まだ、「花壇」レベルの状況ですが、コース面がしまったら、表面にチップをかぶせていきたいと思います。
天気曇天なれど、人並み多し。
本日、育友会の環境整備作業を無事進めることができました。子供、保護者、教職員合わせて約90名の参加者による、グラウンド脇の側溝内の土上げ、遊具と道路に挟まれたスペースへのサーキットコースの整備を中心とした作業をいたしました。
90名による1時間の作業量は、別の見方をすれば、1人が90時間(1日1時間として約3ケ月間)もの作業をしたことになります。「協働」という言葉があります。一つの目的に向かって一人一人が協力して働いた本日の作業を、明日からの子供たちの体力向上にも確実につなげていきます。
本日は、ありがとうございました。
今週土曜日に実施予定の育友会奉仕作業では、子供たちの体力向上への一つのチャレンジとしての「サーキットコース(第1期)」整備に、ご協力いただきありがとうございます。今回は、約40m(整備箇所の約7%)のコースづくりをします。 サーキットコース
さて、ちょうど1年間、育友会奉仕作業では、図書室の書架移動等の環境整備作業をしていただきました。本当にありがとうございました。「環境が子供を変える」通り、子供たちの読書量は、前々年度比で約2倍の1万冊超えをしました。今年度は、「読みたい本のところへ脚を運びやすい」をテーマに、より丁寧な図書ディスプレイを工夫していきます。具体的には、図書表示の工夫(どんな種類の本がどこにあるか分かるように表示)、昨年度6年生が制作した廊下オブジェへの「おすすめ本」の可動式掲示コーナー設置、加茂図書館所蔵の図書の有効活用です。
つまり、「たくさん読む」とともに、「よりふかく読む」ことも大切していきます。
今日の3時間目に、避難訓練を実施しました。想定は、火災から避難です。
昔から、「地震・雷・火事・おやじ」という、「怖い」もののたとえがありますが、火災は自然災害と比べ、一人一人の努力で未然防止や拡大を抑えることができます。今回の避難訓練を通して、その幾つかのポイントを学ぶことができました。火災の煙から身を守るためのハンカチ、姿勢等々。高学年は入学してから訓練を重ねてきたものですが、真剣に消防署の方の説明に耳を傾けていました。
今年度最初の大会となるSASUGADAカップ(須田小ドッジボール大会)を、運動会練習開始前のニッチ(隙間)な期間を使って、急遽計画しました。そのためか、参加チームは2チーム(5年と6年)と、大会史上最小参加となりました。
そこで、試合ルールを少し変更して実施しました。前半・後半を1セットとして、最初に2セットを先取したチームの勝ちとしました。バレーボールのようなイメージです。
結果は、2セット先取をした6年生チームの優勝です。ボールの勢いとコントロールに勝る6年生相手に、必死に向かっていく5年生もよかったです。また、毎回のペナントを作っての応援も素敵でした。
次回は、準備期間(選手養成・参加勧誘)を十分とり、6月を予定しています。
今年度の運動会は、5月26日(土)です。運動会で、精一杯のパフォーマンスが発揮できるように、体力向上の取り組みが始まりました。
取組内容の柱は、次の2つです。
①「走る」を中心に、体育の時間の運動量の確保です。徒競走は50m、80m、100m。リレーも50m、00mと短距離を中心に、瞬発力を高めるトレーニングをいています。また、リレーではバトン渡しの際の声かけ等、子供間の協働関係づくりも大切にしています。
②よりよい生活習慣が、健やかな体づくりに繋がります。今年も、「元気アップ週間」を実施し、帰宅後の時間の上手な使い方(時間編集力)の向上のための指導を行います。具体的には、就寝前の「お風呂」「夕食」の間の時間に、「読書」「家庭学習」「メデイア」を位置づける工夫をします。
連休明けの5月7日(月)から11日(月)の一週間を、「今の生活習慣はどうなっているか」を振り返る期間にしたいと思います。ご協力をお願いします。
※関係文書は、5月7日(月)に配布します。尚、この取組は須田小中学校共通です。
夜歯磨きと就寝時刻 → http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/cgi/diary.cgi?no=750
生活習慣『 3兄弟 』 → http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/cgi/diary.cgi?no=457
お休み明けの全校朝会は大変です。いっぱい遊んで充実したお休みを満喫した成果-眠そうな目、猫背気味な背中-は、ステージの上から見ると、すぐ分かります。
こんな時こそ、身体を動かし、頭を回転させることが必要です。じゃんけんが一番いいです。
じゃんけんには、人と関わる際の大切な要素が詰まっています。
最初に、私と同じじゃんけんの「手」を出す、「まねっこ・じゃんけん」をしました。私と同じ「手」を出すだけですが、よく見ていないとうまくいかない子供もたくさんいました。
次は、私の「手」に勝つ「手」を出す、「ふつう・じゃんけん」です。これは、私の「手」から判断して、勝つ「手」を出します。勝てば、自然に子供たちの口から歓声が出てきます。
