白菜の漬け物
平成十六年二月二十三日
@ 雪に会った白菜の漬け物はおいしい
1.雪と白菜のご縁
2.雪、適当な温度や湿度で甘みが増す
梅は寒苦を経て清香を発す
3.マイナスからプラスに
4.その甘みは白菜自身の中にある
5.苦労したとはひと言も言わない
A 準 備
春だ、庭の小枝にやさしいふくらみが見える。
それは寒風に吹かれ、雪に埋(うづ)もれていた頃からの準備である。
人間は事が迫ってから大騒ぎをする。人間一生の大事はいつ来るかわからぬ。
一歩一歩を確実に。
新津市田家
久昌寺・中野 睦宗