今日の全校朝会は、2学期のめあての発表会でした。各学級代表の子供たちが、自分の夏休みの生活の反省とともに、2学期のめあてを発表しました。(発表内容は、次号学校だよりに掲載します)
6名の発表を聞きながら、気がついたことを話しました。
◆以前担任した子供のことを話しました◆
その子供はめあてを達成するために歯を食いしばるほど頑張って達成したことを、思い出しながら紹介しました。めあては「逆上がりができるようになる」とシンプルでしたが、達成には困難なことがあったのですが、出来るまで「やり続けた」ことは素晴らしかったです。詳しくはお子さんにお聞きください。
◆話したかったのは…◆
めあては自分の力で達成しますが、自分一人だけでなく、まわりの人(仲良しの友だちだけでなく、様々な人~もちろん大人も)と一緒に取り組むことが大切なことが一番伝えたかったです。
一人でも達成できるけど、仲がよい友だちと一緒なら、お互いに声を掛け合いながら長く取り組むことができます。悩みも相談できます。でも、それは「線」のつながりで、もしかして一方の関心が薄れると一緒に諦める場合もあります。でも、周りにいる人(別の班や学年の子供、大人など)と関わりながらすることで、取組が「面」に広がります。さらに、内容の質も高まります。自分とは違う感じ方や考えを取り入れることはとても大切さです。
◆でも、トラブルも…◆
感じ方や考え方の違う人と関われば、「トラブル」が起きることも予想されます。例えば、無視される、悪口を言われる、叩かれる、物を壊されたり隠されたり…等など。やった本人は「軽い気持ち」かもしれません。でもショックは大きいです。そんな時は、周りの人(親、先生など)に相談することが重要です。
大人から叱ってもらう。やった行為は叱ります。それだけではもったいないです。どうしてか?子供の人間関係力が成長するチャンスだからです。何故・何のためにしたのかを十分振り返らせます。叱るだけでは「切る」ことになります。振り返ることで「つなぐ」ことも合わせて指導していきます。
◆子供の人間関係力を「三角形」に広げる指導をしていきます。
周りの人に自分の考えをしっかり伝える力、そして聞き取る力、さらに違う考えを受け止める力 つまり、対話力です。学習に生活に指導を続けます。ご家庭でもよろしくお願い致します。