11月の新潟ふるさと村実演販売終わりました。12月は13,14日です。クラフトマンクラブではなくて、坪源単独です。場所も奥の物産コーナーになります。
今日でひょっとしたらクラフトマンクラブの人たちとも今年最後の実演販売になりそうだったので、帰り際には「メリークリスマス」と「よいお年を」とご挨拶。もうそんな時期になったのですね。は、そう言えば年賀状も用意しなければ。
ところで、今度の火曜日と水曜日には近所の小学校の子供達が工房見学に来ます。先月くらいにも違う小学生が見学に来ましたが。その時は四人くらいだったのでこっちも気楽でしたが、今回は三年生全員がやって来ます。てか、そんなにうちの工房広くないのですが...結局2日に分けて一クラスずつの見学となります。近所の小学校とは、もちろん娘の通う小学校でもあります。そこの上級生のおにいさんおねえさん達が来るのですから、実はすでに緊張ドキドキものです。うまくいくと良いのですが〜また、結果報告をしますね。
(2003.11.30)
なんだか今日の実演販売は、お客さんはいっぱいいるのにサッパリわやな一日でした。仕方がないので実演を一生懸命やっていると、いつの間にか大量にできてしまいました。それを見ていたクラフトマンクラブの人に「きこんがありますね」と言われた。きこん...?初めて聞く言葉になんですかと訊ねてしまう。既婚?ではないな気根...根気のことかな?調べてみました
なるほど、ほめられたのですね(今頃気が付く)
「帰りに量販電機店に寄ってくれ」実演販売の帰路車中でオヤジにいわれる「なぜに?」「温風ヒーターが壊れたから、新しいのを買う」今日の売り上げを考えたら当然「だめ、却下」「しかし、ヒーターつけようとすると灯油臭い煙が出てきて、着火しなんだぞ」
「そんなもの、振ればなおる!!」
物がヒーターだけにどうしても心配だと言い張るので、私の所のヒーターと交換した。で、故障したヒーターはもちろん「振った」ブイ〜ンブンブン、ボ、ボボボボボ〜ブーン....
なんと治っちゃいました(まじ?)
(2003.11.29)
日本商工会議所のオンラインマークの更新時期になりました。ただ今更新作業中。どんなものでしょうか?うまく表示されておりますか?
実はこのマークはマッキントッシュには対応していません。実は坪源にはウインドウズマシンがありません。マックしかありませんので正しく表示されているかわからないのです。
毎年この時期になると「いいかげんウインドウズマシン買わなきゃな」とは思いますが、かれこれ何年越しの思いでしょうか。
しかも、買う予定ナシ。
(2003.11.28)
昨日のローカル新聞に間伐材伐採と言う記事を見ました。それによると、切った木を希望者にあげるとのこと。コレはチャンスだとその旨を申し込んだ。「明日の午前十一時に来てください」そこで今日その伐採現場へ行って間伐材をワゴン一杯もらってきた。「何に使うんだね」「実は木工屋なんですよ。間伐材を製品に再利用しようと思いましてね」「ほ〜そりゃいいことで」ほめられちゃいました。
明日からの新潟ふるさと村実演販売の準備が、夕食をはさんで午後9時前には終了しました。コレに懲りて次回からはもっと計画的にします。やはり三連休丸々休み〜ってのが悪かったです。
(2003.11.27)
学校から帰ってきた娘が髪を切りに行った。
「ずいぶん伸びたけど、切りすぎると男の子みたいになるから、かわいらしく切ってあげるね」
「おねがいしまーす」
「最近は男の子も女の子みたいに髪の毛伸ばしている人も多いよね」
「あ〜知ってる、知ってる」
「あんまり伸び過ぎちゃったから、女の子みたいに髪しばっている人もいたりするんだよ。へんよね」
「それうちのおとうさんだよ。バッカみたい。切ればいいのに」
「.....」
と、美容室の女主人と会話があったそうです。バカみたいか...?
一月ぶりくらいに、例の怪我の原因になった帯ノコの仕事を再開した。指の怪我ももう全快。なのだが...怖いのである。機械、帯ノコが。
体の傷は治せても〜心のキズは治せない〜♪...まるで三十年前の四畳半フォークの歌詞のようだが、冗談ではないのです。本当に帯ノコの前に立つと体がすくんでしまうのです。本当に肝っ玉の小さい男だ。ま、しょうがないんだけれどもの。怪我したときの、いつものことです。半年もすれば自然と治るのですが...こういうのをきっと心のキズ「トラウマ」と呼ぶんでしょうね。(そうか?)
