新保岳
(852m)

2004年5月9日

新潟ぶな林100選にも選ばれている素敵なぶな林でぶな林浴をしたくて登る。2003年に林道が延びていままでは2時間ほどかかったコースが1時間で山頂に登れるようになった。
しかし、今回はいままでの登山口から登っていく。


いままでの登山口より登り始めると新しい踏跡がありやはり俺と同じ考えの人もいるようだ。


       【一息平】
登り始めの急登でやはり今までのツケが出で苦しむ。しかし新緑の木々と登山道を歩いた時の土の感覚が足裏に蘇りなんともいえない心地よさである。



一息平を過ぎると松林のなかの急登である。この頃から体内の血液が躍動し始めた。デジカメを持つ手に躍動感が伝わってこれがまたなんともいえない快感である。


そんな快感を楽しんで登っていると突然目の前に新保岳スカイラインが姿を現わし、いままでの心地よさがいっぺんに吹き飛んでしまった。ここから右に180m下った所に新登山口がある。


駐車場には車が1台しかおらずその脇に案内板が設置されていた。山頂まで1時間と記されている。


新登山口


登り始めてまもなくロープのある最初で最後の急登がある。
その急登が終わる頃突然いままでの新緑とは違って眩いばかりの
鮮やかな若草色が目に飛び込んできた。
そしてぶなの大木がこれから始まるぶな林浴に俺とミノを歓迎してくれた。

まずは軽くぶなシャワーを浴びながら進むと新道と旧道の合流点があり
旧道は進入禁止になっていた。その後もぶなシャワーを浴びながら登っていくと
突然「白一点」」のタムシバが俺とミノを愉しませてくれる

見晴台からは晴れていれば粟島が見えるらしいがきょうはあいにくの曇り空で残念。
この後はどっぷりとぶな林浴にひたりまさに極楽至極のいい気分である


あ〜〜〜じょんのび。湯ったり。まったりいい気分
(^・^)(^・^)(^・^)(^・^)(^・^)(^・^)

じょんのび気分で歩いていると面白いぶながあり【大蛇ぶなさん】
なんてかってに名前をつけてあげたりしてぶな平でじょんのび、まったり。
湯ったり気分を満喫しながら歩いて、ぶな林浴も終わりにさしかかろうとした

その時

突然足元でガサガサと音がして何か黒いものがゆっくりと
動き出したではないか。珍客の登場である。もういままでのじょんのび気分
は一変して鳥肌状態になり瞬く間に湯冷めしてしまった。

勇気のある方はどうぞ


湯冷めした体には山頂手前の急登は苦しく
ようやく新保岳山頂に到着する。

帰りにもまた同じ場所で先ほどの珍客に遭遇しまたまたびっくり。


新保岳の花



帰りにも、どっぷりとぶな林浴につかりじょんのび気分を味わった。
今度は日本海側の桑川コースを歩いてみたいものである。
山頂近くにリボンとロープが張ってあり踏み跡があったコースかもしれない。