今日も、ほぼ全国的に「給食週間」です。食に対する理解と感謝の気持ちを深める週間です。今日のメニューのテーマは、「心に効くカラフル献立」です。
また、恒例の交流給食も実施しました(今日は、中学年の学級に教職員が混ぜてもらいました)。
今日も、ほぼ全国的に「給食週間」です。食に対する理解と感謝の気持ちを深める週間です。今日のメニューのテーマは、「心に効くカラフル献立」です。
また、恒例の交流給食も実施しました(今日は、中学年の学級に教職員が混ぜてもらいました)。
3学期が始まり、実質的な読書期間は2週間ですが、図書委員会調査の読書量の結果がまとまりました。
★全校で読んだ本の冊数(4月から) … 7500冊を超えました。(平均 約80冊)
★各学年の目標冊数(低:100冊 中:60冊 高:40冊) … 全校の80%以上の子供たちが達成しました。
学校評価アンケートにもありましたが、家庭で読書する習慣が課題としてあげられました。5分間のちょこっと読書や、種類の違う本(物語、自然科学、趣味など)を並行に読むなど、様々な読み方もできます。
歯を磨かないとなんか気持ち悪い。お風呂に入らないと…。くらいの意識にまで読書習慣を高めたいです。
緊急時の対応についての文書を更新しました。改めてご確認ください。
尚、本日各家庭宛てにも同様の文書を配布しましたので、電話などのそばに掲示するなどお願いいたします。
配布文書は、右メニューの【コンテンツ】→【◆須田小の対応】→【★災害時の学校の対応】にあります。
(右アドレスでも確認できます http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/123/sos.pdf)
今日は、5学年の国語の授業を全校で参加して学び合いました。子供たちは、4年生が委員会を選ぶ際の参考になるための資料づくりを「学習ゴール」として、どんな工夫をすればいいのか学習しました。
学級担任がもってきた資料の「問題点」を子供が指摘することで、よりよいパンフレット作りのめあてをもつ流れです。
子供がもったパンフレットのめあては、
【表現の方法】4年生にも「委員会活動を分かり易く」伝える
【表現の意図】4年生に「委員会の楽しさ」を伝える
の2つの要素を意識していました。
今週一週間は、「給食週間」です。食に対する理解と感謝の気持ちを深める週間です。須田小学校では、毎日一テーマを設定した献立です。
ちなみに、今日は「かぜ予防ビタミン献立」でした。普段食べている給食とは違った味わい方が出来ました。
今日、来校中のALTのジョディさんからもコメントをいただきました。私の拙い英語でもにっこり笑顔
入力してくれました。
Today`s lunch was very tasty and healthy!
毎年、卒業式の会場を飾る「サクラソウ」たち。今年も、すくすく苗が育っています。2月頃から、太陽の光を浴びて、上へ上へを茎を伸ばしていきます。サクラソウは、三段咲きといって、竹で言うところの「節」のように、花がまとまった高さのところで横に花開きます。
ホップ・ステップ・ジャンプ! 大きく羽ばたけくための「応援花」となるように、お世話をしていきます。
今日は、人権に関わる道徳授業が、3年生でもありました。
◆【3年生】3時間目 資料「もやもや書き」
テーマは『相手のことを考えた言葉や行動をするには、どうすればいいのか』
◎子供たちのもやもや
嫌な思いをしたことを書くノート(もやもやノート)をもとに、人間関係をよりよいものにしていこうとするクラスのお話です。
「おまえなんか貧乏で汚いから、誘拐なんかされないよ」「算数の成績が学級で一番悪いな」「おまえんちは貧乏なんだからソロバンなんか習う必要ないよ」なんて、同級生から言われて【もやもや】した気持ちがノートには綴られています。
そこで、学級会を開いて解決しようとしたところ、上の言葉を言った子供たちは、「そういうつもりではない」「(鼻水をふいていないから)きれいにふいてほしい」などの『いいわけ』をして、話し合いは並行線に。
そんな中、貧乏を理由にソロバン塾不要を言われた子供が、「鼻水が出るのは小さい頃の病気にせい。お金がないから直せなかった。貧乏のどこがいけないんだ」という訴えから、学級の雰囲気が変わっていく…。
話を読んだ3年生の子供たちの「もやもや」感もヒートアップします。「ひどい」「よくない」…等々
でも、そのような「気持ち」だけで問題解決に向かうことが道徳の学習のねらいではありません。「気持ち」を以外の「(相手の見た目や経済上の問題)を相手に言った行為」について考えました。
大人でも無意識のうちに、(つい)問題発言を言ってしまい、連日メディアでも大きく報道されるくらい根が深いです。おきまりの「そういう意図ではありませんでした」という『いいわけ』で終わるのも、今日の資料と同じです。
今日の3年生の子供たちの「もやもや」の言葉を丹念に聞いていると、ヒントがありました。
①見聞きしたこと(貧乏・汚い・学業成績など)を本人に言うことはいけない。
②①とは関係ないことに結び付けること(誘拐されない・ソロバン不要など)はいけない。
子供の考えを関連付け価値づけることで、普段の生活場面でも活かせる力(心のものさし)を一緒になって作り上げることが大切ではないかと考えています。
