目次 掲示板何か一言書いてって メールはこちらから 坪源までの地図 カタログ無料発送 プロフィール つぼげんのぼやき過去ログ トップページ

つぼげんのぼやき


彫刻筋肉痛

 最近は彫刻仕事が多い。彫刻を黙々するのもかっこいいけど、なんか寂しい。そこでCDラジカセ持ち込んで、音楽に浸りながら仕事しています。そうしていると仕事のあった曲とそうでない曲との違いがでてきます。ナゼそうなるのかわかりませんが、かなり明確な境界線が見えます。つまり
 あう曲→演奏のみのインストルメンタル。あわない曲→歌詞つき。
 実に簡単だが、その結果必然的に仕事中の音楽は「クラシック」「ジャズ」に限定されてきます。最近それに「オペラ」がくわわりました 。人の声も究極的には楽器となってしまうということです。
 こんな事をいうまでもなくプロフェッショナル」な人々は、人間の声こそ究極の楽器であるといっておられるのですが。極論すれば「楽器とは音声の模倣機器である」ということでしょうか?
 なんか考えすぎのような気もしますが...もっともそこまで深い考察はとても私にはできません。
 
 眠り猫という新しいジャンルの作品を作ろうと悪戦苦闘しています。作品とはおこがましいので商品としておきますが。それなりに苦労しています。数日かかって十個くらいの製作をしていますが、気がついたら、最初に考えたモノとエライ違うモノができてしまいました。なんで?いつの間に一体どうして?と、謎が満載ですが...まあ、うっかりしていたのでしょう(←おいおい)
 形が妙な眠り猫になってしまったのですが、現在それを一個ずつ修正加工作業中です。ああ、またやらなくてもいい苦労を背負い込んじゃいました。

(2004.02.27)


ぜんぜん似合ってない

 最近、髪を伸ばしている。特に意味はない。ただ何となく床屋へ行かず一年以上。気が付いたらかなり伸びている。今更いうまでもないのだが、自分の髪はかなり薄い。特に頭頂部。その状況でロン毛にすると、その姿はまるで「落武者」先日とうとうおふくろから「さらし首」というありがたい称号をいただいてしまった。
 さてここまで伸びてしまった髪の有効利用法だが...取り返しのつかない失態をしでかしてしまったときに「失礼いました。これでにてけじめをつけさせていただきます」と、断髪する。
 どこかの国のどこかの政治家がやったような気もするが、たぶん気のせいであろう。
 偶然の一致である。

(2004.02.26)


曜日の感覚

 全く切れないノミにイライラしながら仕事をしています。もっと頻繁にとがなきゃいかんのか、ノミを台の上に置こうとしたとき、うっかり刃先に指が軽く触れてしまった。ピッ。簡単に切れた。なんだよく切れるんだ。というほど、木は切れないものでした。
 
 昨日お客さんがたくさんきたからでしょうか?今日は静かな一日でした。
 最近自分の曜日の感覚がどうも変になんています。今日もてっきり火曜日だと思いこんでいました(本当は水曜日)先週も「明日は金曜だよね」とオヤジに聞いたところ「明日は土曜だぞ」と怪訝な顔。「医者にいくと曜日を聞かれるのだぞ。そこでおまえのような答えをいうと要介護判定されるぞ」そんなこと言われても...いったいどうしたのでしょうかねえ〜ただ単に急がし過ぎかも?
 しまった、てことは大和デパート実演範囲も近いんだ。ちょっとフクロウの彫刻は中止にして、実演ネタを作り始めないと、かなりヤバイ。

(2004.02.25)


