「履物」
履物に関してはいくつかの種類がある。
選びかたのポイントとしては、釣場の状況を考えてみる。
そこで、次の表にしてみた。
ネオプレ−ン ウエーダー |
ゴアテックス ウエーダー |
渓流タビ | ウエットスーツ | |
本流 | ○ | ○ | ○ | ○ |
支流 | ○ | ○ | ○ | |
源流 | ○ |
「ネオプレ−ンウエーダー」
これは、春先の本流向きで、まだ寒風が吹く頃には防寒も
兼ねるので、とても重宝している。
また、セーターなどを着込むので、サイズは「O体タイプ」の物が良いでしょう。
「ゴアテックスウエーダー」
これは年間を通じて使える、すぐれものです。
ただ、各社が販売してるので、どれを買うか迷ってしまいます。
選ぶポイントは透湿素材で、メーカーの使用結果の表示されている物が、
おすすめです。
只単に、何mm雨に耐えるとか 水圧 /cm とかで、購入するのは、
厳禁です。なぜなら、検査用素材のデーターだけで、フィールド結果でないから
です。できるだけ、クチコミ情報でも、かまわないのでフィールド情報をリサーチ
した方が良いです。
次にソールに関してです。
ソールの張替が、ワンタチでカンタン、それも良いですが、2年目で端の方に、
砂利、ゴミ、が詰まり、その下の基本部のマジックテープから剥げてしまいました。
基本部のマジックテープから剥げてしまいました。 | 砂利、ゴミ、が詰まり、その下の基本部のマジックテープが、つぶれてしまった。 |
いつ頃交換したら良いのだろう? もしかしたら、フィールドで使用しなければ、 交換可能なのだろうか? 砂利、砂、岩場での使用不可能なのだろうか? 画期的なソールだけに、教えてほしい。 |
|
もう、くっつかない!! いつ頃交換したら良いのだろう? |
しかし、どのウエーダーも水の浸透が激しく、どこからか浸透して来て、ガッポ、ガッポと音をたてます。
「結論」
結局、透湿素材で一番安い物を1〜2年で買い換えるのが一番良いようです。
「雨具」
これは、いま透湿素材で、たいへん優れた物が、数多く出回っています。
値段もリーズナブルで、しかもコンパクトに出来るタイプの物は、渓流釣りに
ピッタリです。
また、防寒着にもなり是非用意したいものです。
サイズの選び方は、一番大きい物を選びましょう。
なぜなら、ミッドレイヤーの上から着るので、それなりの大きさが必要です。
また、初夏前頃までは登山用のアウターレイヤーの方が丈夫で機能的に優れて
いるので、こちらを着る方が良いと思います。
「衣服」
ベースレイヤーは保温、速乾タイプを必ず使用してください。
アクティブウエアーは沢、以外なら別に気にしませんが、沢登りの場合は
保温、速乾の物を着てください。
と、言っても「それってどんなの?」と、お思いでしょう。
実はアクティブウエアーに、そんなのは無いのです。
そもそも、沢のような特殊環境でしかも、マイナーな所のウエアーの開発など
メーカーもしないのが現実なのでしょう。
以前「秀○○」から、エントラントaで造られた上下がありましたが、
1kmも歩かないうちに、体温上昇で歩けなくなったそうです。
ですから、代用品としては、「ベースレイヤーの長袖、股引き」を履いて、
そのうえに、ジャージや、ポリエステル、混紡の物などを着ると良いでしょう。
「帽子」
ようするに、かぶり物です。
これがとても重要でして、私は季節や場所によって使い分けます。
季節 | 春 | 初夏 | 夏 | 秋 |
本流 | ヘッドボンバー | 笠 | 笠 | 笠 |
支流 | ヘッドボンバー | ストローハット、 笠、キャップ。 |
ストローハット、 笠、キャップ。 |
ストローハット、 笠、キャップ。 |
なぜ、帽子が必要なのでしょう?
以前、友人と上流部へ釣りに行きました。
私は、いつもの竹笠です。
急に雨が降り出しました。
私達は頭上のエスケープルートを、たどることにしました。
すると友人がだんだん遅れます。近ずいてみて「ビックリ」
なんと、頭が滝になっていて、前が見えず歩くどころではなかったのでした。
それに体温低下で、ヘバッテ行きました。
どんな帽子でもいいから被るべきだと、つくづく思いました。
「ライト」
ヘッドランプ型とハンドライト型がありますが、どちらも一長一短で。
ヘッド型は首に下げて使います。
こうすると長時間していても頭痛がしません。
ハンド型は、ヒモで吊るして脇に担ぎます。
こうすると、両手が自由です。
見やすく歩きやすい光は、スポット光より、むしろワイド光です。
「刃物」
自分の使いやすい「刃物」が一番です。
私は、低機能アーミーナイフと、折りたたみノコギリを
使っています。
ものすごく、重宝してます。
「ライター」
百円ライターでいいので、ベストの中、雨具、ザック、等々そこらじゅうに、
入れておくべきです。
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