◆新:須田小図書室の基本コンセプト◆
①非常時におけるスムーズな避難ルートの確保
・現在の机、椅子、書架の配置の「迷路」状態を改善し、すっきりした避難動線が生まれる配置にする。
②冷暖房の効率化のための機密性の確保
・平成29年度中に、冷房設備が設置されることから、避難経路の確保も考慮した出入り口を中央にする。
その際、①のことも十分考慮し、スムーズな避難が可能になるよう、図書室内の動線を工夫する。
なお、現在の2ヶ所の扉部分の窓部分からの採光が遮られないようにする。中央入口からの明かり取りを工夫することにより、より明るい図書室に改善できる。
③読みたい本に手が届くための蔵書管理
蔵書を、「自然・社会と私ゾーン」(理科や社会科、図鑑、辞典など)と「あなたと私ゾーン」(文学教材)、「お話の部屋ゾーン」(絵本)の3種類に分ける。その上で、子供たちの実態や学習での活用状況を考慮して、3F図書室に置く蔵書を厳選する。このことで、どんな本がどこあるかイメージしやすくする。また、①の観点からも、背の高い書架の上の部分には、図書をできるだけ置かないようにする。
なお、それ以外の蔵書は、2F書庫に保管し、いつでも閲覧できる状態にする。
④絨毯コーナー(6畳程度、厚めの発砲ウレタンの上に既製品の絨毯を敷く)、座卓コーナー(一部書架を集めのベニア板で補強)を、設置し、本に親しむ雰囲気を作る。
なお、いずれの部分も、学期毎の衛生管理を徹底する(消毒、選択、交換)。
◆今後の予定◆
以上、①から④までのハード(施設)面でのコンセプトを、新学期早々に教職員で検討し、4月22日(土)のPTA総会の際に、提案する。
作業は5月13日(土)のPTA奉仕作業で行う。すでにPTA四役及び新役員の皆様方に提案済み。
大量の書籍や書架の移動、座卓コーナーの木工作業などが必要となるため、当日の作業がスムーズに実施されるよう、書架毎に、どの本をどの階のどの書架に移動するのか、整理作業を勧めている。
書架のペンキ塗り、シンボル(仮:松の木オブジェ)、図書室出入り口の装飾等は、5月の作業日以降、計画的に実施する。
◆頂いた御意見◆
・現在は、本がぎっしり本棚につまっている印象がある。
→本の顔とも言うべき「表紙」を見ることができるような、ディスプレーを工夫する。
図書室の他に書庫(2F集会室)を設置し、分散管理でスペースの確保をする。
・出入り口を中央にする案に賛成です。図書室は、入った瞬間の「わくわく感」が大事だと思います。
図書室に入った時に、全体を俯瞰できる中央口をメインの出入り口がよいのでは?
→現在の味気ない扉も改善できるといいです。
・書架の転倒や避難経路の確保のため、通路3つを全て開放した方がよい。
→災害発生時の問題点
①書架の転倒(書籍の落下)→ 転倒防止金具による安全性を高める。
頭上からの書籍落下を防ぐため、書架の上の段には、図書は
置かないようにする。
②避難口の確保 → 地震発生による扉の変形で扉が開放できないリスクがある。
量(扉の数を増やす)と質(扉の材質を変える)の面から検討。
・シンボルをつけた方がいいと思います。
・須田小学校らしいシンボル的なものがあった方がいいと思います
→須田小=松の学校の 松の木のオブジェみたいなものがあってもおもしろいですね!
図書室中央の座卓コーナーにあたりに考えてみたいです。
【追記】代官山にあるBird daikanyamaという所で見たことがあるんですが、木っ端を継ぎ足して作った
ツリーがとても印象的でした。
写真;https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/12540645_1502199216753833_1182605196030876541_n.jpg?oh=af3150af4e23b76c1d49f6dbff12ae96&oe=592B87B5
・絨毯の面積を広げて、机・椅子以外のところでも読書できるようにしてはどうか。
→毛羽がたたないものを探しています。衛生面を考えてのことです。
と考えると、…むしろ安い家庭用のカーペットがいいかもしれませんね。
そのまま(四角)使うと簡単ですね。前向きに検討します。
・中央にある「座卓」ってなんですか?
→腰掛けて本が読めるスペースです。高さが約40センチくらいになるかと思います。
・部屋の色が茶色っぽくて暗い感じなので、明るい色にしてはどうでしょうか
→ 加茂図書館の職員の方からも言われました。本棚の塗り替えなら手伝って頂けるかも。
・「半円の絨毯」って?
→ 絵本の読み聞かせをするコーナーです。椅子より座って聞いたほうが雰囲気が出ます。
市販のカーペットを半円に切り、下にウレタンマットみたいなものを敷いてはと考えています。
・具体的なアイデアはありませんが、実際の様子をアップして教えてください。
→ ありがとうございます。こういう応援メールが元気がでます。まだ、青写真ですので、
進捗状況をお伝えする中で、アイデアを頂けるとありがたいです。
・本が窮屈においています。もっと手に取りやすいように並べ替えては?
→ 本の顔(表紙)が見えるように置くためには、現在の配置にお仕方を大きく変えなければ
なりません。本棚の数の関係もあるので、3階=図書室 2階=書庫(第2図書室)として
本の置き場所を工夫します。
★毎年しているPTA奉仕作業の中に入れて頂きたく、前日行われた役員会でもお願いさせていただきました。
・新しい本をたくさんそろえてほしい。
→ 加茂市図書館にある本も定期的に貸し出していただいたりして、子供たちが少しでも本を読む習慣を付けるよう工夫しています。
ただ、図書室の目的が、「本を読むところ、貸し借りするところ」から「新しい考えのヒントを得るところ」に変わってきています。「心をゆったりくつろぐ場所」や「落ち着いて考える場所」の雰囲気づくりにシフトしていきたいと考えています。
・いつ作業をするのですか。
→ 本格的な作業は、来年度5月のPTA奉仕作業の際に実施したいと考えています。5/13予定
◆ご意見はこちらから 【終了】※ありがとうございました。
※期間 平成29年2月16日(木)~3月31日(金)