やらなきゃならない仕事はいっぱい

 近所の農協さんが農協広報誌の取材ということで来てくれました。久しぶりの取材(去年の東北放送以来)ですので嬉しかったです。ここのところ、冬で足下が悪かったせいか、客足が今ひとつだったのですが、ここ数日の晴天で道路の道もあらかた溶けてしまい、春の到来と一緒にお客様も増えてきそうな予感です。冬の厳しい土地ならでは「春が来る喜び」を満喫する日はすぐそこまでやって来ています。
 大和デパートの実演販売のネタを仕込む前にもう一つフクロウを作ろうと思い、現在粗削り中。このままだと実演販売に間に合いそうもないので、これを完成させることはムリ。多分実演販売終了後になりそうです。何とか東京のグループ展までに十体のフクロウ彫刻を作ろうと画策していたのですが、ムリみたいです(はじめから無謀な計画)まあできるところまで努力してみます。
 ところで実演販売は何をするかというと「猫」をテーマに予定しています。招き猫の数が少なく名手来ましたので、作らないとまずい状況です。あとはそれと一緒に「眠り猫」のちょっと絵付けの凝ったモノを予定いています。ところが「眠り猫」は半完成品(つまり形はできているけど、絵付けがまだなヤツ)が無いのです。これをせめて10体くらいは準備しなければ...実演販売初日まで後一週間。、間に合うのか?

(2004.02.24)


予定は未定であって決定ではない

 フクロウ彫刻一個完成...しかし見れば見るほど変なので、速攻修正決定。明日直します。出来立てはどうもおかしさに気が付かなくて、例によって夕食しながら眺めていると「どうも変だ」と気が付くしまつ。いつものことなんですけど、今回のは立ち位置が悪すぎ。下から見上げないと、かっこよく見えない。そんな飾るところを限定するのは、あまりよくない。何とかします。
 ところがフクロウにばかりかまけているわけには行かない状況になってきました。来週になると新潟大和デパートでの実演販売が始まります。実は底での実演ネタの仕込みがまだ全然手をつけていない状況です。とりあえず明日のフクロウ修正が終わったら、ネタ仕込みにはいります。
 いつもの事ながら予定はどんどん遅れていきます。ひょっとして最初から予定に、ムリがあったのではなかろうかと反省しています。
 とりあえず4月1日までに予定していた「消費税内税表示対応ホームページ」と「消費税内税表示対応カタログ」の製作は諦めました(←おいおい)とりあえずサイトのショッピングコーナーのカートは消費税も表示してくれますので、それを参照してください。
 いや、マジで何とかしなければ。ああ、自分が二人いたらなあ(←それが一番ムリ)

(2004.02.23)


合鴨の写真

「うちの合鴨を是非作ってください」先日こんな特注を受けました。オリジナル招き猫で「うちの猫」というのはかなり作りましたが、これは初めてです。さっそく送られてきた写真を見ると、これが実に良く撮れている写真でした。私も仕事柄、水鳥の写真を取りに行ったことがありますが、何度とっても遠くに数羽ぽつぽついるだけのショボイ写真しか撮れませんでした。この人はなんてこんな意写真がうまいんだと驚いてきました。写真家が撮ったカモの写真というの沢山見ましたが、この方の撮られた写真とはあきらかに違っていました。これは一体どういうことなのか?ナゼこの写真に自分は強く引かれてしまうのか不思議でしょうがなかったのです。写真を参考に特注のカモを作りながら、ふと、気が付きました。そうか、わかった。この写真が他の(自分の撮った写真やプロの写真)モノと違う決定的の所は
 全部標準レンズで撮られている。
 気が付けば「な〜んだ」とお思いでしょうが、ここが一番違う所なんです。普通のカモ。野生のカモ。カモじゃなくても何でいいです。スズメでもいいです。いざ写真を撮ろうとしてファインダー一杯に撮ろうとすると、かなり被写体に近づかなければいけません。普通そこまで近づいたら。
 鳥、逃げちゃいます。
 プロの写真は鳥がかなりアップで撮られていますが、それは全部望遠レンズで遠くから撮影したものです。その特徴は「背景がぼやけて、被写体が強調されている」こんな写真ばかりです。だから鳥の写真といえばこういうのが「普通」という概念ができあがっています。
 そこで今回お客様から預かったカモの写真です。もう何年も飼われていたカモですから、家族も同然。外で遊ぶのも、家のなかで暮らすのも一緒。当然カメラで撮影ってときも逃げたりせず、遠くから望遠レンズで撮る必要はなく、標準レンズで、ほとんど手の届く距離での撮影になります。そこで撮られた写真は当然違ってくるはずです。そのことにようやく気が付きました。
 とはいえ、普通の鳥と人間との関係を考えたらそんなことはまずあり得ません。あ、一つだけあった。ちょっと前に話題になった(なったのか?)映画。空を飛んでいるカモの姿を高速度撮影した映画です。この映画の一番の苦労は、いかにして撮影するかという事。つまり、そんなカモの近くにカメラを(つまりは人間がいたら)カモはどこかへ飛んで逃げちゃう。そこでスタッフは、たいがいに鳥類には備わっている本能「すり込み」を応用した。生まれそうな卵の所に撮影用カメラを持っていき、生まれて最初に見たモノを親と認識する本能を応用して、カメラを親と思いこませた。
 今回預かった写真からも、それに近いような、かなり小さな頃からたいせつに育てられてきたカモというのが写真からひしひし感じることができました。こういうことは自分的にもあまりないことですので、つい感動してしまい、仕事の合間を見てコンビニで写真をカラーコピーしてきてしまいました。
 私も昔、10年くらい前までは鳥(ジャンボインコ)を飼っていたこともあり、できることならまた鳥を飼いたいなあ〜と、思っているものでして...正直うらやましいな〜と。鳥はいいよね。

