平成28年度4月号 学校だよりを本日配布させていただきました。職員紹介、児童作文のページを含む4ページ構成です。今回は、その内の2ページ分を【簡易版】としてアップしました。
1ページ目の「学校経営方針」で書き切れなかったことがあります。そのことは1年間かけて、子どもの姿の変容を通して、具体的にお話ししてまいりたいと思います。今回は、学校生活の中心の授業についてです。
<1年後の授業中の子どもの姿>
①授業のはじめは、子ども自身が「今日の学習のめあては~」と言える。
②授業のなかごろでは、「例えば」(具体的に)「つまり」(抽象的に)「なぜなら」(論理的に)を
使い、友だちの考えを受け止めながら話し合いをする。
③授業のおわりでは、「めあて」に対しての自分の考えを長く書き続ける。
(「先生、終わりました」といった受け身の言葉を言わない。)
※②は高学年での達成モデルです。でも、友だちの考えの大事なところを読み取って話をする上で、
具体的な例を出して説明したり、友だちの考えをまとめたりする素地は、低学年の内から大切です。
少しずつ指導を積み重ねていきます。
※4月の段階で力を入れていることは、まず①についてです。必ず、黒板に、その時間に学ぶめあて
つまり、学習課題(◎:にじゅうまる)を示すことです。学年・教科・学習内容などによって、
様々な学習課題(◎)があります。子どもの学習意欲を高め、深い理解まで導く優れた◎もあれば、
そうでない場合もあります。毎日悩みながら◎を考えていきます。
以上、紙ベースの学校だよりでは言い切れなかったことです。