(2763m)
2003年7月26、27日
私の山仲間と術後初めての一泊登山である。
はたして、体は大丈夫だろうか、食事はどうなんだろうか
などと不安はあったがどちらもさほど問題は起きず
みんなと楽しい登山ができた。
コース |
中房温泉〜燕山荘〜燕岳 |
タイム |
標準タイムは燕山荘まで4時間らしいが我々は6時間ほどかけて登る。 |
新潟を朝の4時に出発し北陸道、上信越道、長野道と高速を走り
更科インターで下り中房温泉登山口に8時半に到着する。
すでに第一駐車場は満杯で仕方なく50mほど離れた第2駐車場に駐車。
天気もよく最高の登山日和になる予感。
実は彼女達3人にはこの尾根が北アルプスの3大急登の一つ
である事は知らせずに来た。しかし急登ではあるが多勢の人が
登っておりゆっくりなペースになってしまう為、急登を意識せず登れる。
そして、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチと
程よい所に休憩地があり快調に進む。
予定どうり3時間で合戦小屋に到着。
たっぷりと1時間の昼食タイムをとる。
ここの名物は一切れ800円の「すいか」
そのすいかを四つ割りにしてもらい食べたが
なかなか美味しいすいかだった。また、みなさん
すこしアルコールなども飲んでリラックスしました。
ガイドブックには合戦小屋から1時間位で燕山荘に到着できる
ようだが我々は花を撮ったりして2時間も過かってしまう。
受付を済ませ案内された部屋はなんと屋根裏であった。
なんなんだこの部屋は、部屋のなかでは立って歩けず、中腰
で移動しなければならない部屋であった。
他の予約客も不平不満だらけであった。いくら混みあっても
一畳に3人でもちゃんと立って移動できるほうがどんなにいいか。
受付からのすばらしい接客対応はなんだったのか?なぜか
冷ややかになってしまった。ここまでしなくてもと思うのは俺だけか。
6時から夕食であった。私には充分な食事量だがみなさんでは
少ないかもしれない夕食メニュー
(クリック拡大)
夕食後あれほどあったガスが無くなり晴れてきたので、急いで
外に飛び出し写真を撮りまくる。
(クリック拡大)
紅白のコマクサ
翌日の朝食時間と日の出時間が重なりゆっくり食べれなかった
ちなみに4時53分の写真。
記念撮影特設会場 |
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朝食後燕岳と北燕岳に登り帰る途中に雷鳥の親子が
表われる。なかなかどうしてカメラ目線も心得ており
たいしたものである。宿に戻りケーキセットを戴く。
実は今回の登山の愉しみはコマクサや景色ではなく
イルカに逢いたかったのである
槍がなんだこまくさがなんぼじゃ
おれが主役だと言わんばかりに朝日に吼えている
イルカです。
そしてもう一つは是非「イルカに乗ったおじさん」
の写真を撮りたかったが余りにも観客が多く
小心ものの私にはできなかった。
【登山道で咲いていた花さん】
【独り言】
いままでみたHPにもあの屋根裏部屋のことは出ておらず
みなさんすてきな山小屋だと書いてあったが?
後で聞けば定員600名に対し26日の宿泊数は400名との事
それならばなぜあの部屋の40名位はなんとかなったのではないか
と考えてしまう。そして部屋割りは早く宿に着いた順番らしく
それを聞かされると6時間もかけてきたので「運」が悪かった
とあきらめるしかないのかなと思ったりする。
でも山は写真でみたように素適な山でした。
そして今度は
「イルカにのったおじいさん」
の写真を是非撮りたいものだ。