今日の午後、中学年と高学年の子供たちを対象に、科学研究の進め方についての「科学教室」がありました。講師は、加茂市理科センターの土田先生です。
実際に、実験道具を作り(条件を変えて)比べた結果から、法則性を導き出す面白さを体験することができました。高学年は、凧の糸を付ける場所や足の長さと飛び方の変化を、中学年は、同じ大きさの紙の形を変えた時の地面に落ちるまでの時間の変化を実験しました。
今日2時間目、全校で避難訓練(不審者対応)を行いました。子供たちが学習している教室に不審者が入って来たという想定での訓練です。加茂警察署員2名からも避難に様子を見ていただき指導を受けました。
自分の身を、「いつでも」「どこでも」「一人でも」守るために、普段から出来ることについて、次のような話をしました。
①不審者が教室に入ってくるというのは「日常」ではありません。ですから、怖くてパニックになります。でも、普段から教室で「落ちついて」学習する雰囲気があったら、異常にすぐ気付くことができます。
②不審者は、学校だけで、行き帰りや普段の生活の中でも出会う可能性があります。ですから、危険を感じたら、「はっきりと」周りに聞こえる声で助けを求めることが大事です。普段の授業でも、相手に自分の声を「はっきりと」伝えることをがんばりしょう。
以上の2つのことができても100%安全とはいえません。しかし、とっさの安全な行動ができる人は普段から2つのことが来ている人です。
第14回プリントコミュニケーションひろば(益財団法人理想教育財団)において、須田小学校の学校便り「須田っ子」が、優良賞(部門別)をいただきました。
今後は、丁寧・迅速に学校教育情報をお伝えすると共に、家庭や地域との情報の双方向性を大切にしてまいります。家庭や地域からのご意見ご感想からニーズをより正確につかみ、記事に生かしたり生の声を載せたりすることにも挑戦していきます。
午後、須田小中学校児童生徒が須田小学校に集まり、「安全マップ確認」活動をしました。
加茂警察署須田駐在所員から、「身近な」生活場面での安全確保の方法について講話をしていただきました。
その後、小中児童生徒が地区ごとに分かれ、普段生活で使っている「身近な」場面を例に、安全確保の方法について考え合いました。
各地区内から幾つかの地点を選び、写真を見ながら、「どんな危険が考えられるか」「どうすれば安全か」に絞って話し合いをしました。出てきた意見は、付箋に整理され、校区の安全マップ作成の資料となります。
いよいよ水泳授業が始まります。体育主任から、水泳授業に関わる約束の外、各学年代表児童から、水泳授業のめあて発表がありました。
今年から、水泳授業のめあてには、「25m泳げるようになる」などの個人目標と、学級全員が達成できるための集団目標を入れることにしました。例年、水泳授業をしている際、それぞれの子供たちが、練習に夢中になると、ついつい大きな声を出すこともあり、全体への指示や説明が通りにくい場面もありました。
そこで、今年からは、自分個人の目標達成のためにも、仲間全体でがんばるめあても立てることにしました。
1年生の代表児童からは、「いままでより大きなプールなので、先生のお話をよく聞いて泳ぎたいです」という発表がありました。4年生からは、「安全な水泳授業のために、準備体操をしっかりする」などの発表がありました。
本日、中越教育事務所の指導主事を招聘した道徳授業研修会がありました。隣接校ということで須田中学校からも多数の参加がありました。授業を公開したのは、5年1組成田学級の子供たちです。
「ロレンゾの友達」という教材文を使って、思春期に当たる高学年児童の「友達観」を広げることを意図した授業です。と言うのも、子供たちにとって、友達とは「困った時~してくれる存在」「一緒に遊んだり協力したり励まし合ったりする存在」です。
ただ、これは、「何でもかんでも一方的にしてもうらう(してあげる)」だれか友達が言ったからなんでも一緒にやる」につながり易いです。
ここに焦点を当て、「友達のこれからのこと」を考えて「波風が立つ」行為をすることも、相手を「信頼」し「友情」にあたること、子供たちが友達と話し合ったり、ミニ劇(役割演技)をしたりしながら、少しずつ、自分自身の心を「探検」しながら学び合う授業でした。
「心」という言葉は漠然としていますが、いろいろな「顔」をもっています。
・感情としての心 … うれしくて笑う、顔で笑って心で泣く等、単純なものから複雑なものまで。
・器官としての心 … 「心を育む」「心を鍛える」等、心を存在するものとして意識
・「裏」としての心… 心=「うら」という読み方があるように、風の音を聞いた時「なんとなく」感じる
【出典】「ダンゴムシに心はあるか」(森山徹著 PHPサイエンスワールド新書 2011 p32ー36)
これでも「漠然さ」が残る「心」。今回の授業を通して、なおさら、子供のいろいろな面をじっくり見て受け止め理解していくことが、大人に求められていると思いました。たった1回の言動を取り上げて「決めつける」のではなく、長い視野で見つめる努力をして参ります。
本日午前中、全校で「体力テスト」を実施しました。
ここで、「体力」と書きましたが、体力にも2種類あります。防衛体力と行動体力です。
◆防衛体力 … 環境の変化(気温の変化や湿気など)や状況の変化(躓いた等)への適応力です。例えば、「同じ寒さ寒さなのに風邪をひかない」「躓いた時さっと手を出して地面からの衝撃を弱める」など、自分の身体を「防衛」するための体力です。
◆行動体力 … 筋力や瞬発力、持久力、柔軟性など、運動をする上で必要な体力です。「体力テスト」は、この行動体力を計測します。
小学校の段階では、「巧みさ」、つまり、手足の使い方、バランスのとれた身体の動かし方、ボールや道具を扱う感覚などを、楽しむことが大切であると言われています。
さて、今日計測した「反復横跳び」「上体起こし」「立ち幅跳び」は、巧みさに大きく関係していますし、「長座体前屈」は柔軟性を測定することからも「防衛体力」にも影響してきます。
◆年齢別の平均 → http://www.mext.go.jp/component/b_menu/houdou/__icsFiles/afieldfile/2009/10/13/1285568_1.pdf
◆体力データを入力すると、結果がグラフ化されるサイトへ →
https://www.recreation.or.jp/kodomo/check_up/radar-input.html