術後2週間
ようやく食事が始まりました
術後8日 02年2月14日 初めてのお買い物 | |
7:30 | 2Fの売店まで新聞を買いにいきました。これがリハビリが終るまでの毎日の日課になりました。 |
8:30 | 血液検査と化膿止めの点滴です。(朝と夕方) |
11:30 | 熱37,7℃坐薬を入れてもらいました。今日はこれ以降熱もでず明日の朝まで穏やかな一日でした。
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術後9日 02年2月15日 今日より大部屋です | |
9:30 | 朝の化膿止めの点滴です。 |
10:30 | 大部屋に移動しました。4人部屋でAさん、Oさん、Nさんの3人 の方がいらっしゃいました。 |
13:30 | かあちゃんからシャンプーをしてもらい気持ちがいいです。 |
15:30 | 夕方の化膿止めの点滴 20:00 熱37,5℃ 水枕で冷す |
22:00 | 熱37,5℃ とうとうドレーンの痛みが増してきて我慢出来ず坐薬をお願いする。 |
夜中に急にNさんが家に帰ると大暴れしてナースさん達を困らせる。まるでテレビドラマを見ているような光景でした。それにしてもナースさんは大変です。 |
術後10日 02年2月16日 熱痛みもなく穏やかな一日 | |
9:00 | 朝の化膿止めの点滴 |
16:00 | 夕方の化膿止めの点滴 |
今日はミノも気分がいいのでしょうか熱も痛みもでずとても穏やかな一日でした。ビデオなど見たりして過しました。これからはこんな日がつづくといいのですが、 |
術後11日 02年2月17日 左肩痛の原因は | |
7:00 | 左肩痛が我慢出来ずナースさんに湿布薬を貼ってもらいました。私みたいに痩せている人は術後ドレーンが神経に触れて痛みが出るらしい |
9:00 | 朝の化膿止め点滴、そして採血 |
16:00 | 夕方の化膿止め点滴 |
19:30 | 熱38,0℃ ショックである。我慢出来ず坐薬を使用しました |
術後12日 02年2月18日 夕方から水分摂取です | |||
9:00 | 朝の化膿止め点滴とまたまた採血される。 | ||
15:00 | レントゲン室で造影剤を飲み残ったミノとの縫合箇所の検査をうける。何処も異常がなく安心しました。 |
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17:00 |
少しずつミノにお水を与えました。これで少しはいままで流した涙で乾いたミノの心も潤うのではないでしょうか。 |
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19:00 | 従姉妹のKさんがお花もって見舞いに来てくれました。彼女は3年前にがんセンターで胃の挙式をし今は元気に働いておりいろいろ参考になる事をたくさん教えてもらいました。 |
術後13日 02年2月19日 図書館まで散歩です | |
7:00 | 朝からお腹がゴロゴロ鳴っています、6日ぶりの排便です何も食べていないのにでるんですね、まさか昨日の水をお陰? |
9:00 | 今日はコップ2杯の水を一日かけて飲みます。 |
13:30 | かあちゃんから洗髪をしてもらいました5日ぶりです。気持ちがいいです。 |
14:00 | 5階から2階にあるあかね書房まで散歩です。売店の雑誌は少し飽きがきておりなにか面白い本がないか探してみました。 |
16:00 | 夕方の回診時に2日間熱や痛みもなく水分も取り始めているので 明日から待望の食事が始まるらしいです。やった”” |
術後14日 02年2月20日 MRSAに感染される | ||||
0:30 | 排便あり。ドレーンの痛みが左側から右側移る | |||
6:30 | また排便です。こめかみが痛みだしました.どうなっているのでしょうか |
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11:00 | 栄養士の方から食事指導がありました。よく噛んでゆっくり食べて下さいといわれました。 |
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12:00 | 待ちに待ったお食事タイムです。メニューは重湯、ジュース、みそスープです。ミノにゆっくりゆっくり食べてもらいました。みそスープがこんなにも美味しいとは、感激してしまいました |
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16:00 | 主治医のY先生から先日ドレーンマルチからとりだしたミノの涙の中からばい菌が発見された事を知らされました。(後で感染症によるMRSAメチシリン耐性黄色ブドウ球菌と知る)このばい菌が原因でミノが熱や痛みに苦しんだのでしょうか。 |
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18:00 | 夕食 重湯、みそスープ卵黄入り、 | |||
20:00 | 夜食 果物ジュース | |||
23:00 | ドレーンの痛み我慢できずとうとう坐薬を使いました75時間ぶりです。 |
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★MRSAとは | ||||
院内感染の代表的な細菌で近年よく耳にするようになりました。他にもセラチア菌、緑膿菌、結核菌、B型肝炎、エイズなどがあります。MRSAはほとんどの抗生物質が効かず、手術等で免疫力が低下した患者が感染し重症になると肺炎や敗血症で亡くなる危険がある。 ★ 感染経路は MRSAの多くは医師や看護士等の手指から感染する接触感染であり患者が自分で予防できるものではないらしいです。 ★ もしも感染したら すみやかにバンコマイシンやテイコプラニンといった特効薬で治療しなければならない。また患者や家族のみなさんからも手洗いとうがいの施行をしてもらう。(MRSAはのどに付くことがある) ★ 病院の院内感染防止策は @適切な手洗いを実践する。 A病室の中に消毒剤、手袋、ペーパータオルが設置されている B医療スタッフは病室では患者に不用意に触らないことと自分の顔に触れない(鼻の穴の皮膚に感染しやすい) C医師や看護士が腕時計や指輪を病室ではつけていない(これは菌がたまりやすいためであり、白衣は半袖が常識です。 D病室に絨毯をしいていない。などが代表的な防止策である |
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翌日から,MRSAとの戦いが2週間にわたり繰りろげられるとは夢にも思いませんでした。(尚、私が感染したMRSAの感染源は不明でありがんセンターで入院中に院内感染があったとは確認していません) |
次は術後3週間まで |