・組合)を示すことで、次の作品づくりにつなげていました。