(2004.02.19)


仕事脱線

 パソコンで仕事をしようと立ち上げると、決まって巡回コースのサイトをチェックしてしまい、しごとになりません。とはいえメールチェックもしなければならないし、問屋さんへの提出書類もパソコンでしなければなりません。結局やらなければならない仕事を始める前に最低30分はサイト巡回。
 最近のブログブーム(ですよね)はスゴイです。一日に何度も更新する強者もいて「一体いつ仕事をしているのだ?」と疑問に思うことしばしばです。
 私んとこ「手作りデコイと木製品 坪源」もトップページはブログっぽく毎日更新を目指していますが、なにぶんとぎれ気味です。なにせ夜間に更新しますので、昼間の仕事がきつかった時などはうっかり寝てしまいます。昨夜も午前2時頃「お父さんパソコンついたままだよ」と、寝ぼけた娘に指摘されてしまう始末。つけっぱなしで、寝てしまいました。
 ついでに仕事上の書類や日記も自動的に書いてくれたら、どんなに便利なこと(←鉄腕アトムじゃあるまいし)
 
 10年くらい前に工房見学に来てくれた国際留学生(たしかフランス人)達がおみやげにくれたCDをいまだ、たまに聞きます。ケルトっぽいメロディーにポップな歌詞(多分...英語?フランス語?わからん)をのせたような歌。日本も沖縄メロディーにポップな歌詞を乗っけているのがはやっているから、この「伝統音楽と若者文化の融合」というのは、ここ10年の世界的な流行なのでしょうね。
 ちなににもらったのは「Dan Ar Braz」(ダンエルブラッツと呼ぶのか?ダニエルブラッズ?)日本では全然知られていないし、私もサッパリわからない。
 ネット調べたらありました。う、フランス語。読めない...日本語サイト探したらありました。

ケルティック・ミュージック・オンライン

Heritage Des Celtes / Dan Ar Braz
ケルトの遺産/ダン・ア・ブラース

 ブルターニュのギタリスト、ダン・ア・ブラースが音楽監督として94年に80名以上のミュージシャンとともに制作したアルバム。プロデュースはドーナル・ラニー。
 このスタジオ・アルバム制作に先立つ93年7月、フランスはキャンペールのコルヌアイユ・フェスティバルで、ダンを中心とした大規模なコンサートが開かれ、大成功を博した。このアルバムは、そのコンサートをスタジオで再現した物だ。

 とにかくゲスト・ミュージシャンがすごい。アイルランドからは、ドーナル・ラニー、ナリグ・ケイシー、レイ・フィン(現クールフィンのメンバー)等、スコットランドからはカパケイリーのドナルド・ショーにカレン・マシスン、さらに、ショッツ・パイプ・バンドが参加。ウェールズからは、エレーン・モーガン。そして、現地ブルターニュからは、ヤン・ファンシュ・ケメネールやジル・セルヴァという2人のヴォーカリストを初め多くのミュージシャンが参加している。

 音の方は、ドーナル・ラニー・バンドやカパケイリー(ドナルド・ショーのキーボード)のサウンドに、ダンのエレキギターとスコットランドのパイプバンドが加わって、曲により様々な表情を持つ。ブルターニュ、アイルランド、スコットランドの伝統曲を初め、ダン・ア・ブラースやドーナル・ラニーのオリジナル曲がバランスよく配置されている。


