各種表彰の後、校長講話を行いました。今年度最後の話です。テーマは「本・読書の力」でした。
まず、校長のお気に入りの本を2冊紹介しました。その1冊は、「山のいのち」です。立松和平さんの作品です。図書室にもあります。6年生の教科書には「海のいのち」が教材になっているのですが、「海のいのち」の前に世に出た作品です。生きることにさえ元気を失っていた少年が、田舎の祖父と動物たちの命とふれ合う中で、自分の力をよみがえらせていくお話です。少し酷なシーンもあるのですが、皆さんにも読んでいただきたい作品です。各学年の教科書にもすてきな物語や説明的文章が載っているので、こちらも読んでみてはいかがでしょう。
女優の芦田愛菜さんの本(読書)好きは有名な話です。小学校時代、年間300冊は読んでいたとか。彼女の言葉によれば、「本は私を成長させてくれました」とのこと。これからもずっとずーっと本(読書)を好きでいてほしいと思います。