粟ヶ岳 |
1292m |
2007年1月21日 |
「粟薬師様に遭遇の巻」
コ−ス | 三条市下田村からの粟ヶ岳 |
旧登山口AM9:00(20分)新登山口1合目(1時間30分)粟薬師(1時間30分)7合目(3時間)旧登山口 | |
タイム | 登り3時間と20分/下り3時間 |
爺またとない快晴の朝早く出かけるはずがこんな時間になって大丈夫なの。 | |
姫もうしわけないでござる。爺の籠の調子が悪くこんな遅い時間になってしまったでござる。爺の籠も15年も乗っておりますとあちこち爺と一緒でガタがきておるのでござる。それにしても素晴らしい青空と粟ヶ岳でござるな。 |
姫籠場には誰もいませんな。しかしこれだけの轍があるということは昨日は大勢のかたが登られたはずトレ−スはしっかりとのこっているでござる。 | |
爺ほんとだいじょうぶ????。 |
姫そのまえにこちらの看板を読んでから行きましょう。薬師尾根の難所は牛ヶ背のナイフエッジでござる。まあ今日はそこまでいけるかどうか。目安は登り3時間までがタイムリミットでござる。いけるところまで行きましょう。 | |
爺らくちんコ−スの袴腰山でもいいよ。 | |
姫せっかく快晴のこんな日は少しでも粟殿のお近くまで行きたいでござる。袴腰山はいつでもいけるでござる粟殿は今日を逃すと今シ−ズンはもういけなくなるかもしれません。 | |
爺わかったよ。粟薬師様に合えるといいね。 |
爺時間がもったい早く行かないの。 | |
姫見てくだされ粟殿のこの雄姿を。朝日に輝いておるでござる。 |
爺やっぱりこちらの袴腰山にしない。 | |
姫だめでござる粟殿がよんでおるでござる。 |
爺はやく。 | |
姫まあもう一枚。 |
姫こちらが本来の籠場でござる。ここからが1合目でござるな。 | |
爺わかった早くいこう。 |
姫このへつり道も気に掛かっていたのでござるが問題なしでござるな。これも今年の小雪のおかげでござるな。 | |
爺みるからに雪崩がおきそうでいやらしい所だね。 |
姫これが猿飛滝でござる。 | |
爺わかった早く行こう。 |
姫ここからが本当の登山でござるそれにしても馬鹿晴れとはこのようなことを言うのでござろうか。 | |
爺みたいなアホ晴れだね。 |
姫この大きなぶなの木は樹齢400年だそうでござる。 | |
爺なかなかいい(~_~)してるじゃん。 |
姫3合目でござるトレ−スがしっかりしており快適に高度をかせげるでござるな。 | |
爺ほんと昨日は大勢登ったんだ。 |
姫4合目でござるなんとスキ−のあとがでてきたでござるな。そしてトレースのうえから滑りトレ−スが台無しでござるこれからが急登になるというのに。 | |
爺ほんとさきほどとは大違い。歩きずらくて大変。爺思ったより時間がかかりそう。 | |
姫さようでござる。困ったことでござる。 |
姫それにしてもアホ晴れでござるな。しかし天気晴朗なれど足進まずござる。 | |
爺ほんとあほスキ−ヤ−め!!!。 |
姫今年は守門岳の大雪庇もかわいいでござるな |
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爺ほんと今年はいったいどうなるんだろう。 |
姫ようやく水場でござる。ここの水場から粟薬師様をすぎ「ぶなの小道までのブナ林が大好きでござる。 | |
爺の大好な古木は無い感じだけど若ぶなさんたちなんだ。 |
姫新緑、紅葉とすばらしいでござるよ。 |
姫いかがでござる。 | |
爺なかなかすてきなぶなさんたちだね。 |
姫ようやく粟薬師様でござる大分時間がオ−バ−しておりますのでお参りをして先に進みましょう。 | |
爺わかったよ粟薬師様どうか素敵な粟殿が拝めますように。 |
姫分岐点でござる袴腰山からこちらまで登山道ができております。 | |
爺それじゃ先ほどの籠場からの周回コ−スになっているんだ。晩秋に歩いてみたいコ−スだね。 |
姫ようやく尾根にでたでござるここからは展望が開けてくるでござるよ。ここでワカンをつけるでござるスキ−の轍が2本になりますますトレ−スがめちゃめちゃでござる。 | |
爺しょうがないね。あほ晴れ雪割三山もくっきりそして日本海までも見えて最高なんだけど。 |
姫。 | |
爺ラッセルラッセルがんばって。 |
姫加茂コ−スの粟庭のお頭と粟ヶ岳ヒュッテがみえてきたでござる。 | |
爺ストップストップ!!一番右側の斜面になにか人影が見えない?。 |
姫おお〜〜これはこれは粟薬師様でござるな。 | |
爺だろうなんか見えたんだよ。 |
爺でも粟薬師様ってだんごっ鼻なんだね。 | |