 十年前には調べようがありませんでしたが、良い時代になったものです。
 と、まあ仕事するつもりでパソコン立ち上げたのに、また関係ないテキスト打っちゃいました。ちゃんと仕事しよう...

fukurou_2_18.jpg

 東京表参道にあります新潟ネスパスでの「新潟木工展」に向けてフクロウ制作中。やっとこれだけできました。まだまだ先は長い...がんばらねば。

(2004.02.18)


彫刻はちょっと寝かせて再評価

 昨日の実演販売で飾っていたフクロウの彫刻。実演販売中に見るとはなしに見ていると、だんだんあらが見えてくる。そこで今日は一日かけて修正作業。やはり作品というのは製品と違うのだから、決められた作業を終えたら「出来上がり」というわけにはいかないのだと、再確認。出来たからといって、即AURO(お馴染みオイルフィニッシュ)するのはちょっと止めて、しばらく事務所の棚に並べておくことにしようと思った。
 ここ数日ケヤキでフクロウを作っていたので、最初の頃、桂材で作っていたフクロウの柔らかいこと。まるで桐材かいな?と言わんばかり。これでも作っているときは「なんて堅い材料なんだ。もうイヤだ」と半泣きして作っていたのに。今思うと私の彫刻先生のひとこと「おめさん、刃を研ぎなせ」は至言であった。
 そりゃもう作業中には刃を研ぎまくっています。彫刻しているのだか、刃を研いでいるのかわからない位に。急がば回れってことですね。

(2004.02.16)


「新潟食の陣」開催中です。

 娘を連れてふるさと村の実演販売に行きました。かれこれ仕事がてら連れてきたのは一年ぶりくらい。一年前は全く私の言うことを聞かず、ほとんど仕事にならず、二時間ほどでしょうがなく家に連れて帰りました。さて今日は...三時間後に連れて帰りました(←おいおい)
 まあ、覚悟の上なんですけれど。今日はオヤジも一緒だったので「試し一丁やってみるか」何となく実演販売の英才教育っぽかったのですが、あえなく玉砕。あまりにちょろちょろしてはその辺にいる社員さんに「ワインください」と入りもしない品物を注文しまくる。思わず止めにはいると困ったような社員さん「お家の方はどこなの?」スミマセン私です。英才教育大失敗。次はまた一年後くらいにトライします。
 
 明日がとりあえず最終日です。今日は「新潟食の陣」が開催されていたこともあって、客足上々。大好評でした〜イヤ、食の陣が...(うちの売り上げもいつもよりちょっぴりよかったです)

(2004.02.14)


ケヤキフクロウ制作中

 なんとか今日中に完成できるかな?後半馬力を駆けましたがやはり今日中の完成はムリでした。写真で見た限りではほとんど完成ですが、ここから細部に渡って修正をシマス。月曜日に続きをやります。土日はふるさと村の実演がはいってるのでして...土曜日は不確定。日曜日は必ず行きます。
 東京でに実演販売までに少なくても十体はフクロウを作ろうと思っていたのですが、現在までに完成したのが2体。まだまだ先が長いというか、この間をぬって来年度のカタログまで作ろうとしているのだから、ムリも甚だしい。とりあえずできる所までやってみます。はなからムリだと思うと絶対できないから、できそうじゃなくてもとりあえずやる。これが人生ってやつです。
 一日中彫刻やっていて気が付かなかったけれど、振り返ると妙に静かな一日だった。鳴った電話は「日本テレコムの勧誘」「不明な勧誘」「お得意さんから」「社長から」...たった4件だけ。日本はどうなるのであろうか?

owl_2_13.jpg


(2004.02.13)

