天 候 曇り後快晴 行 程 坂巻温泉−上高地−明神−徳沢−横尾−一ノ俣−槍沢ロッジ−水俣乗越分岐 −殺生ヒュッテ(宿泊)−槍岳山荘−槍ヶ岳−(往復) 参加メンバー 河野、長野、三巻。 三十日夜三条を出発。高速を利用し坂巻温泉に22時30分に着く。テントを張り23時30分頃寝袋で寝る。 途中の駐車場は満車であった。 三十一日は朝4時頃起床。テントをたたみ、タクシーで上高地バスターミナルに5時20分頃着く。軽く朝食を とり、5時30分に出発。すぐに河童橋、休まずに梓川左側の歩道を明神へ、徳沢、横尾と予定通り歩き、途中明 神で朝食(カレー)を食べる。横尾を過ぎ槍見河原を通って一ノ俣の橋を渡り、すぐに二の俣の吊り橋に着く。傾 斜が増してきた道を歩き槍沢の水流脇に出てひと登りすると槍沢ロッジに着く。そこからも樹林の登りが続きしば らく登ればババ平に着く。そこに石積みの小屋がある。その後も槍沢の急登が続きしばらくして水俣乗越への分岐 点に着く。ここから大曲りと呼ばれる槍沢が左に曲がるところを過ぎると上部は開けてくる。(氷河公園から)左 上に滝が見える。なおもお花畑をジグザグに登りモーレン(堆石堤)の上に出る。 ここからは槍ヶ岳の鋭い三角形が雲で見えない。その後雪渓を三ヶ所登って左側の岩道を行く。坊主岩小屋(文 政11年-1828-7月20日に槍ヶ岳開山した播髀辮lゆかりの岩屋)を過ぎガラガラの岩道を登ればもうすぐ殺生 ヒュッテだ。ヒュッテには午後3時着。槍ヶ岳は雲(ガス)で見えず、とりあえずヒュッテでビールを飲む。その 後ガスが切れ槍ヶ岳と槍岳山荘が見えた。 夕食時、登山途中に出会った若い女性二人と話を交わす。宿は午後8時消灯。明日の天気は午前は快晴の予報で 期待して早めに寝た。 一日午前4時起床。4時30分出発。ライトの灯りを頼りに槍岳山荘前広場には5時10分に着く。すぐに山頂 を目指す。岩の登りであるが要所には梯子、クサリがあり比較的簡単に登ることができた。頂に韓国人の観光登山 客が多数いた。 朝暘の山頂からの穂高連峰、双六岳、黒部五郎岳、薬師岳、後立山等の景色が素晴らしい。山頂の祠を背景に記 念写真を撮る。すぐに下山し、殺生ヒュッテに6時20分に着く。朝食をとり7時10分にヒュッテを出発。下山 は登りと同じコースで予定通り17時にバスターミナルに着いた。下山途中では韓国からの観光登山客と多くすれ 違った。その後バスで坂巻温泉へ行き入浴。午後10時30分帰宅。 (記録 長野 実=三条合気道会会員)