菱ヶ岳から五頭山
(973m) (912m)

2004年11月6日

右の菱ヶ岳から左の五頭山までの縦走コ-ス

紅葉シーズンでもっともよい10月に我県を襲った新潟県中越地震で登山を控えていたが余震も少なくなってきたので震源地と離れた下越地方の菱ヶ岳から五頭山までの縦走を秋の陽だまりのなかハイキングにでかけた。

コース 菱ヶ岳内ノ沢登山口〜(90)〜笹清水〜(40)〜菱ヶ岳山頂〜
(100)〜五頭山一ノ峰〜(80)〜五頭山三の峰登山口〜(10)〜駐車場
タイム  縦走タイム5時間20分(休憩を含まない) 


内の沢登山口に着くとやはり俺みたいな我慢ができない輩がおり安心する。道路を隔てたところにも駐車場があり数台停まっていた。8時登山開始である
帰りはどんぐりの森からこの道路を下ってくれば駐車場に着くのでみなさんよく登るコ-スである。
登りはじめて20分程で村杉温泉の薬師堂から登るコ-スとの分岐点にでる。
こんなぶなくらいしかなく少しがっかりしながら登っている
登りはじめてから30分程で菱見平に着く。ここには山没霊供養塔がある。
登り始めて50分突然このような道路が出現した。何の目的でこんな道路を造ったのか自然破壊もいいところである。
そんな不愉快な思いを少しは周りの木々たちの紅葉が慰めてくれる。
登り始めて60分で展望が開ける広場にでるここは北山(632m)というらしい
正面に見える山が杉端というらしく登山道は一旦下っていく。
まもなくして道は左の曲がるが斜面を横切るため足元は良くなく小枝などで足を滑らさないようにしないといけない
こんな紅葉もあり
登り始めて90分ようやく水場の笹清水に到着する。さっそく飲んでみた。ここでの水場はありがたいかぎりである。
いままでの道中は急登はなく今回初の急登が待っていた。まさしく力水の笹清水を飲んで登る
急登を登りきり少しなだらかになったがまた直ぐに山頂前の急登を登る。
登り始めて2時間程で菱ヶ岳の山頂に着く。今日はここからがほんとの陽だまりハイキングの始まりである。10時10分出発である。
陽だまりハイクをして直ぐにまたしても水場がある。こんどは桂清水である。どんな水場か見たかったが先を急ぐためパスした。
こんな紅葉もあり
こんな紅葉もあり


五頭山まではなが〜〜〜い道のりである

与平峰
ここは裏五頭山の登山口である三川村へ向うコ-スとの分岐点である
菱ヶ岳から40分程すると菱ヶ岳から五頭山に向うこのコ-スで一番景観が優れている箇所に着く。天気は快晴になりますます陽だまりハイクになってきた。五頭山の一ノ峰が見えるここで昼食にした。
昼食を食べていると初老の男性が来て同じく昼食を食べ始めた。聞けばこの菱ヶ岳〜五頭山のコ-スではかならず景観が良いここで昼食を摂るらしい。またあの地震の翌日10/24にもこのコ-スを登ったが誰とも会わなかったとの事(元気な人である)

陽だまりハイキング絶好調である


五頭山の一ノ峰が手に取るようなな近さまで来て最後の急登にかかる。
ここにも力水の竜神清水がある。
急登もあと少しである。汗がにじんできた暑い。
一ノ峰手前の広場である。俺と初老の男性が昼食を摂っているときに追い越していった人たちが休憩をしていた。
ようやく一の峰である。菱ヶ岳から昼食タイムを引いてちょうど一時間と40分である。
避難小屋がある分岐点右が五ノ峰
左が三ノ峰経由どんぐりの森方面である。ここで間違ってもさほど問題ではないが。
三ノ峰である。
これからはただひたすらどんぐりの森を目指して下るのみ。
そんな単調な下りを癒してくれたのは木々たちの紅葉した姿である。
このコ-スにもいい所に水場がある。登る人には有難い力水になるはず。
紅葉前線真っ盛りである。
綺麗



6合目




5合目




4合目


3合目



3合目




一ノ峰から80分三ノ峰登山口どんぐりの森に無事下山する。後は駐車場まで10分下りながら歩けばいい。
五頭山三ノ峰とスキ-場登山口のこの車の数はどうなっているのやら奥の駐車場も満車状態である。
みなさん余震も熊も関係なさそうで秋の陽だまりハイキングを楽しんでいた。


久しぶりの山歩きも天気にも恵まれまずまずの陽だまりハイキングができた。5時間20分も歩いたが疲れはない。このコ−スの一番のいい所は要所要所に必ず水場がある事である。如何なるときでもまずは水が一番大切な事を今回の地震でも報道されており山でも同じである。


下山後宝珠温泉で汗を流して帰る。