(2003.11.26)
ホームセンターへの買い物帰りに渋滞に巻き込まれる。やっと帰ってきたのは予定を大幅に過ぎてしまってから。
三連休をのんびり休んでしまったのはいいが、気が付いたら次の実演販売まで三日しかないことに今日気が付いた。マヌケと言えばあまりにマヌケすぎます。とにかく急いで欠品商品をつくらなければ(最近こんなことばかり書いていないか?)商品の説明書をプリントする紙がなくなっていたので、くだんのホームセンターへ買いに行ったのだが、この通り。しょうがないので、夕食後も仕事の続きとなってしまった。現在午後十時。もうめんどくさいので今日はやめる。トットと日記書いて寝よう。
(2003.11.25)
休日最終日。小春日和の道をドライブする。明日から仕事か、頑張るぞ〜というか、仕事がたまっているから三連休も一日くらい働こうと思っていましたが、気が付いたらしっかり連休していた。
昨日はアルビレックスな一日であった。まあ、新潟発のサイトじゃこの話題で盛りきりだと思われますので、あまり書くことがないのですが...休日になじみの現場「新潟ふるさと村」にいくのはチョット抵抗があります。デパート店員が自分のデパートへでかけるようなもの。けれども前から気になっていたことがあったので確かめに行った。バザール館の前にはテントが張ってあり、この日は村松町イベントが催されていた。そこで豚汁とキノコ汁を買い、田中団子屋さんでおにぎりを買って、外でお昼ご飯。うまい〜!!キノコ汁が特に最高。近くでは餅つきが始まり、できあがった餅を配りはじめていた。結構遊んで、結構食べて、親子で¥1000-でお釣りが来た。コレは楽しい。親子で遊びに来たら?
仕事のと時には気が付かなかった(まあ、仕事の時は必死ですから...)
ところが、普段満員のグリーンハウス(子供の遊技場)が12時をすぎたらガラガラになってしまった。そうです、一時からアルビレックス新潟の今期最後のJ1昇格のかかった試合があったからです。普段は地元の人たちであふれかっていたのですね〜あまり観光客の来る場所でだありませんが。いやそれより、ふるさと村にはシアターがあったはずですが...ナゼそこでアルビレックスの試合の中継をやらないのか?もったいないな〜そこでビール、おつまみなんか売れば...
(2003.11.24)
伸ばすともなく、髪の毛が伸びてきた。床屋代の¥4,000-が惜しいだけですが。駅前に激安理髪店もできたのですが、自分の独特の髪(要は少ない)で、新規のお店に入ると必ずハサミを持ったまま5分は固まる床屋さん。そんなに悩まないで欲しい。てか、失礼です。そこでいつもお馴染みの理髪店に行きイスに座って「いつものように」としか言わなかった。
だが、普通の理髪店では¥4,000-かかるのです。もったいないのでここ10ヶ月ほどのばし放題しています。そしてとうとうゴムでしばれるくらいになりました。娘の使っている髪どめのゴムを借りています。
「わ〜い、お揃いだ〜。おいお父さん、髪の毛、切れ」娘のいうことはもっともだ。
自分の場合、頭頂部が薄いので、その姿はまるで落武者です。落武者...実は高校時代に剣道やっていましたので、押入のどこかに多分「稽古着」と「はかま」があるはずです。木刀は今も大小持っています。今度の実演販売の時にこれらを身につけ「拙者は落武者工房と申す」「武士は食わねど高楊枝でござる」「フクロウ一つ作って進ぜよう」などとやったら大うけかも?
馬鹿なこと考えていないで、仕事しよう...
