大蔵山 |
864m |
2008年2月9日 |
タイム | AM8:15いずみの里(15分)登山口(2時間30分)山頂 |
天気晴朗なれど・・・・候
爺、明日も江戸や大阪に雪が降る予報だぞ。越後の予報は今年なって珍しく晴れマ-ク私をお山につれていって。 | |
姫、本来ならば米山の下牧コ-スのゴジラ君に愛に行くべきでござるが予報は午後から下り坂ゆえ大蔵山から菅名岳どっぱら清水経由の縦走にするでござる。 | |
爺、あい解かった。 | |
姫、それでは明日の朝6時30分にてお籠を手配しておくでござる。 |
姫、爺にとっては今年初めての初の日の出でござる今日は青い空と新雪がたのしめるでござるよ。 | |
爺、白山の脇からあがって来るんだ。 | |
姫、さようでござるなありがたいことでござる拍手を打つでござる。 |
姫、3籠だけでござるな思ったより籠がすくないでござるな今日のような天気は狙い目でござるのにちとあてが外れたでござるな。 | |
爺、大丈夫、爺のとろい歩くでは後からいつものように追い越されるからさあ出発出発。 | |
姫、さようでござるなそれでは参るとするでござる。 |
爺、こんな夫婦ブナなんてあったか。 | |
姫、さようでござるな爺が以前登った時は無かったような気がするでござる。 | |
爺、ほら後からお二人が登ってきたよ。爺がぱちりやっている間に先に行ってもらおう。 | |
姫、さようでござるなそれは良策かと。 |
爺、の大好きなブナ大門だろ。 | |
姫、さようでござるこの大蔵山で一番大好きなブナでござる。 |
爺、いいね青い空白い雪。 | |
姫、さようでござるなこれからが大蔵山のすばらしい雪の華の乱舞が今日は見られるはずでござる。 | |
爺、わくわくしてきたぞ先を急ごう。 |
爺、7合目からのこの強風はいったどうなっておるのじゃ。 | |
姫、さようでござるな先行のみなさんはワカンをつけているでござる。 | |
爺、私たちもワカンを付けよ。 | |
姫、さようでござるなこれでは長靴だけではあるけないでござるな。 |
爺、なんかおかしくない爺のわかんの付け方。 | |
姫、まあ今年最初でござるあまり固いことはいいでござる手が悴んでよく締まらないのでござる後日微調整するでござる。 | |
爺、まあいいかいい加減な爺だから。 |
爺、でも下をみれば青い空と白い雪で最高なのにね。 | |
姫、だから山はわからないのでござる。 | |
爺、ワカンをつけている間にご夫婦が坪足で追い越していったけど。 | |
姫、無理でしょうこの谷からの強風で轍が直に見えなくなるでござる。 |
爺、悪戦苦闘って感じだね。 | |
姫、さようでござるここはワカンでなければ登れないでござる。 | |
爺、それにしてもすさまじい風で姫は飛ばされそう。 | |
姫、爺もでござる。こんな時メタボの方がうらやましいでござる。 |
爺、だめだね変わってあげよう。 | |
姫、さようでござるな爺たちが轍をつけてやるでござる。 | |
爺、でもよくこんな時にぱちりなどやってレンズは大丈夫なのか。 | |
姫、もうぱちりしては拭きぱちりしては拭きでなんとか。 |
爺、あれお一人下山してきたよ。強風で道が解からなくなると怖いので戻ってきたらしいよ。 | |
姫、さようでござるか。しかしここまできたからにはなんとしても山頂までは登るでござるいまだこの時間ではまだまだ登ってくるはず、なんとかなるでござる。 | |
爺、大丈夫か。 | |
姫、お任せあれ。 |
爺、少し風が弱まると素晴らしい青空や雪の舞がみえれね。 | |
姫、さようでござるなこの謎の強風さえなければもっとたくさんの雪の華の乱舞をおみせどきるのでござるが。 | |
爺、縦走はやめよ。 | |
姫、さようでござるなこんな状態ではやめるしかないでござるな。 |
爺、飛ばされそうだぞしっかり枝につかまってと爺ほぱちりしな。 | |
姫、爺も必死似て体勢を低くしてぱちりでござる。 | |
爺、やったねそれにしても凄い風、姫は小屋の脇で風をよけながら休憩しているから爺はぱちりぱちりしていな。 | |
姫、さようでござるかそれではか細い体が強風にとばされないようにと。 |
姫、どうされたのでござる小屋の前で休憩しなくて。 | |
爺、爺が飛ばされないようにつかまってやるよ。 | |
姫、それはかたづけないでござるがどうかされたのでござるか。 | |
爺、なんでもないよ。 |
姫、すこしズ-ムにてきょうあたりの粟ヶ岳は登る人がいるのでござるかな白山もこんな強風が吹いているのでござるか。 |
姫、五頭連峰もはっきりと姿をあらわしているでござるおおっと突風が。 | |
爺、体勢を低く。 | |
姫、かたづけないでござる。 |
