米 山 |
992m |
2008年1月27日 |
コ−ス | AM9:00大平コ−ス登山口(2時間30分)山頂 |
やさしい心に感謝にて候
爺、やっと行ってきたんだ。米山と聞いたからてっきり下牧コ-スかとおもっていたのに大平コ-スだったんだ。 | |
姫、さようでござる。2008年になってからまだ一度も山登りをしておらずストレス気味でござった。それゆえ更新もままならず、みなさんに忘れられてしまうのではないかという心配もあったのでござる。幸いに今日の天候では上越方面は午後から天候が回復ということなのででかけたのでござる。姫、下牧コ-スは馬鹿晴れの時に登るのに取って置くでござる。 | |
爺、それがいいな姫もゴジラさんにチョコをあげたいし。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、予報どおり今日は晴れそうな朝の米山さんでござった。 |
姫、ところが籠場に着く頃には雪が降り出したのでござる。そして3台しか籠がなくとりあえず雪が止むまで籠の中で待機していたのでござるがそのうちに男性が一人雪の中登っていったのでござる。また女性の単独者が来て雪の中登って行ったのでござる。爺はもう呆れるやら関心するやらで雪が止むまで待てばいいものとおもいながらお二人を見送ったのでござる。小1時間程してようやく雪も止み準備をしようと思っているとまた男性が一人着いたのでござるその男性も爺より先に登っていったのでござる。 | |
爺、またしてもらくちんなことを考えたんだ。 | |
姫、さようこのまま雪ならば八石山に変更しようと思っていたのでござる。また今年最初でもあり体力的に心配でござった。 |
姫、ところがでござるこの男性はなぜか歩きが遅く爺が追いついてしまったのでござる。そして所々立ち止まってはカメラを取り出し撮影をするのでござる。まあ爺には好都合でござった。この際男性はどんなアングルを狙うのかを参考にさせてもらうことにしたのでござる。 | |
爺、爺より頻繁に撮るのか。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、むずかしいでござるなほんとうのやさしい心とは。 | |
爺、ほんと偽りのない本当のやさしい心とは?だね。 |
姫、そんな男性でも爺は追い抜くことはできなかったのでござる。やはり一月のブランクは大きかったのでござる。 | |
爺、それはそうだろ足慣らしもしなかったらしいじゃん。 | |
姫、左様天候も悪かったゆえ。 |
姫、ここでもパチリパチリでござる。 |
姫、ようやく中間の展望広場で先ほどの男性に追いついたのでござる。これだけの写真を撮るからには山のサイトかブログを公開しているのではないかと何処からか尋ねると川口町からということでござった。爺は確信したのでござるこの方は間違いなく爺がリンクを貼らせてもらっているあの方と。 | |
爺、川口町といえば解かったそれは魚沼のカモシカさん。 | |
姫、さようでござるいつもカモシカのようにかろやかに山々を駆け巡っておられるあの健脚の持ち主でござる。 |
姫、さすがカモシカさん。お先にと言ってかろやかに登っていったのでござる。 |
姫、細尾根の下りを終えるとこのコ-スのハイライトであるぶな林でござる。 | |
爺、墨絵の世界もいいけどやっぱり青空が好き。 | |
姫、それは爺とておなじことを思うのでござる。 |
姫、いよいよなぶな林にはいったのでござるがカモシカさんのお姿はなかったのでござる。 | |
爺、爺のペ-スが遅すぎなんだろ。 | |
姫、さようでござる。 |
姫、しかしやはりおりました。カモシカさんはしきりにパチリパチリぶな林を連射の如く撮影していたのでござる。 |
姫、そんなカモシカさんに追いつくかとおもったのでござるがここが一番苦しくカモシカさんよりもゆっくりゆっくり登らなければならなかったのでござる。 |
姫、ぶな林でカモシカさんとパチリパチリとやっているとなんと籠場で雪のなか登っていった女性がもう下山してきたのでござる。他に男性が3人ばかりも下山していったのでござる。 |
姫、カモシカさんは少し登ってはぱちりぱちり爺も少し登ってはぱちりとこのぶな林が画像の大半をしめていたのでござるが帰ってがっくりでござった。 | |
爺、いつものことだから気にしない方がいいよ。 | |
姫、それはさておきぶな林は思っていたより雪が少なく登りやすかったでござる。 |
姫、ぶな林を過ぎ後は山頂を目指すのでござるがカモシカさんはまたしてもかろやかに登っていったのでござる。 |
姫、ようやくかもしかさんの姿みつけたのでござるがまたしてもぱちりぱちりでござった。 |
姫、雲の中を歩いていたのでござるがほんの一瞬雲が晴れ山頂の小屋が見えてきたのでござる。 |
姫、そして振り向くと日本海が微かに見えたのでござるがまたすぐに雲に遮られてしまったのでござる。 |
姫、ようやく山頂に着き小屋の中に入るとカモシカさんしか居なかったのでござる爺はまずかもしかさんのお名前を確認したのでござる。するとやはり確信どおり「晴耕雨読」の管理人さんだったのでござる。お互いに食事を食べながら爺はかもしかさんにいろいろな山のお話を聞いたのでござる。いろんな会話のなかで爺は冬の坂戸山に興味がある事を話したのでござる。 | |
爺、そんな爺のたわ言を聞いて早速翌日に登ってきてくれたんだ。 | |
姫、さようでござるまさかと翌日にはと思っていなかったので感激したでござる。ところで食事中は他には誰も登ってこなかったのでござる。小一時間して下山することにしたのでござるが小屋の外に出てみる天候は雪になっておりと登ってきたトレ−スがもう消えかかっていたのでござる。その時おもったのでござる爺一人でなくよかったと。 |
姫、健脚のカモシカさんにはトロイ爺など構わず下山してくださいとお願いしたのでござるが爺と一緒に下山してくれたのでござる。 | |
爺、頼りない爺が心配だったんだよきっとこんな天候だから。 | |
姫、さようでござるな。 |
姫、帰りもぶな林でお互いにぱちりぱちりとやりながら下山していったのでござる。その後もとろい爺のペ−スにあわせていただきいろいろな山のお話などお聞きしながら下山したのでござる。そして、下山後の温泉までとろい爺にあわせてもらったのでござる。 | |
爺、今年も最初の山行からカモシカさんにお世話になったんだ。かもしかさんはやさしい方でよかったな。爺は感謝しなければ。 | |
姫、さようでござる今年最初の山行は天候はいまいちだったでござるがカモシカさんのおかげでたのしい山行ができたのでござる。一ヶ月ぶりの山行で体はあちこち痛いのでござるが心地よい気分と痛みに酔っているでござる。 |