3学期終業式講話(概略) ※写真は卒業式予行練習の様子 卒業式会場の様子
■さ・す・が・だの一年間
今日で3学期が最後。そして、平成28年度の1年間の最後です。あとは、明日の卒業式です。
明日も入れて202日間も、自分の心と体を守り過ごしました。すごいことです。
この202日間を振り返って、1学期の始業式の質問に、「あなたのよいところを10個言えるかな」を心の中で答えてください。あいさつ、お手伝い、給食、読書、学習、運動、友達など等なんでもOK。
さすがだ;さがそう すきなこと がんばろう だれとでも
■劇団「須田小」 支える6年生の雰囲気
平成28年度一年間の須田小学校には、様々なドラマがありました。本当に、全校が「体や声を使って自由に表現することの楽しさ」を感じた一年間でした。
6年生を送る会では、5年生が中心となり、1から4年生のアイデアあふれる出し物を発表しました。まさに「劇団 須田小」。歌声も素敵でした。これには、6年生が作り上げた雰囲気が大きく関係していると思います。
■「星の王子様」が探し続けた「大切なもの」
さて、「星の王子様」というお話があります。とっても変な大人がたくさん出てきます。
誰かのせいにする人 自慢ばかりする人 自分のものにしたがる人 知ったかぶりをする人など、へんてこな大人ばかりです。
登場するたびに、「なんだこの人」と思わず笑ってしまいます。でも、よく考えると「自分にも そんなところもあるなぁ」と反省してしまいます。
人間の心は、とても弱いです。注意していないと、「へんてこな大人」が、みなさんの心の鏡に映し出されます。
「大切なものは目でみることができない、心で感じるしかありません」と「星の王子様」は言います。あなたの周りにいる人を、あなたの心の鏡に映し出し、「大切なもの」が浮かびあがることを期待します。「いいところ」や「いいところをだれかのためにつかっていること」、「さすがだ」ですね。例えば、いつでも明るく返す人 優しい声を掛けてくる人 お掃除を丁寧にしている人 等などです。
みなさんは、「星の王子様」と同じように、本当に「大切なもの」を感じることができる、心の鏡を、一年間ぴかぴかに磨いてきました。
■心の鏡を磨こう
今年一年間、「さすがだ」という言葉を皆さんに話してきました。「さがそう すきなことを がんばろう だれとでも」です。いくつ、あなたの心の鏡に映ったでしょうか。後でじっくりのぞいてみてください。
4月からからもお話の続きを、それぞれの学校、学年で、創り上げていきましょう。また「大切なもの」を見付けていきましょう。