○道具編
○「釣り竿」
まず、釣り竿の選び方ですが。
出来るだけ、コンパクトに出来る物を選びましょう。
大きい川の中、下流域なら仕舞い寸法は、さほど気にしなくても
問題はありません。
しかし支流の川や沢では、ヤブこぎ、高巻きなど、結構ありますので出来るだけ、
ジャマにならないコンパクトサイズを、お勧めします。
目やすとしては。
エサ竿 | ||
仕舞い寸法 | 継 | 竿の長さ |
65cm前後 | 中継 | 8m前後 |
このタイプをお勧めします。
これだと、仕舞い寸法がちょっと長い、と思う方が多いと思いますが。
まあ、使ってみてください。
高巻き、ヤブこぎ、ぜんぜんジャマになりません。
予想外の大淵、滝壷、樂々攻略。断然釣果に差が出ます。
フライロッド | |
ルアーロッド | ||
ドライフライ | 5〜8フィ−ト | 渓流 | 5〜7フィ−ト | |
ウエット、ニンフ。 ストリーマー。 |
7〜13フィート | 本流、湖 | 7〜13フィート |
フライロッドには人それぞれ、かなりのこだわりがあります。
海外の有名ロッドなどは、目を疑うような値段です。
さて、このロッドはそもそも海外のチョークストリームで発展したロッドなので、
日本の渓流では、少し扱いずらい面もあります。
しかし、キャスティング、タイイング、ロッド、リール、ファッション、等々。
トータル的に、この貴族的要素の強いフィッシング、スタイルは、
ステータスシンボルにも成り得る、底知れない魅力を秘めている。
しかし!この一部連中は、フライフィッシング意外を認めようとしない傾向が強い!
その為にフライの品位を落としている。
ルアーロッドは近年目覚しい開発がありますが、
やはりまだまだ海外のロッドにはかないません。
しかし、パックロッドに関しては日本のロッドが良いようです。
このパックロッドは日本で発展した型なので、渓流でも使い勝手が良い。
ルアー竿のテレスコピック、ロッドはザイルワークにも、ジャマにならずとても
長宝している。
山岳渓流が多い日本なので当たり前なのかもしれません。
○「糸」
次に釣り糸ですが。
一般にエサ釣りの場合は、渓流釣り専門のラインを、使うと思いますが、
私はルアー釣りのラインを使っています。
そのわけは、ラインの操作性がとても良いことです。
ご存知の通り、ルアーラインは常に吸水、摩擦を繰り返してるわけです。
メーカーも、その対策に大変力を入れてるわけで、海水、淡水、共にすばらしい
ラインが実際、造られています。
それを利用しない手は、ないと思います。
ラインの太さは、人それぞれなので、
だいたいの表示を参考までに、表示します。
(メーカーにより差有り。)
日本 (号) |
ナイロン フロロカーボン |
0.6 | 0.8 | 1 | 1.2 | 1,5 | 2 |
日本 (号) |
mm | 0.128mm | 0.148mm | 0.165mm | 0.185mm | 0.205mm | 0.235mm |
海外 (lb)(453,59g) |
3lb | 4lb | 5lb | 6lb | 8lb | ||
ナイロン/径 | ナイロン | 0.128mm | 0.148mm | 0.165mm | 0.185mm | 0.205mm | 0.235mm |
フロロ/径 | フロロカーボン | 0.155mm | 0.175mm | 0.195mm | 0.215mm | 0.255mm | |
キログラム (K・G) |
|||||||
PEライン | ポリエチレン繊維の編み込み | 10lb(4.5kg) |
15lb(7kg) | 20lb(9kg) | |||
PEライン チタニウム |
ポリエチレン繊維の編み込み、チタンブレンド |
0.216mm 28lb |
|||||
ファイヤーライン | ケブラーライン コーティング |
20lb |
24lb |
||||
つまり、日本の1号では、ナイロンもフロロカーボンも同じ1号。
しかし、強度重視の海外では、4lbでもフロロカーボンが太い。
これを頭に入れておこう。
言うなれば、1号では、フロロカーボンは弱い事になる。
○「おもり」
おもりの使い方は、数多く釣りたいのなら、使わない事だ。
しかし、ある程度の経験が無いと、これまた扱いにくい。
また、長仕掛けに成るほど釣り糸にサバキを付けるか、重くするかに分かれる。
ひとつ言えることは、自分の得意の「おもり」を早く見つけ出することだ。
○「釣り鉤」
これにも、人それぞれ好みが分かれる。
過去の苦い経験から、それは選び出されているのです。
みんな、始めのうちは渓流に関係したハリを使っているが、
ある日を境に、まったく違ったハリを使い出す。
それは、大物が関係していたり。リリースを前提にしたりと、色々です。
しかし、ここで一つ言いたい事は、いずれにしろ魚が最小限のダメージで済む
ような、ハリを選んだ方が良いと思います。
また、魚にハリを呑まれた時はムリをせず、ハリスを切りましょう。
○「目印」
これに関して材質は、人それぞれです。なかなか、みんな工夫してます。
釣りの要素からしても、とても重要で、ヤマメ釣りの場合はとにかく重要です。
イワナの場合はラインが何処にあるか位判れば十分です。