(2003.11.22)
前回の日記で予告したとおり、昨日は日記休みでした(あえて言うほど最近はマメではないですが)クラフトマンクラブのチョット早めの忘年会で泥酔してしまいました。とはいえビールとお酒二合くらいしか飲んでいないんですけど。本当に弱くなりました。
新潟市で飲んだ後、JRで三条まで帰ってきました。いつもは高速バスを利用しているので電車で三条へ帰ったのは20年ぶりくらいになるでしょう。午後九時頃なのに電車は満員。通学する高校生の多いこと。こんな遅い時間まで何やっているんだろう(勉強では)学生さんはたいへんです。
三条到着後、一緒に帰った凧職人のKさんと居酒屋に入って飲み直したことはおぼえているのですが、そこからの帰路チョット記憶が怪しくなっていまいました。魔の刻です。気が付いたら猛烈な頭痛で布団の中...朝でした。お袋の話だと昨日の十二時頃「ただいま〜」と真夜中なのに元気のいい声で玄関が開き、そのまま台所でごそごそコーヒーを飲みだして、なんだかんだ独り言ったあと自室へ行ったそうです。いや〜ぜんぜんおぼえていません。
「こりゃ明日は仕事になるまい」(お袋談)
その通りになってしまいました。午前中は身動きとれず、午後になってからごそごそ起き出して仕事にかかりました。社会人失格。労働者失格。人間失格にならないよう深酒には気をつけたいです...てか、そんなに飲んだつもりは本人にはないのですが...(ひょっとしてその辺からもう記憶がなかったのかも?)
(2003.11.20)
日記というヤツは数日休んでしまうと、また再開するのにえらく決心のいるものです。チョット間が空きましたが、日記再開です。そして明日は新潟県クラフトマンクラブの(ちょいっと早いですが)忘年会があります。多分日記はお休みでしょう(←おいおい)
先日の土曜日、中学校の絵付け体験教室、無事終わりました。最初は(自分も含めて)緊張気味に堅かったのですが、得意のオヤジギャグ(自慢にならない)で自身も含め場をなごませ、その後は終了まで比較的スムーズに進みました。
フクロウのペーパーウエイトの絵付けだったのですが、受験も間近いせいか、三年生などは「合格祈願」など書いたりして、すっかり絵馬状態です。なんにしろ御利益あることをお祈りいたします。
テーブルが三つに三十人が別れて座りましたが、どうも仲良しグループで分かれたようです。するとそのグループでのリーダーのような人がいて、その人が描いた絵付けと似たような作品が出来上がります。そんなところまで横並びにならなくても良いのに...彼らなりの流儀かも知れませんが...普段はそのような課題はないのでしょう「今日は全くの自由です。なに描いてかまいません」そう宣言しましたが、しばらくは誰もなにも作業しません。どうやらとまどってしまったようです。一様材料費なんかももらっていることだし、このままではヤバイと思い策を弄しました。
「それじゃ、まず何色でもいいですから、お皿に絵の具を出しましょう」「つぎにその絵の具を筆につけましょう」「そしたら目の回りをぐるっと塗ってください」グルン「さあ、もう後戻りはできません。なにか描いてつじつまを合わせてください」どうでしょうか?この手は。
完成作品の記念撮影しました。緊張も程良くとれた30分あたりから順調に製作が進み、みなさん結構力作ができました。やっぱり子供の絵はいいですね(中学生は子供か?)
(2003.11.18)
ここのところ急に寒くなったのでストーブを引っぱり出しました。灯油の温風ヒータータイプを使っています。春に片づけた時にろくに掃除していなかったのでホコリだらけです。分解掃除しよう。コンプレッサー回して、ダスターでホコリを吹き飛ばして準備完了。ところが火がつきません...壊れています。いろいろ調べると四台あるうちの二台が壊れていました。壊れたストーブを木工屋で使うのは非常に危険です。木材はもちろん削り粉やシンナー系の有機溶剤など可燃物で一杯です。ここは涙をのんで破棄しましょう。こんな事ならゴミ捨て無料の時にすればよかった。
もっとも工房で働いているのは私とオヤジのみ。二台あれば十分。仕事場所移動するごとにストーブも持ち運ばなければいけないので大変です。ろくに密閉されていない室内なので、背中にストーブを置かないと非常に寒いです。カチカチ山ですな。
ついでにカメも冬眠モードへ。先日拾ってきた枯葉のなかに入れてみた。二匹のうち一匹はすぐ枯葉の中に潜り込む。もう一匹はまだごそごそやっています。なかなか冬眠しない...こう言うのも宵っ張りというのでしょうか?
東京での実演計画があります。四月を予定しています。今日はそのうちあわせの日でした。すみません、すっかり忘れていました「つぼげんさんどうしました」と電話がありましたが、その時私は納品で出先。間に合いませんでした。次回は忘年会も兼ねたミーティングなので、絶対出席します。
もう忘年会の季節か...そういえば今年最初の忘年会が19日にあったな〜はやすぎないかね?