ケヤキ彫刻にチャレンジ

 体中が痛いです。筋肉痛です。今までは桂材を使って彫刻フクロウを作ってきましたが、今日からはケヤキをつかって作り始めました。御存知の方は知っている(←へんな日本語)ケヤキというのは数ある木材の中でも一、二を争うくらい堅い木なのです。いいも悪いも削れません。ゼーゼー良いながら仕事しています。そんなにたいへんならケヤキ使わなければいいとお思いでしょうが、ケヤキというのは「木の王様」といわれるくらい、木目が綺麗なのです。また、それだけ堅いといことは、彫刻の鑿筋がメチャクチャ綺麗なんです。
 たいへんなのはわかっているのですが、それでもケヤキで彫刻作らずにいられないのです。
 なお、ケヤキのいい材料はなかなか手に入らず、あったとしても値段が高いです。そんな金は持っていませんから、倉庫へいって、使えそうな材料を物色してきました。見たところ昔、鮭か何か「魚」を彫ろうとして、放置されていた材料を見つけました。50センチくらいのかなり大きな材料です。魚を彫るために、すでに帯ノコで大まかな輪郭が切られていました。これから無理矢理フクロウを作るというのですから...魚からフクロウ?ムリありすぎない?...まあ、いろいろ企業秘密的なコツがあります。とりあえずこの材料から2体フクロウを作る予定です。
 きょうは一日中粗削りをしていました。明日から本格的に彫刻はじめます。来週そうそうには完成の予定です。その時は写真をアップしますね。

(2004.02.12)


鳥たちが展示されました

 ふるさと村で今日だけ私が実演販売。次は日曜日に行きます。その間社長が実演販売。どうも一緒に仕事していると、仕事の不備を私に突かれまくるのがイヤらしい?のではないかということに最近気が付きました。そんな社長も月に休みは2日くらい。たまの休日なのだからゆっくりすればいいのにと思うのだが、どうも居場所が無いらしく、また、休日慣れしていないらしくエライヒマを持て余している。結局「仕事したほうが精神衛生上いい」とかいいながら仕事に出かける。消してワーカホリックではないと思いのだが...生き方が不器用なのかもしれない。
 さて先日ふるさと村に納品した「鳥八羽」が早速飾られていました。きっちり設置されたというよりそのまま置いただけという感じではありましたが、それは自分の描いた作品。飾られたら悪い気はしません。それどころか天にも昇るいい気分(自己顕示欲、過剰に旺盛)ふるさと村の社員捕まえては「これ私が描きました」の連発。さぞかし迷惑だったことでしょう。スミマセン。今日は晴れ姿と言うことで勘弁してください。


furusato_b1.jpg furusato_b2.jpg

 今日の実演
 おひなさまのレリーフ絵付け(午前中)フクロウの絵付け(午後)お雛様はこの期間限定なのでご希望の方はお早めに。
 そうだ。下記のオリジナルお雛様、三月三日までに一万円以上お買いあげのお客様にプレゼントしましょう。インターネットからの注文に限ります。どう?いや本当にやります。

(2004.02.11)


肩こりにめげるな

 そう言えばここ二日ほどいえから一歩もでない生活でした。こんな所から引きこもりが始まる。それはともかく、実演販売頑張ります。天候しだいだな...
 工房では相変わらずフクロウを作っています。今日は小ネタを二つほど作りました。小ネタは製作にかかる時間に比べて見栄えがしませんから、次は大物を作ります。なんとか四月の新潟ネスパスグループ展までにはまとまった数をつくらねば。ここで頑張らなければいつ頑張る。肩こり腰痛なんのその。頑張るぞ〜!!しかし歳には勝てない(あいてててててて)

(2004.02.10)


砥石でゴリゴリ、刃物研ぎ

 近くある「新潟木工展in新潟ネスパス」に向けてフクロウの彫刻製作に馬力をかけています。
 さて、先日彫刻名人、真保さんより注意されました「彫刻刀の研ぎ」今日はほぼ一日かけて研ぎ直しました。それでも全部は研ぎきれず、普段よく使うものだけしか研げませんでした。これでとりあえずは不自由しません。あとは必要に応じて研ぐだけです。しかしこんなに時間がかかったのでは、研磨時間もちゃんと製作時間に見積もった値段をつけなければなりませんね〜研磨作業も慣れるしかないな。
 ここ数日の寒波も今日は一段落。しかし昨日の雪のけの疲れが、今日になって筋肉痛に...翌日に筋肉痛がデルなんて、なんて若々しい。以前は翌々日だった(←おいおい)
 
