毎月1回の全校朝会の日でした。特に、各学期の初回と最後の全校朝会では、学年1名の「めあて発表」をします。(1年生は1学期の終業式がデビューです)
「ドリルを計画的にする」などの個人目標から、「優しくする」などのような、人との関わり方に目を向けたものまで、学年が上がるに連れて様々な目標が出てきました。詳しくは次回の学校だよりで紹介したいと思います。
★ ぴっかり光る「めあて作文」って ★
ところで、5人の発表の中に、「何のため」のめあてなのかも入れた発表がありました。なんでもないようなことのように思われるかもしれません。しかし、今まで数多くの、いわゆる「めあて作文」を聞いてきましたが、実に4回目でした。
1回目は、三条市内の学校で、「粘り強よい自分になるために、〇〇を~」という発表。
2回目は、見附市内の学校で、「誰とでも仲良く付き合う学級にするために、〇〇を~」という発表。
3回目は、昨年度、加茂の須田小で、4回目は、本日の発表でした。
★ 「何のため」に「何」をするのかを発表できることは、高い思考力 ★
というのは、「何を」は具体的な例ですし、「何のために」は、それらを整理したもの(抽象的)だからです。
現在、新学習指導要領の改訂が行われています。その中で「考える力」が重視されています。例えば、今回の例のように「物事を具体的、抽象的に考える力」を鍛えることが大切になってきます。
今日、須田小の体育館で見付けた、素晴らしい「思考力の芽」を、大きく育てていきたいと思います。
尚、昨年度9月から全校で取り組んでいる、須田小の対話スキル(思考スキル)は、右のリストの中から、「お話GO」をご覧ください。http://www.ginzado.ne.jp/~sudasyo/go.pdf
本年度は、さらに「書く力」も含む、須田小らしい「考える力」の具体的なスキルを子供たちに指導していきます。