(2003.11.13)
市展に入選したフクロウの彫刻を取りに来られた伯母さんから、代金とは別に小遣いをもらう。「娘さんになにか買ってあげて」彫刻買って頂いた上にこんなにしてもらって...てか、40過ぎて小遣いもらうのも何なのだけれども、嬉しかったので素直に受け取る。
コレまた別の親戚から頼まれていて、忙しかったのを言い訳にほって置いた「市松人形」の修理をする。多分昭和初期位の作だとおもう。破損が激しい。修理できない事はないが、完璧に修理するとコレはもう「アンティーク」とは呼べないオリジナルになってしまう。どこまでで修理を止めておくか思案のしどころだが、依頼人と相談の上「内部のゴム(手足顔を可動のままつなげておくモノ)交換とお顔の眉と唇をかわいらしく」する程度にした。作業中、髪の毛が若干ぬけてしまった。あまりにもぞんざいな髪の付け方で(糊がはみ出しまくっている)これなら全部抜いて新たなドールヘアーをつけてやった方がいいとは思ったが...まてよ。
抜けてしまった髪を数本、ピンセットでつまみ火にかざしてみた。あの髪を焼いたときの独特なにおいが部屋中に立ちこめた。本物の人間の髪だった...
オリジナル尊重という意味で髪のそう替えは止めてそのまま手つかずにした。てか、ちょっとコワ。以降の作業はお人形さんに嫌われないよう「さあ綺麗に揶揄をかいてあげましゅねえ〜」とかつい幼児言葉で声を掛けながらしましたが...端で見ていたら、こっちの方がよほど怖いね。(;^_^A
(2003.11.12)
三条発道具まつりin新潟ふるさと村終了しました。生憎天候には恵まれませんでしたが、うちは室内ブースでの出展だったので、それほど影響はありませんでした。売り上げもまずまず。このまま新潟名物とし観光客の人たちに定着してくれると良いのですが。道のりはまだまだ厳しいです。
商品アイテム数が多いので、撤去作業が一番最後までかかってしまいます。いつものことなので慣れっこなのです。ところが、こうして最後までだらだら片づけていると、おみやげを買いそびれたような方々に案外売れちゃいます。あらかた箱に片づけると「コレください」と...片づける前に言って欲しかったりしますが、売れるのは嬉しいので大歓迎です。といいますか、人間心理の不思議なところで、もうお仕舞いという段になると、かえって欲しくなるようですねえ。そんなことも見越して、実は後かたづけをかなりのんびりやっています。ズルイですか?(笑)
近年はフクロウ関連グッズが売れ筋商品です。ただこのサイトにはほとんど紹介していませんが。何せ単価¥500位のお手頃なモノ。サイトで販売して送料の方が高くなったりします。こんなふうに「ネットで売るモノ」「実演販売で売るモノ」という棲み分けがいつのまにかできてしまいました。
今日はゆっくりと荷物の後かたづけをするつもりです。実演販売では結構商品の破損などありますので、検査と修理です。そして備品の補充。汚れてしまった展示用布の洗濯とか、ガムテープの粘着剤が付いてしまったテーブルの掃除。ホント休む間がありません。そういえばここ半月くらい休みがないぞ...
今週末の土曜日は燕市の小池中学校の文化祭にてフクロウのペーパーウエイト絵付け体験教室があります。たいへんだ、その準備にもかからないと。
そして今日はいよいよ「第32回新潟県美術芸術展」の公募の搬入日です。また新潟市までいってこなければなりません。去年は落選でしたから、今年こそはと思っています。この多忙な仕事の合間を縫ってよく作品が作れたと、自分でもビックリしています。ほんといつの間に作ったのでしょうか?ひょっとして「こびとのくつや」でも来たか?コレで運良く入選でもしたら、結構泣けちゃうおとぎ話になるんですけれどもねえ〜こびとさんたちありがとう〜(いないって)
(2003.11.11)
一日中実演販売をやっていると、お客様の気配を感じただけで「いらっしゃいませ〜」と自動的に声が出てしまう。まるで自分がマシーンになったような錯覚さえおぼえます。作業中はつねに手元を見ているわけだから、姿を確認してからご挨拶というわけにはいかないのです。そこで気配を感じたら「いらっしゃいませ〜」とりあえず言っちゃいます。これで何度も同じお客さんに挨拶したり、会場係の人だったり、あげく自分のオヤジだったりして笑われます。まるで近づくと「いらっしゃいませ〜」としゃべる自動販売機だ。
あ、お客様の気配...
