新潟県央会三条合気道会の歴史は、昭和35年中央大学合気道部の三条合宿において野水俊介(現副会
長・当時4年在学)と故高橋清司氏との出会いから始まりました。翌36年、野水の卒業を機に二人で合
気道の稽古を三条柔道クラブの厚意で柔道場の一角を借りて行いました。同年秋に同士を募り会を発足、
平成13年には設立40周年を迎えました。
会の発展とともに燕市在住の会員を中心に燕合気道会を設立、その後吉田合気道会も設立、この三団体
で合気道新潟県央会を立ち上げ活動、平成20年には新発田佐々木合気道会が加わって現在四団体で組織
し互いに連携して活動しています。
また県央会として、明治神宮至誠館名誉館長田中茂穂先生を師範に、中央大学合気道部総監督・千葉県
合気道友志館主宰(兼師範)椎津信一先生を専任師範にお迎えしスタート。現在は主として椎津先生にご
指導いただいて研鑽に励んでおります。
当会には小学生から70歳代までの方々が一緒に稽古を行っており、各自が自分のペースで無理せず楽
しく朗らかに身を守る術、また健康法としての合気道を目指し、初心者は基本技を、有段者は流派にこだ
わらず各自に合った技を、岩本理事長野村理事を中心に稽古を行っています。楽しさの中にも礼節を尊び、
武道としての厳しさを追求し、生活の中にその心を取り入れたいと願っています。また当会では市民を対
象に初心者教室を開いています。毎年野水・前田両副会長を中心とし、有段者が一丸となり、十名前後の
参加者に半年間合気道を体験し、親しんでいただいております。見学、無料体験は月・木の練習日に三条
市体育文化センター二階柔道場へ是非おいで下さい。
三条合気道会のあゆみ
昭和35年 7月 中央大学合気道部が中央公民館に於いて合宿。故高橋清司が当時大学四年生の野水俊
介(現副会長)との出会いによりこの合宿に参加、指導を受ける。
昭和36年 4月 野水の大学卒業により高橋と二人で合気道の練習を三条柔道クラブの好意で柔道場の
片隅を借りて行う。
昭和36年 秋 有志を募り県内初の団体を発足。会長に当時市体育協会会長の故小林浩氏を戴き、第
一回演武会を開催する。
会員12名、演武者は野水、高橋、阿部隆、相田和恵。
昭和37年 8月 全日本学生合気道連盟(中央大学、東京大学、拓殖大学、専修大学、明治学院大学)
一行30名と合同演武
会開催。三条は野水、高橋、阿部、森口省吾、藤田弘毅等を含む16名が参加。
昭和38年 9月 燕市在住会員の藤田、浅井晃、田中日出夫等により燕合気道会発足の希望あり。会長
に故水沢嘉明氏を戴き
発足。
昭和39年 8月 柏崎警察署道場に於いて初の三条・燕合同合宿を行う。
昭和40年 長岡市合気会大村浩章師範との出会いにより長岡市合気会と交流。
昭和57年10月 創立20周年演武大会開催。参加12団体。加茂市の坂上勝師範との出会いにより富
木合気道招道館と交流。
昭和60年 新潟合気会巻道場の五十嵐光一師範(現県合気道連盟理事長)との出会いにより現在
の県連盟加盟団体と交流。
平成 2年 5月 県合気道連盟結成により加盟。同時に県体育協会に加盟。
平成 3年 1月 合気道本部道場創建60周年及び合気会財団法人認可50周年記念祝賀会参列(於京
王プラザホテル)。
平成 3年 9月 創立30周年演武大会開催。参加12団体。
平成 4年 9月 燕合気道会水沢会長、三条・燕合気道会会員と田中日出夫の尽力により吉田合気道会
発足。
平成 5年 3月 椎津信一師範に依る第一回上級者強化練習を行う。
平成 5年10月 明治神宮武道場至誠館開設20周年記念祝賀会参列(於明治神宮)
平成11年12月 三条・燕・吉田の3団体で合気道新潟県央会を結成。
平成12年 7月 県連盟創立10周年演武大会と祝賀会を当市で開催。植芝守央植芝本部道場3代目道
主を招聘。
平成13年10月 創立40周年演武大会開催。参加16団体。
平成21年 7月 田中茂穂師範叙勲受賞を祝う会参列。
平成21年 9月 合気道新潟県央会に佐々木合気道会(新発田市)が参加。
平成22年11月 県連盟創立20周年演武大会及び祝賀会に参加。
平成23年11月 三条合気道会創立50周年記念演武大会及び祝賀会開催。
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