 明日(2月10日)から新潟ふるさと村にて実演販売が始まります。私は11日にフクロウの絵付け実演をする予定です。よろしくお願いいたします。
 たぶん、このまま今週いっぱい、日曜日までふるさと村は続くと思います。

(2004.02.09)


雪と車と運動不足

 ここ数日三条では大雪の日々が続いています。うっかり2日ほど自動車を放っておくと、すっかり雪に埋もれてしまい、姿が見えなくなります。
 さて、田舎にいるとどうしても外出は自動車を使ってしまいます。近所の図書館やラーメン屋、コンビニへ雑誌を買いに行くのも自動車でいきます。ほとんど歩きません。特に冬は歩いている人を探すのがたいへんです。高校生くらいです。
「それじゃ運動不足でいかんじゃないか?」
「大丈夫、自動車乗るためには、まず自動車を雪の中から掘り出さないといけないから。運動不足どころか出発前に15分間の重労働〜」
...歩いた方が早くないかと考えさせれれるくらい...そんな大雪です。

(2004.02.08)


大名人のご登場

 すいません睡魔。夕食後には寝てばかりいます、今日この頃。おかげで日記もとぎれとぎれです。
 
 さて先日のフクロウ彫刻している最中に、我が坪源の彫刻先生真保成孝さんが来られました。焦る。焦る。
 なにせ自分の腕の未熟さなんぞは自分が一番良く知っているわけでして、そんな姿を大先生に見られるなんて「恐縮の至り」なのである。しばらく黙って作業を見ていた先生、おもむろに「ちょっと彫刻刀見せれて」と...やば〜ここは目をつむって「ど、どうぞ!!」ひやっひやっひやっ...と、水戸黄門様のような高笑いが聞こえる。やば。
 「彫刻刀の研ぎ見れば、腕がわかるんだろも。おめさんの刃、これじゃ切れんろ」やばやばやば〜「特に三角刀が一番良く解るのだろも。こりゃ〜ひやっひやっひやっ」またもや黄門様高笑い。私は冷や汗タラしまくり。「これだとおめさん、仕事しててもはかどらねし、無理な力が入るすけ、体中が痛んねんろっか?」
 ず、図星です。
 「まあ、がんばりなせ」ひやっひやっひや〜と、高笑いを残しつつ、大名人は去っていった。まだまだ修行が足りませんでした。
 ところで、先生何しに来られたかというと、実は久しぶりに彫刻の注文が入り、とても私の手に負えるようなシロモノではなかったため、お越し頂いたのです。モノは「牛」ケヤキ製。全国的に豆まき鬼踊りで有名な、三条市本成寺の牛をモチーフにした彫刻です。自分も早くそんな大作が作れるようになりたいです。
 その前に彫刻刀をちゃんと研がねば...

(2004.02.07)


貧乏暇なし

 あまりに安い商品ばかり作っていてはイカンとの先輩職人らのご意見を頂き、奮起一念またフクロウの彫刻を作っています。彫刻は楽しい。彫刻していると時間が経つのを忘れてしまう。気が付けば夜の七時を過ぎている。朝九時からぶっ続けで仕事をしていても、長時間という感覚がない。あっという間に日が暮れる。
 今回は四月に東京表参道にあります「新潟ネスパス」へ木工仲間との展示即売にかけて、新作というスタンスで作っています。一個二個などという数ではなくてドンと10個くらい作りたいところです。しかし四月から始まる消費税込み金額表示に対応するべく、カタログも作りなおさなければ...などと画策しているものだから、忙しいったらありゃしません。その他にもホームページもそれように更新しないと。
 誰が言ったか知らないけれど「価格内税表示方式」は私の貧乏暇無し生活に拍車をかけてくれることでしょう。
 まだ夜も十時前だというのに、猛睡魔でダウン寸前です。オヤスミナサイ(←仕事しろ)

(2004.02.05)


