今日の昼休み、3年生の子供たちから、「お話あつめ」をしてもらいました。今回は、昔話にたくさん登場する「鬼」について集めてもらいました。どんどん集まり、20冊以上もありました。
先生からのおすすめ本を、図書室にポップアップを付けて展示しました。
ジュール・ヴェルヌ 作 十五少年漂流記 は、あの「ガンダム」に繋がっていたんですね。
図書委員会の子供たちが、委員会の時間を使って、須田っ子の読書量をまとめました。中には、4月からで30冊をすでに読み終えている子供も見られました。
1週間当たりの読書量を計算してみました。全校で週2冊ぐらいでしょうか(5月17日現在)。図書室の整備も進みます。学校だけでなく家庭でも、どんどん本に親しんでほしいです。
13日の図書室整備作業で、写真のような図書室になりました。座卓面や読み聞かせコーナーの他、これからの図書室らしい環境作りを進めていきます。
現在、座卓の表面に絨毯マットを貼り付け中です(用務員さんが頑張りました。完成!)。椅子よりやや低い高さの座卓に座ることで、視線が下がり天井が高く感じると思います。
朝8時30分から始まった、図書室の環境整備作業は、子どもたちにとって使いやすさを大切に作業をしていただきました。
まず、図書室にある本を、「貸出用」と「保管用」に分け、「保管用」は、2階の集会室に移動しました。内容を精査し、3階図書室にコーナーを作り活用します。
次に、前年度3月までネット上で頂いたご意見を元に、書架の配置を変えました。図書室への入り口を中央にして、図書室を3つ空間に分けました。
①学習コーナー(理科や社会科、言葉などの本を集めました。3つのテーブルを合わせ調べ学習に使えるようにしました。)
②読み聞かせコーナー(絵本や子どもたちが大好きな怖い話を中心に集めました。今後、図書室に合わせた敷物を敷きます。)
③座卓コーナー(ファンタジーものなど物語を中心に集めました。これまで本棚として使っていたものを補強して座卓にしていただきました。表に敷物を掛け、リラックスして本が読める環境づくりをします)
最後に、全員で、分類番号ごとに本の並べ換えをしました。子どもたちが読みたい本を探したり、元の場所に返したりできるように、表示も工夫していきます。
これまでに頂いたご意見の中に、「図書室に須田らしいシンボルのようなものがあったらいい。」というものがありました。須田小学校は、校舎改築時に、地域の篤志でたくさんの松の木が、校地内に植え込まれました。本ホームページの右上の写真に写る2本の立派な松もそれに由来するものです。松は常緑樹であることから、古くはお城にも多く植えられました。「お家が永く続くように」という思いがあると思います。学校に寄贈された方々にもきっと同じような思いがあったと思います。
しかし、残念なことに、その2本の松の木も病気で伐採されてしまいました。その思いを何とか、図書室のシンボルにも活かせたらと思います。
★基本コンセプトと頂いた意見(集約) http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/cgi/diary.cgi?no=363
休み明けにホームページ上で、整備の様子をお知らせします。
改装イメージのアウトライン(上から見た図)
A案:上左;現段階の配置をベースのしたもの
B案:上中;現在〆切りの中央の扉を開放、その代わり左右扉を〆切る(出入り口を1ヶ所にしたもの)
C案:上右;A案とB案の合体、中央にシンボル(松の木イメージ)を加えたもの
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◆【投票をしてみたい】ご協力ありがとうございました。結果は上の円グラフです。
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◆【意見のまとめ】http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/cgi/diary.cgi?no=363 (3・31現在)
↑ 現段階での基本コンセプトをまとめました。
◆新:須田小図書室の基本コンセプト◆
①非常時におけるスムーズな避難ルートの確保
・現在の机、椅子、書架の配置の「迷路」状態を改善し、すっきりした避難動線が生まれる配置にする。
②冷暖房の効率化のための機密性の確保
・平成29年度中に、冷房設備が設置されることから、避難経路の確保も考慮した出入り口を中央にする。
その際、①のことも十分考慮し、スムーズな避難が可能になるよう、図書室内の動線を工夫する。
なお、現在の2ヶ所の扉部分の窓部分からの採光が遮られないようにする。中央入口からの明かり取りを工夫することにより、より明るい図書室に改善できる。
③読みたい本に手が届くための蔵書管理
蔵書を、「自然・社会と私ゾーン」(理科や社会科、図鑑、辞典など)と「あなたと私ゾーン」(文学教材)、「お話の部屋ゾーン」(絵本)の3種類に分ける。その上で、子供たちの実態や学習での活用状況を考慮して、3F図書室に置く蔵書を厳選する。このことで、どんな本がどこあるかイメージしやすくする。また、①の観点からも、背の高い書架の上の部分には、図書をできるだけ置かないようにする。
なお、それ以外の蔵書は、2F書庫に保管し、いつでも閲覧できる状態にする。
④絨毯コーナー(6畳程度、厚めの発砲ウレタンの上に既製品の絨毯を敷く)、座卓コーナー(一部書架を集めのベニア板で補強)を、設置し、本に親しむ雰囲気を作る。
なお、いずれの部分も、学期毎の衛生管理を徹底する(消毒、選択、交換)。
◆今後の予定◆
以上、①から④までのハード(施設)面でのコンセプトを、新学期早々に教職員で検討し、4月22日(土)のPTA総会の際に、提案する。
作業は5月13日(土)のPTA奉仕作業で行う。すでにPTA四役及び新役員の皆様方に提案済み。
大量の書籍や書架の移動、座卓コーナーの木工作業などが必要となるため、当日の作業がスムーズに実施されるよう、書架毎に、どの本をどの階のどの書架に移動するのか、整理作業を勧めている。
書架のペンキ塗り、シンボル(仮:松の木オブジェ)、図書室出入り口の装飾等は、5月の作業日以降、計画的に実施する。
◆頂いた御意見◆
・現在は、本がぎっしり本棚につまっている印象がある。
→本の顔とも言うべき「表紙」を見ることができるような、ディスプレーを工夫する。
図書室の他に書庫(2F集会室)を設置し、分散管理でスペースの確保をする。
・出入り口を中央にする案に賛成です。図書室は、入った瞬間の「わくわく感」が大事だと思います。
図書室に入った時に、全体を俯瞰できる中央口をメインの出入り口がよいのでは?
