残念ながら、ここには載せられませんので、後日配付する学校だよりをご覧ください。

 言いたいことは、次の内容です(以下、話の流れと概要)。
➀困難な時代に生き抜く力になるのは、「笑顔」「笑い」だと、この前話したこと。
➁もう一つあり、それは「自己肯定感」を高めることだということ。
➂ところが、日本の若者は、世界的に低いことが分かってきていること。
➃自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのだろうか。
➄そのポイントの1つめは「人と比較するのではなく、前の自分と比べ成長を確認する」こと。そのポイントの2つめは「どんな自分であっても自分を好きになる(自分の味方をする)」こと。
➅自己肯定感を高めるには、おうちの人(保護者・家族・大人)の協力が必要である。
*結果でなく結果までの経緯(努力)を認めてください。1位や満点(100点)は結果であって、1位や満点を目指そうと努力した姿を評価してほしいのです。明石家さんまさんは「満点は星空だけでいい」と話されたそうです。
*どんなあなたでもここにいるだけですばらしいと日々伝えてください。きょうだいや周囲の友達と比べるのはやめましょう。
*大好きだというメッセージを送り続けてください。時には抱きしめることもいいでしょう。

 低学年には少し難しい内容ですが、できるだけ分かりやすい言葉で話そうと思います。自己肯定感の高低は小学校入学時には概ね決まっているそうです。でも、諦めずに、家庭・学校・地域の力で石川の子どもの自己肯定感を高めていくよう、大人から頑張ってみましょう。
 ただ、大人の私たち自身の、この記事を書いている私も含め、読んでいただいている皆さんお一人お一人の自己肯定感が低くては十分な指導・声掛けができません。私も、あなたも、まずは大人が自己肯定感を高めていきましょう。自己肯定感が高い人は、笑顔(でいること)が多いような気がします。