古い友人

 学生時代からの友人でイラストレーターでミュージシャン(というか最近はノイズアーティストとでも呼べばいいのか?)のyamadaさんが最新作品を送ってくれた。実は今回の作品に自分とこの工房の機械作業音が一部使われているのだ。
 彼の作品ははっきり言って万人向けではない。聞く人の資質を試されているようだ。と書くとまるでこれが理解できない人はクリエイティブにあらずとかではなく、個人の嗜好の問題なのでぜんぜんOKではあるが。
 ノイズ作品以前には割とナイーブな自作の楽曲をシンプル(てかチープ)な多重録音機(パソコン駆使してサイトなんかもちゃんとつくっているのだが、音楽に関しては頑固にパソコン使用せず。ポリシーあり)で作り続けていた。
 本人は、音楽づくりの過程で必然的に「ノイズ」という作風に転じていったのであろうが、われわれ昔からのyamadaウオッチャー(要は友人)たちは突然の作風の転換に「なんなんだこれは?」とエライ不評だったとサイトでは書いてあった(ような気がしたんだけれど、どこだったか忘れた、ゴメン)
 自分はこれら一連のノイズ作品が、なぜか妙に気に入ってしまった。前作を一回聞いたときに「これはオルタネイティブムービー、映像表現を音に変換させたものにちがいない」と(多分えらく誤解しているとは思うが)大感激してしまったのだ。
 彼のサイトではかれの音の対する洋々なアプローチが紹介されています。

 普通の人々にはアニメーションといえば毎週放送が続く例のテレビ番組を思い出すでしょうが、国内や海外のアニメーション作家、つまり個人でアニメを作っている人(おおざっぱな紹介だ)という創作分野がある。そこでは割と「画像に効果音」といったスタイルが普通にあり、画像を作り上げるのと同じくらいの力を「音作り」にも注いでいる。画像→主。音響→従という関係はそこにはない。とはいえ、地方に住んでいたりすると、なかなかそんな作品を見る機会などはない。レンタルにもまずおいてないし...
 こんな感じというのならあります。デビットリンチの「イレイザーヘッド」です。20年前に美術学校の卒業制作で彼が作った作品(だったかな?)彼はその後ブルックスフィルム(知る人ぞしるメル=ブルックス)にて感動巨編「エレファントマン」を大ヒットさせるのだが...その二匹目のドジョウとばかりに劇場公開されたのが、この映画だ。エレファントマンと同じように感動巨編とばかりに押し掛けたカップル達が吃驚して虚脱してその後のデートコースを変更せざるを得なくなるようなインパクトある作品である。誰にもお勧めしません。とまあ、コレならレンタルで割と借りられるんじゃないかな。この映画がつまり「映像」と「音響」が等価なのだ。全編に絶え間なく響き渡り「ノイズ」心地よいかといえば、ぜんぜん気持ち悪い。とにかくヒドイ音なのだが、この音がこの映像には必要不可欠なのだ。

 えらく脱線してきて、何書いているのだか自分でも意味不明になりつつあるのは、いつものことだと諦めてください。てか、まあ簡単に言うと「この音に画像を是非つけてみたい」ということであろう。と。
 もっとも今の自分にはそのスキルもそんな時間的余裕も金銭的余裕もなにもないが...ただ想像するのは自由だ(タダだし)このyamadaさんのノイズを聞いていると、頭の中に鮮やかにイメージが湧いて出てくるのだ。普段はCD聞くときは「ながら」なのだ。音楽聞きながらネット。音楽聞きながら読書...などなど。ところがこのノイズはそのような「ながら聴取」を許さない。理由は先出の「頭にイメージ」だ。その音源が提示するであろう映像イメージが、かなり明確に頭の中に現れてくるのだ。コレでは読書など出来るわけはない。運転中に聞くなど危険極まりなく、もってのほかだ。イメージが、現実のばを離れはるか地平を目指し浮遊し始めるのである。意味不明だよ。