さて、最後は、私の「手」に負ける「手」を出す、「さすがだ・じゃんけん」です。相手のことを考えたじゃんけんだからです。「ふつう・じゃんけん」も相手のことを考えますが、「悩む」(負けたくないけど、常に同じ人が勝ち続けたら、そもそもだれもじゃんけんをしなくなる)瞬間があります。同じ「考える」でも、普段から鍛えておかないと難しいと思います。ですから、なかなかできない子供の姿も見られます。でも、必要な力です。
民間校長としてかつて東京都杉並区立和田中学校に勤められた藤原和博さんが、負けを認める生き方とは、「(お互いの)違いを認め合った上で、共通のゴールを目指すこと」(「負ける力」 ポプラ新書 2013)と述べられているように、結果的に豊かな人間関係を生み出すことに繫がります。
今日はお天気が良く、子供たちと約束したサッカーゴールの設置をしました。サッカーをしている子供たちは、連敗をストップさせたアルビレック新潟の選手に乗り移っていると思います。子供のサッカーボール(他のボール運動でも同じですが)の動きを見ると、縦方向が多いです。横や斜めが少ないです。「おれがおれが」の気持ちも大事ですが、「つながらないボール」は得点に結び付きません。勝負に勝つためには、「負ける力」も大切です。このことは授業でも言えることです。
では、授業中、どんなことをすれば、みんなの考えがどんどん繋がって、結果的に「深い学び」にっていくのでしょうか。
全校の子供たちに、今日一日授業をしながら考えてほしい、と投げかけました。答え合わせは、明日の朝です。
後半の連休明けの月曜日には、2ヶ月ぶりのドッジボール大会(SASUGADAカップ)をします。今回は、どんなゲームを創っていくか楽しみです。
第7回SASUGADAカップ(須田小ドッジボール大会)を、連休と運動会の間隙をねらって実施します。
◆日 時 平成30年5月7日(月)13:10~(お昼休み)
◆会 場 須田小学校 体育館(ステージ側)
◆その他 応援は自由です。
5月の学校だより 主な内容
・児童めあて作文 2年生以上の作文
・いいね 須田小(4月の主な行事)
・本年度の外国語担当の紹介 ※紙版のみ
・須童会(委員長、副委員長、学級委員名) ※紙版のみ
本日の学習参観並びに育友会総会にお越しいただき、ありがとうございました。のべ70人の参加かと思います。
国語(1,2、3年)、算数(4,5年)、道徳(6年)の授業を参観していただきました。
今年の須田小教育のめあては、「対話のある学びづくり」です。教師と子供、子供と子供、教師と保護者、そして…。あらゆる関係の中で、スマイル(笑顔)のある対話トークができる関係作りです。
まず、毎日の授業の中で使われている言葉の中身を見直した授業改善に取り組んでいます。
ところで、授業中に教師が使う言葉の働きは、主に以下の4種類にまとめられます。
・指示(~しましょう)
・説明(~です)
・質問(何ですか、どこですか、だれですか、いつですか、なぜですか、どのれくらいですか等の5W1H)
・発問(質問と似た言い方ですが、質問の答えが1つであるのに対して、発問の答えは1つではありません。だから、子供の頭がフル回転し、対話が始まり、広く深く考え始めます)
質問をすることは簡単です。でも、そこから、子供が熱中して考え出す発問に到達することが、本年度の授業改善の本丸です。
今日の参観授業中の子供たちの様子をみて、素晴らしい発見をしました。 それは、
須田小の子供たちの「つっこみ力」です。子供たちの口から出てくる「えっ?」「ちがうよ」「なんで?」等々は、教師や他の子供が言った言葉に対しての「返し」、質問の一種ですが、「軽いぼけ・つっこみ」です。そう、漫才の重要な要素です。
確かに、「発問」は事前に教師が準備しておくものです。しかし、教師からの「質問」の繰り返しから、「理詰め」で出てくる「発問」だけでなく、「質問」から「ぼけ・つっこみ」から「発問」につながるかたちも大事と感じました。
教師と子供の間の「ぼけ・つっこみ」が1回きりで終わるのではなく、授業のねらいに繫がるような「方向性のあるぼけ・つっこみ」が必要です。まずは、教師が「ぼけ」ることが発火点になります。
例えば、国語の教科書の一部を違う読み方をしたら…。これは、よく使われる手法です。もちろん「ぼけ」とは言いませんが…。
あの有名な昔話「桃太郎」に出てくる動物の家来を言えますか?(質問)。正解は「いぬ、さる、きじ」です。ここで、「とらを入れた方が強くていいのでは?」(ぼけ)「なんで、とらより弱いいぬなのか」(つっこみ)。「昔は日本にはいなかったのでは?」「とらは他の2匹より強すぎて協力し合えない」など(ぼけ・つっこみの連続)から、「桃太郎に出てくる家来は、鬼より強いのか?」(発問)につながります。
ところで、対話の内容をグレードアップするために、「いぬ」年、「さる」年、「きじ(とり)」年、「とら」年生まれと、「十二支」に繋げて聞いていきます。(指示)
ここで、教師の出場です。あの十二支の並び(時計の形の)で整理してみると、物語の構成を考えた上の登場人物であることが、面白いことに見えてきます。どうぞ、考えてみてください。さらに、敵(鬼)の風貌(虎のパンツ、牛の角)との位置関係も入れてくると、もう「今までの昔話 桃太郎」への見方ががらりと変わると思います。(広く深い学び)