→現在の味気ない扉も改善できるといいです。
・書架の転倒や避難経路の確保のため、通路3つを全て開放した方がよい。
→災害発生時の問題点
①書架の転倒(書籍の落下)→ 転倒防止金具による安全性を高める。
頭上からの書籍落下を防ぐため、書架の上の段には、図書は
置かないようにする。
②避難口の確保 → 地震発生による扉の変形で扉が開放できないリスクがある。
量(扉の数を増やす)と質(扉の材質を変える)の面から検討。
・シンボルをつけた方がいいと思います。
・須田小学校らしいシンボル的なものがあった方がいいと思います
→須田小=松の学校の 松の木のオブジェみたいなものがあってもおもしろいですね!
図書室中央の座卓コーナーにあたりに考えてみたいです。
【追記】代官山にあるBird daikanyamaという所で見たことがあるんですが、木っ端を継ぎ足して作った
ツリーがとても印象的でした。
写真;https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/12540645_1502199216753833_1182605196030876541_n.jpg?oh=af3150af4e23b76c1d49f6dbff12ae96&oe=592B87B5
・絨毯の面積を広げて、机・椅子以外のところでも読書できるようにしてはどうか。
→毛羽がたたないものを探しています。衛生面を考えてのことです。
と考えると、…むしろ安い家庭用のカーペットがいいかもしれませんね。
そのまま(四角)使うと簡単ですね。前向きに検討します。
・中央にある「座卓」ってなんですか?
→腰掛けて本が読めるスペースです。高さが約40センチくらいになるかと思います。
・部屋の色が茶色っぽくて暗い感じなので、明るい色にしてはどうでしょうか
→ 加茂図書館の職員の方からも言われました。本棚の塗り替えなら手伝って頂けるかも。
・「半円の絨毯」って?
→ 絵本の読み聞かせをするコーナーです。椅子より座って聞いたほうが雰囲気が出ます。
市販のカーペットを半円に切り、下にウレタンマットみたいなものを敷いてはと考えています。
・具体的なアイデアはありませんが、実際の様子をアップして教えてください。
→ ありがとうございます。こういう応援メールが元気がでます。まだ、青写真ですので、
進捗状況をお伝えする中で、アイデアを頂けるとありがたいです。
・本が窮屈においています。もっと手に取りやすいように並べ替えては?
→ 本の顔(表紙)が見えるように置くためには、現在の配置にお仕方を大きく変えなければ
なりません。本棚の数の関係もあるので、3階=図書室 2階=書庫(第2図書室)として
本の置き場所を工夫します。
★毎年しているPTA奉仕作業の中に入れて頂きたく、前日行われた役員会でもお願いさせていただきました。
・新しい本をたくさんそろえてほしい。
→ 加茂市図書館にある本も定期的に貸し出していただいたりして、子供たちが少しでも本を読む習慣を付けるよう工夫しています。
ただ、図書室の目的が、「本を読むところ、貸し借りするところ」から「新しい考えのヒントを得るところ」に変わってきています。「心をゆったりくつろぐ場所」や「落ち着いて考える場所」の雰囲気づくりにシフトしていきたいと考えています。
・いつ作業をするのですか。
→ 本格的な作業は、来年度5月のPTA奉仕作業の際に実施したいと考えています。5/13予定
◆ご意見はこちらから 【終了】※ありがとうございました。
※期間 平成29年2月16日(木)~3月31日(金)
本日の午前中に須田小学校の図書室に、加茂市図書館の職員の方から視察いただき、よりよい読書環境づくりについてのアドバイスを頂きました。
本年度当初、3階図書室が背の高い書架で2つの部屋に分かれている印象があったのを、渡辺用務員より、書架の位置を移動してもらい、明るい雰囲気の図書室に変わることができました。
さらに、子供たちにとって親しみやすい図書室になるよう、今回の視察になりました。
もちろん、子供たちからのアイデアも取り入れながら、青写真にまとめていきたいと思います。
須田小の子供たちの読書調査(1月末)の結果がまとまりましたので、報告すます。
1月末現在ですが、平均読書量(月毎)は着実に伸びています。
ただ、個人差がとても大きく、学年毎の年間目標冊数の達成率をみると、学年が上がるにつれて頭打ちになっています。
今後も、①授業(国語に限らず)の中での図書の活用
②朝読書の励行
③学校図書環境の改善(ハード面、ソフト面)
④家庭での読書活動の工夫
の4点から、改善を試みていきます。ご理解ご協力をお願いします。
【学年の年間目標冊数】
低学年 … 100冊以上
中学年 … 60冊以上
低学年 … 40冊以上
2学期の読書調査の集計が終わりました。
《一人当たり一ヶ月の読書量》
1学期 … 約 4冊
2学期 … 約10冊
《学年別目標冊数の達成度》
一年間に読む本の目標冊数を設定しています。低学年:100冊、中学年:60冊、高学年:40冊です。2学期段階で、以下のようにすでに達成している子供たちも出始めました。
低学年 … 50%
中学年 … 40%
高学年 … 27%