"薬石"概要
薬石とは
薬石とは、めのうや水晶と似た組成を持つ火山岩の一種です。
含有ケイ酸が70%あり、そのケイ酸の「三次元網目構造」は大量の酸素分子が付着する生体に
有効な形態だと言われています。また薬石は強電場を持つと思われ、かつ微弱電磁エネルギー
を放出する作用もあると思われます。これが、PH矯正、細菌の極端な増殖を抑制する不活性化
作用、イオンバランスの調整、生体水の構造変化などの効果を発揮するものかと思われます。
水は、水分子同士が結合したクラスターと呼ばれる水分子集団であり、その形態が重要であると
考えられています。水をゆっくり薬石に接触させることにより、仮説ではありますが石のもつ
「三次元網目構造」が水に移行し、その水が生体に最も良いと思われる「三次元網目構造」とい
う形態に水分子集団を配位してゆき、当然生体に良いミネラルもバランス良く含み、有害物質の
吸着作用も加わり、「水の質・水の構造」が違う水が出来上がると思われます。

<実例として>
薬石を水質改良剤としてウナギの養殖を始めたところ、半年後の結果では、水質が一定に保た
れ、ウナギも野生もののように黒々とした肉のひきしまったものに成長した。更に不思議なことに
ウナギは夜、酸素吸入のために水面に浮上する習慣があるが、この石の入った池のウナギは池
底の石の上にいて一向に浮上してこなかった。この原石は微量の酸素を遊離し、池中の汚物を
吸着するのであろう、と静岡薬科大学教授、林栄一氏の実験結果が昭和58年6月2日付の日本
経済新聞に報じられた。このことからも、薬石の持つパワーで自然に近い水質環境を作り、健康な
魚を育てる、と実証されたのではないだろうか。

薬石は、北里研究所などの公的機関で、いろいろな試験を行い、その結果、効能は信頼ある実績
を得ています。
   ※ 試験結果の紹介 *データは実測値であり、保証するものではありません。

■有害菌の抑制(不活性化)作用
    ・抗菌力試験(菌の発育阻止効果能)
     薬石微粉100rと各菌量の濃度(菌量)を接触・混和し、その24時間後の菌の発育防止効果能を
     (+)(−)で表示しました。
   
                試験菌             薬石         菌量/ml
                                   微粉          104
          大腸菌(腸管内大腸菌)      100r         (+)
          子のう菌網の分生胞子       100r         (+)
          白せん菌属の一種          100r         (+)
          黄色ブドウ球菌               100r         (+)
          緑膿菌                   100r         (+)
          カンジタ属の一種            100r         (+)
         ※(+)は、その効果が見られるもので、発育は止まっています。
   
   検査での一部抜すいであり、他にも赤痢、コレラ菌、サルモネラ菌など、25種類の有害菌 
   にも効果があることが立証されています。
          ※ 北里研究所 昭和53年12月15日 第B8−523号より
■有害物質の吸着作用
    ・カドミウム吸着試験
     薬石微粉20gを検水200ml(カドミウム濃度1.25ppm)に添加後20分攪拌し、
     静置50時間後のカドミウム濃度を測定。
              検水200ml     50時間後   カドミウム濃度   1.25ppm       0.05ppm ※ 吸着・除去作用データ ※ 和歌山県工業試験場 昭和48年1月18日 第339号より ■酸性・アルカリ性の同時中和作用  ・PH検査   下記検水100mlに薬石微粉10gを加え、20分攪拌後静置し、各時間ごとにPHを測定。 ※検水調整法 1.酸性側PH3.5に調整 2.アルカリ性側PH10に調整                 24時間後のPH   48時間後のPH    70時間後のPH     酸性側(PH3.5)      7.3          7.3          7.0    アルカリ性側(PH10)    8.1          7.8          7.3 ※ 70時間後の検査で酸性・アルカリ性の検水共に、中性(PH7.0)に近くなっています。 ※ 社団法人 県央研究所 平成2年11月8日 第(食)3334号より