 意味など不明でもいいの。理解しようと思う必要などどこにもない。音の本質を探れば、音という物は世の中に氾濫している。また、視覚というのは目をつむれば情報は入ってこないが、聴覚というのは耳をつぶる?っても情報の遮断は絶対できない。そんなかな、全ての音源情報は耳から脳に入り込んでその全てを定義づけて理解しているというかというと、けっしてそうではない。むしろ選択的に、無意識のうちに取捨択一しているのだ。
 これはよく言われることなのだが、高い音に比べて低い音は聞き取りにくい。音楽などでもギターの音はガンガン聞こえてくるのにベースの音はほとんど聞こえない。聞き取るためにはかなり注意が必要である。口の悪い人はどは「バンドでなんでベースがいるの?」と聞いてくるが、答は簡単である。試しにベースナシの音を聞いてみるといい。とても聞けたものではない間抜けなおとがそこにはある。実際録音時などのレベルメーターをみてもらえば一目瞭然なのだが、全く同等なおおきさでギターもベースも録音されているのである。ではなぜそのような聞こえ方の違いがでてくるのかというと、先出の「選択的に、無意識のうちに取捨択一しているのだ。」ということなのである。自然界においてはどちらかというと高音域の音には、低音域の音より「生命の危険に直結する」音が含まれている。工場の機械音でもそうだが、突然の高音の大音量は機械の不調、あるいは事故の可能性が非常に高い。低音域の音はどちらかというと日常的な作動音のことがほとんどだ。工場環境は自然界とはほど遠いが、やはりここにも自然の伝統とでもいうか生命の危機に瀕したときに発する音「悲鳴」も高音だし、警戒音や威嚇音も高音である。
 yamadaさんのノイズが、このような音に対する無意識のうちの取捨択一を、とりあえず分解して再構成して、自分が聞いている音風景を、もっと普遍的に、つまり「あなたがあなたのあたまで認識している音世界」ではなくて「本来そこに存在している音世界の再構築」をしているのである。なにげに聞いていた音の中ではその音の持つ意味を認識できず、脳内フィルターでふるい落とされてしまった音を、丹念に拾い集め「ほら君のは気が付いていないかも知れないけれども、君のまわりにはこんなにも興味深い音響世界が広がっているんだよ」と示唆してくれているようだ。

 エライおかしな切り口ではあったが、これが自分の持ったyamadaさん最新作「Composition sound at Japanese situattion」の感想である。yamadaさん本人が読んだら「そりゃ違うよ」と笑われそうだが、yamadaさんのことだから「そんなこともあるカモね」とおおらかに受け止めてくれそうな気もする。ま、作品というのは作者の手を放れた時点で(例えとんちんかんであろうとも)どのように評論されるのは論者の自由であろうと思いますから、yamadaさんには軽く目をつむっていてもらいます。

 「Composition sound at Japanese situattion」はyamadaさんのサイトでも販売しています。興味があったら是非買ってみてください。ただ、最初にいっときますけど、ぜんぜん万人向けではありませんよ。歌はありません。曲もありません。ただノイズサウンドが延々流れ続けます。初心者は覚悟の上でどうぞ。

(2004.02.03)


風邪は相変わらずです。

 今日もネブライザーだけしてもらおうと医院へ行きました。終了後帰ろうとしたら「注射ありますよ」普段注射嫌いとかいう子供を叱り受けるくせに、実は私も注射嫌いなのですが...せっかくだからしてもらいました。
 そんな調子ですから、朝からボケーっとしていまして、なかなか目が覚めない様子。今日はIDSデザインコンペ(ちぇっ)の搬出と、絵付けをした鳥のオブジェの納品へと新潟市方面へ車を走らせました。運転しながら半分ボケーです。よく事故にならなかったなあ...とにかく眠い。何はなくとも眠い。12時頃工房に戻り、昼食すませ昼寝。爆睡。夕食後、コタツでメールチェックしていたら、爆睡。今頃(午後11時)ごそごそ起きだして日記書いている状況です。コレじゃ体にいいわけはないよ。
 とりあえず風邪だけでもなんとかしなければ。このままでは仕事に全く身がはいらない。

(2004.02.02)


昨日の飲み会

 なかなかナイスな飲み屋だった。値段も安く、そこそこおいしい日本酒も置いていた。日本酒ばかりでかなりメートル上げていたのだが、意外にも翌日の二日酔いはナシ。ただし風邪は確実に悪化。咳が止まりません。痰が切れません。からりツライです。今日くらいは休肝日にしておけばよかったか?と思いながらすでにのみながら日記を書く。意志薄弱。このまま70キロを超える体重へと逆戻りか?そう言えば便秘もひどい...

(2004.02.01)


もどる
build by phk-imgdiary Ver.1.12