爺、あれは二王子岳そして杁差岳。 | |
姫、さようでござるなきっと。 |
爺、尖がった山は北股岳だろう。 | |
姫、さようでござる。 |
爺、大日岳はあの小山の影でみえないぞ。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、実は相談なんだけどまだ山頂付近は轍は完全にきえていないし〜〜〜〜天気も最高だし〜〜〜〜〜風さえ気おつければいけるとこまで行きたいんだけど。 | |
姫、実は爺も今考えていたのでござるきっと誰か登ってくるはずここからは細尾根歩きゆえ道を間違えることもないのではと。 | |
爺、そうしようそれでは小屋の陰で休憩してからにしよう。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、それでは参るぞ。 | |
姫、かしこまりました決して無理はしないようにするでござる。 | |
爺、承知の助だよ。 | |
姫、それにつけても絶景でござるな。 |
爺、あの右の頂までいってみよう。あそこからなら大日岳も見えるんじゃないのか。 | |
姫、さようでござるな。トレ-スは無くなりかけているでござるが大丈夫でござる。 |
爺、黄色のヤッケの君が戻ってきたよ。 | |
姫、どうしたのかお聞きするでござる。 |
爺、彼いわく先頭は空身のスノ-シュ−若者だって。彼は2番手らしいよ彼はワカンなので痩せ尾根を越えて菅名岳まで行く体力がないのでひきかえしてきたらしいよ。 | |
姫、さようでござるかあの強靭そうな若者も勇気ある撤退でござるな。 | |
爺、どうするせっかくここまできたんだからもうすこし先まで行って見ないか。 | |
姫、さようでござるな今の若者のトレ-スもあるはずでござるゆえ。 |
爺、もうすこしだね。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、すばらしい展望だけどあそこを歩いていくのか姫はここまででいいぞ。 | |
姫、さようでござるな。風さえなければすばらしい縦走ができるのでござるが残念でござる。しばらく絶景を堪能してから戻るでござる。 | |
爺、左から五頭山、鳴沢峰、菅名岳三五郎山かなそして遠くは飯豊連峰だね。 | |
姫、さようでござるなまさしく絶景でござる。 |
爺、あっという間にトレ-スがかき消されてしまうぞ。 | |
姫、それにしても、ものすごい強風でござるな。これで吹雪だったらぞっとするでござる。 |
爺、西大日岳、大日岳の雄姿と飯豊本山かな。 | |
姫、たぶんさようでござるな爺が登った鏡山なども解かる人は解かるのでござるが爺にはちと難しいでござるな。 |
爺、大日岳の雄姿も展望できたしそろそろ我々も引き返そう。 | |
姫、勇気ある撤退でござるな又の機会を狙うでござる。 | |
爺、今月末になればもう少し雪も天候も安定するしまだチャンスはあるよ。 | |
姫、さようでござるな。引き返すでござる。 |
爺、なんだか空模様が怪しくなってきたぞ早く帰らないととんでもないことに。 | |
姫、さようでござるな幾ら痩せ尾根でも吹雪では。、それにしても誰も登ってこないでござるな。 | |
爺、トレ-スは大丈夫か。 | |
姫、解かりませぬ。先ほどの若者のトレ-スだけが頼りでござる。 |
爺、ぱちりなんかいいから早く帰るぞ。 | |
姫、まあそうでござるが川内山魂を忘れていたでござる。 | |
爺、困った爺だ。 |
爺、おなじアングルでも青空でないとなんだか寂しいね。 | |
姫、さようでござるな。 | |
爺、大丈夫かトレ-スが所々消えているけど。 | |
姫、このような時爺のスキ−の色眼鏡が威力を発揮するのでござる。 |
姫、ここまで下ればもう大丈夫でござる暖かいコ-ヒ-などで暖を取っていくでござる。 | |
爺、ほんとかなんか心配だな。 | |
姫、大丈夫でござる。 |
爺、きたよ登山者がワカンはつけていなかったぞ姫も取りたいな。 | |
姫、さようでござるなワカンを取るでござる。 | |
爺、足がかる〜〜〜〜くなった。 | |
姫、さようでござるな轍もしかっりしているのでもう安心でござる。 |
爺、また先ほど登山者にあったけれど少し早すぎたのかな姫たちは。 | |
姫、そんなことはないでござるがまだ12時30分でござるな。 | |
爺、早くげざんして温泉でゆっくりすればいいじゃん。 | |
姫、さようでござるな。 |
爺、よかったねなんとか天気ももったし。 | |
姫、さようでござる。縦走はできなかったでござるがまあよしとするでござる。 | |
爺、そうそう勇気ある撤退だよさあ温泉温泉。 | |
姫、さようでござるな温泉にするでござる。 |