①②は当たり前と片付けてしまわず、さらに、自分の体験や価値観をもとに、何故そう考えるのかより深く考え合う指導をしていきたいと思います。
これまでに5つの学年の道徳授業を紹介してきました。教科の学習と同じところ(学習課題を元に考える力、自らの体験や価値観を根拠にした対話力、友だちの考えを取り入れながら考えをまとめる力)もあり、違うところ(矛盾した考えを整理する力)もあることも改めて気付かされました。
参観授業の中では、子供から出てきた矛盾した考えをどう生かす(まとめるではなく)のか、立ち止まった授業もありました。私は、それだけ、須田小の子供たちが次のステップ(高い思考力)の入り口に来ていると感じました。
もう1学年の授業後、須田小の道徳授業(よりよく生きていくための思考力を高める学習)のスタイルの試案を「かたち」にしていきたいと考えています。
今日は、人権に関わる道徳授業が、1年生でありました。
◆【1年生】1時間目 資料「おおかみさんがひっこしてきた」
テーマは『判断に困った時、どうしますか? 見た目それとも…。』
◎子供たちの迷い
ひっこしてきたばかりの面識のないオオカミが開くパーティーと、くまのビデオ視聴会のお誘いを受けた、リス・きつね・たぬき、見た目で判断するきつね、迷うたぬきとリス。1年生の子供たちも、最初は物(ケーキやビデオ)で判断して意見は真っ二つに分かれたが、「おおかみは動物を食べる」「昔から悪い」「くまは優しそう」と、全員が「くま派」になってしまいました。
しかし、「(みんなが知っているこわいオオカミと同じで)このおおかみも悪いとわかるの?」の教師からの返しに、「分からない」「引っ越してきたばかりでよく分からないのに、見た目で決めるのは悪い」など、一転「おおかみ擁護派」に全員が変わります。
◎子供がゲットしたもの
この続きを考えている子供がいました。「見た目できめるのはいけないけど、(やっぱりこわいから)おおかみさんの家にはいけない。で、どうする? きつねやうさぎの話だけでなく、他の人からも話を聞いてみる」なるほど! それでも、よくわからなかったら? ……。この子は、思考(見た目で判断しない)と行動(行くか行かないか)を繋ぐための「考える道具」として、「他の人の考えも聞く(多様性)」とゲットしていました。他にも多様な行動判断があると思います。そのことが、見た目で判断しないという思考判断力をより強めると感じました。
今年も全校でヒヤシンスの栽培が始まりました。茶色のコートの中にある純白のヒヤシンスの球根たち。根から力強く水を吸い上げながら、春を目指して力を蓄えています。中には、待ち切れんばかりに、緑の角のような芽を伸ばす球根の見られます。
2月の須童朝会まで育てられ、これまでお世話になった方々に贈られます。大きな花が咲くように、今は「身体づくり」に取り組んでいます。
さあ、大変です。トイレの便器についていたう○こ。男たちはおおさわぎ。ところが、そこを掃除しているみつるさん。しかし、いつしか周りの子供たちの中からみつるさんに対して「きたない」という言葉が…。
4年生の道徳授業(人権教育、同和教育)を行いました。資料に「このままではいけない…」を使って目的に迫りました。
◆子供は小説家です。~だれがトイレを汚したか
資料を読んだ子供は、それぞれ違うストーリーを作り上げていました。
・Aさん:
【まさるさん】は、自分が汚したのに、みつるさんに、なすりつけている。みつるさんは偉い!
・Bさん:
【ほかの誰か】は、自分で汚したのに、そのままにしている。みつるさんは偉い!
【みつるさん】「(みんなの使うトイレを)汚したから悪い」等。
・Cさん:
【周りの友だち】は事実を確かめずにうわさをしたので悪い。みつるさんにひどいことを言っている。
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◆道徳の「教科化」で、何が変わる?
他の教科の学習と同じように、1時間の終わりに、「これがわかった。こうしよう。」という解答(納得した解答)をゲットする。
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◆今日の授業で、子供が考えていたことは?
「何がいけない? どうすればいいのか?」を考え導き出した解答は、2つ。
①みつるさんが汚したか確かめずに、うわさを流したり飛びついたりしていること【論理的な思考力】
②みつるさんに、ひどい言葉を投げつけていること【情理的な判断力(義:フェアプレー精神)】
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◆子供は哲学者です。~ 何を大事にするかで判断が変わる!
4年生は、条件設定(みつるさんが汚したのか、他の人のか、まさるさんか)によって、②についての受け止め方を、実にたくさんしていました。
「汚したみつるさんも悪い」(丁寧に使うという規則違反)→「わざとでなければよい」→「誰でも失敗する、どんな場合でも悪くない」まで。どれが道徳的にみて高いのでしょうか。
比べてみると、子供の判断基準-「心のものさし」-の幅の大きさに驚かされます。
子供の考えを整理して、子供自身が道徳性の高まりを実感できる授業づくりを目指していきたいと思います。