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12/15(金)自分のことを知ろう!(これからの私の身体の変化)~4年保健指導

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 今日の5時間目、4年生の子供たちは、「思春期を向かえる自分の身体の変化について学び、変化に合わせた心の対応についても考えました。
 
 授業冒頭、子供と大人の身体のシルエット画像から、思春期前後の身体の変化について確かめ合いました。配布した資料を見て、恥ずかしがる子供もいましたが、教護教諭からの「思春期には大人になるための準備をする大切な時期ですよ」の一言で、配布した資料をもとにグループ学習をしました。
 確かに「恥ずかしい」と感じることは自然です。しかし、「大人になるための準備をする大切な時期であること」を知ることで、学習として向き合う姿が見られました。

 保護者や祖父母の時代の小学校時代に比べ、今の小学生が学ぶ内容は多岐に渡っています。6年生は「がん」について学びます。あの新潟県出身で歌舞伎役者夫人でもある女性ががん治療のために長い闘病生活を送った報道は、がんをより一層身近な存在にしました。本人だけでなく家族や周囲の人たちの温かい支えが大きく影響していると思います。子供の頃から正しい知識をもつことが以下に大切か強く感じます。
 この外にも、インターネット犯罪など数々の(大人)の犯罪が多発する現状では、今後ますます子供たちが学ぶことは増え続けます。
 学校としては、一つ一つのことをバラバラに学習するのではなく、他の学習と関連づけながら、子供の自ら考える力を高めることに繋げていきます。
 今回の保健学習も、身体の変化を知識として知るだけでなく、大人になるための準備をする大切な時期に向き合う子供たちが、互いの身体の変化を認め支え合う気持ちを醸成することをねらっています。ご家庭にかえって、お子さんから、「恥ずかしかった」という言葉が漏れたら、是非「大人になる準備をする時期で、お父さんもお母さんも経験したよ。大切なことだよ。周りの人の身体のことを面白がって言うことの方が恥ずかしいよ。」と、大人のより広い視野に立った助言をお願いします。