ユリの花の花粉は、よーく見ると表面にマスクメロンのような網目がたくさんあります。形はラグビーボールのような形でした。
↑ 100倍 ↑400倍 ↑等身大
おにぎりのような形をした、ツツジの花粉。
5本の細長いおしべの黒い先に、ほんの少し白い部分があります。
ここをのぞいてみると、たくさんの白い三角の形をした花粉がびっしりついていました。
横には、4年生の男子が、理科の学習で気温を調べていました。ついで近くに咲いているマーガレットの花弁占いをしていました。
でも、どの花も同じ枚数じゃないの?
ピッタっと止まったしまった
(一緒に調べると、20枚)
全部同じなら、花占いにならないのでは?
止まってしまった。
ちょっと花粉から離れて、花弁の枚数を調べてみようと思います。
花粉について学習するのは、5年生の理科です。しかも習うのは、アサガオ、へちま のみです。
折角、まわりの果樹園で囲まれている須田小の子供です。せめて、梨、桃、梅、林檎くらいは知ってほしいと思います。
春先から、校地内に咲く花の花粉を顕微鏡で撮影してきました。なかなか鮮明に撮影できないと思っていましたが、世の中広いです。花粉専門に研究している学者がいるんです。
とっても厚い(5センチ)「日本花粉図鑑」から、子供が知っている花粉の電子顕微鏡写真を広い集めて、久しぶりの「さすがだノート」に付けたしました。
答えは、学校で…。
↑4月と5月の粟ヶ岳の姿(近景・遠景)
一日じゅう天気がよく、運動会に向けて練習も進んでいます。
遠く粟ヶ岳を望むと、この1月の間に山の雪化粧も変わっていました。
水分補給のための水筒・汗のしまつのためのタオルの準備をお願いします。
職員玄関先に、たくさんの牡丹の花が入ったバケツが置いてありました。白、黄、ピンク、深紅の4色の牡丹です。地域の方(更科さん)からいただきました。ありがとうございました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」女性の美しさを例えた中にある牡丹の花、「花の王」といわれるだけあって、豪華です。校長室と職員玄関に飾らせていただきました。
悪い癖で、昼休み校長室に来た2年生と4年生の子供から花粉をとってもらい顕微鏡で見てもらい、写真撮影をしてみました。当たり前ですが、梨、リンゴとも違う形でした。
子どもたちから花粉を集めてもらっています。なかなか難しいのですが、セロテープで花の中をツンツンしてもらい、顕微鏡にセット。
上の写真は、チューリップの花粉です。見た目は黒色、厚みがあるのかピントが合わずはっきり見えません。
400倍の画像です。
昨日に続き、須田の花粉についてです。いただいた花から花粉を取り、顕微鏡写真をとりました。
桃だけ、花粉の形がちがっていました。あとのバラの仲間の果物の花粉は似ていました。
でも、ナシだけ、自分と同じ種類の花粉を嫌うのか? りんごはいいのに? と疑問が残りました。
放課後、校長室前の梨の花粉を顕微鏡で見ていた6年生に、「桃の花粉はないかな」といったところ、10分後、「おじいちゃんが桃はおわったから」と、リンゴの花を枝ごともってきてくれました。リンゴの花の実物をこんなに間近でみるのは初めてです。
リンゴの花粉は、あしたの「さすがで」で紹介します。
あと一つの花は? 明日調べてみます。
気になっていた 校長室の窓から見える梨畑。花粉付けをしている方がいたので、早速お話を聞きに行きました。
この畑は、すべて洋梨で、今は、幸水と豊水の花粉を付けているとのことでした。
花粉付けは、気温が15度くらいがよい。風が吹く日は、花粉付けには不向きだそうです。だから、「風なし」ともいわれるそうです。
付けている花粉をいただき、理科室の顕微鏡をもってきて、デジカメで撮影しました。光の量を調節すると、洋梨、というより、幸水か豊水の花粉は、ラグビーボールのような形で、金色にすき通って輝いていました(Pearl)。
今日は、加茂市のALTのエマさんがちょうど来られていたので、教えていただきました。
梨(洋梨)は Pear たとえば、ルレクチェですね。
日本の梨 は Japanese pear
でも、エマさんに、Chinese pear(中国梨)といったら不思議そうな表情をされました。見たことないですもんね。