姫もう少し小声で話さないと聞こえるかもしれませんぞ。 |
爺粟殿が見えてきたよ。 | |
姫さようでござるな。でもタイムリミットも近くなってきております。 |
爺粟庭のお頭に誰かいるよズ−ムじゃ。 | |
姫いかがでござる。でもタイムリミットも近くなってきております。 |
爺粟ヶ岳ヒュッテに向ってあんなに大勢登っているよズ−ムじゅあ。 | |
姫いかがでござる。でもタイムリミットも近くなってきております。 |
姫時間がありませぬ。せめてあの右側の頂を越えないと粟殿のお姿は拝めないでござる。 | |
爺らっせるらせえる。 |
姫鎖場と6合目の天狗の水場でござるがみなさん水場は通らずダイレクトに尾根に登っているでござるな。 | |
爺ほんとだね。 |
姫いかがでござる今までラッセルしてきたコ−スがみえるでござる。 | |
爺ほんとよくわかるわ。 |
爺らっせるらっせる!!。 | |
姫あいあいさ〜〜〜。 |
爺らっせるらっせる!!美味しそう。 | |
姫お戯れされたいお気持ちはわかりますが、ここは我慢してくだされ。タイムリミットの12時がせまっております。 |
爺見えてきたよ粟殿の揃い踏みだよ。北峰、中峰、山頂とそして、粟殿はりっぱなお髭と凛々しいお鼻をお持ちなんだ。加茂コ−スからでは粟殿のお姿はみれないね爺もっとず-む。 | |
姫さようでござるな元気がでてきたでござるらっせるらっせる。 |
姫さようでござるな何と凛々しいお姿なのでござろうか。 |
爺。 | |
姫らっせるらっせるくるしいでござる。 |
爺自然は時として人間には厳しいけれどほんの一瞬ひと時とても素敵な贈り物をくださるね 。 |
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姫さようでござるなしかしまろやかな流れトレビアン〜〜〜。 |
爺なんかおかしくない先ほどまであったスキ−のシュプ-ルが無くなったよ。 | |
姫さようでござるなきっとここから引き返したのでござろう。これからがほんとのラッセルでござるでも時間は足りませぬ。 |
爺もうすこしがんばれないの男でしょ。 | |
姫さようでござるが足が上がらないのでござる。それでもいますこしらっせるらっせる。 |
爺きょうの粟殿は飛行機雲とのコラボだねらっせるらっせる。 | |
姫さようでござるな。 |
爺どうしたの急に止まったりして。 | |
姫ここままラッセルしてきたでござるがこの先にいっても中途半端なところでタイムアウトでござる。あの手前の頂が8合目でござるがこのあたりが限界かとここまでと致しましょうだいたい7合目くらいではないかと思われます。 | |
すぎてしまったことはしょうがないけどあと2時間早く登っていればな。 | |
姫さようでござる後悔先に立たずでござるお昼は30分でござる。 |
爺粟殿はやっぱり凛々しいね。 | |
姫さようでござるな。ここからの眺めが正解でござる。 |
爺なんだか地平線が傾いているんだけど。 | |
姫はは。ちと燗娘さん2本で酔って候。 |
爺加茂コ−スの人たちは北峰を右に巻いて中峰にむかっているよ。 | |
姫北峰の頂までは結構急登ゆえにわかるでござるな。 |
爺山頂はさぞかし大勢の人たちで賑わっているんだろうね。 | |
こんな日にタイムアウトとは残念でござる |
爺でもちょっこっといってみないほんお先まで。 | |
姫ほんの先まででござるよ。 |
爺だめだねやっぱりさっきの所が一番なんだ。 | |
姫さようでござるなひきかえすでござる。 |
爺残念だね。 | |
姫!!!。 |
爺ほんと残念。 | |
姫。 |
爺先ほどより粟殿の白さが増した感じ。 | |
姫さよう太陽がだんだん西にすすんできているでござるに先ほどとはまた違った輝きを粟殿はみせてくれるでござる。 |
姫そろそろ戻る時間でござる | |
粟殿残念だけどタイムアウトなのお元気で。 |
爺酔いもさめたようだね地平線もたいらになったみたいだし。 | |
姫なごりおしいでござるが帰りましょう。 |
粟殿また来るよ。 | |
姫もう一度お逢いしたいでござるな。 |
爺最後だね粟殿がはっきり確認できるのは。 | |
姫さようでござる。 |
爺あれ分岐点だよ粟薬師様にご挨拶はしたはずだけどまた間違って消去したな。 | |
姫ないんいでござるよ大当たりかも。 | |
アホ爺め |
爺お疲れさんでも夕陽に輝く粟殿を見てみたっかったね。 | |
姫さようでござるな。しかし今日は良しとしましょう次回はかならず頂に立ちたいと思うでござる。それでは温泉へまいりましょう。 |