「どうも〜いらっしゃいマシーン」「くすくすくす」
あ。
(2003.11.08)
今日から、新潟ふるさと村にて「さんじょう発、道具まつり2003」が始まりました。今週の月曜日までやっています。今回は新潟フェスタの時と違い、ちゃんと実演やっています。指の痛みもようやく取れました。平日にも関わらず好調の滑り出しです。頑張ります。
ところで指ですが。この地域で指に包帯なんかを巻いていると、知り合いからは「付いていますか?」と必ず聞かれます。付いているか...運が付いているか聞いているのではありません。指がちゃんと付いているか聞いているのです。何せ昔からの工業地区。指の怪我と言えば即欠損と言う大けがにつながります。現に知り合いにも沢山欠損しちゃった人がいます。安全には細心の注意を払ってはいるのですけれども、ねえ。コレばかりは完全に防ぐということはできません。仕事ヤメちゃえば別ですが。
幸い今回は非常に軽く、一週間くらいで抜糸ということになり快調です。やはり禁酒効果(なんとまだ続いています〜もう4ヶ月)でしょうかね〜この回復力は(そうか?)
(2003.11.07)
市展に出したフクロウの彫刻、いきなり売れちゃいました。といいますか、元々アレは「このフクロウも良いんだけれど、もうチョットいいものがほしいわ〜」という親戚の伯母さんの一言をきっかけにつくった物なのです。完成して、市展に出して、返却されて、真っ先にその伯母さんに見せました。「買った」即決です。ありがとうございました。いや〜コレで私も年が越せそうです。...まだ早いか。
なんかめっきり寒くなりました。もうすぐ冬ですね〜
仕事が終わって暗くなってから、車に野菜コンテナ(要はプラ製の箱)とほうきとちり取りを積んで、娘を連れて近所の厚生会館へと出かけました。到着と同時に箱とほうきとちり取りを手に、道路に落ちた桜の葉を集めはじめました。はた目にはボランティアで道路掃除をしている親子ですが、この親子にかぎってそんな奉仕などはやるわけはありません。
父「これで何するかわかるか?」
娘「カメの寝床〜」...あ、わかっているよ。九九はおぼえないくせに、変なことはおぼえている。
そうです、冬になればカメも冬眠します。そのための寝床用に枯葉を集めに来たのでした。飼い始めてから三回目の冬が来ようとしています。今までは水槽にヒーターを入れて冬眠をさせずに冬を越してきましたが、とうとうそうもいってられなくなりました。甲羅からはみ出さんばかりの腹の肉。そうです、うちのカメは二匹とも超肥満体になってしまったのです。冬眠せずにバクバクエサばかり食っていたから...これだけ蓄えがあったら問題なく冬眠できるでしょう。てか少し痩せなさい。このままのペースで大きくなってゆくと、ゆくゆくは体長60センチは有ろう巨大な「ミシシッピアカミミガメ」になってしまい、飼い切れません。てか、近所の神社の池には、そんな捨てられた元「ミドリガメ」であふれています。カメの寿命は20〜30年などという物騒な話も聞きますが、このままいくと私より長生きしそうです。後は頼んだぞ娘(←おいおい)
(2003.11.05)
二週間後の話ですが、隣市の中学校で絵付け体験教室をすることになりました。今日その担当の先生が打ち合わせにやって来てくれました。
学校では美術の時間で「ポスターカラー」を使っておられるそうです。私が普段使っているのは「アクリル絵の具」ですので、その違いを説明しました。ポスターカラーか...すると普段私が使っている透明系のアクリルより不透明の「アクリルガッシュ」の方が使い勝手が良いかも?結構予算があるようなので、この機会にガッシュも取りそろえようか?
ところが絵の具皿がない。生徒さん達が持っているのはプラスチックのパレットだそうです。プラだとアクリル絵の具が乾燥した時に、絵の具がくっついちゃうんですよ。絵の具皿には白地の瀬戸物がおすすめです。
どこかにないかと家の中を探したら、ありました。それもざくざく出てきました。何を考えてこんなに買ったのだ?悠に40枚以上あります。どうやら死んだ祖母が若かりしころ買ったものらしいです。昔からモノを買うときに、ついよけいに買って不良在庫を貯めまくる。この悪しき家系は代々受け継がれてきたものだったと気が付きました。それでうちは未だ貧乏なんだと、妙に納得してしまいました(←納得するなよ〜!!)
(2003.11.04)
一体誰が何のためにこんな所にこんなモノを作ったのかまったく謎である。というか、そもそもこれはそういた意図を持ってつくられた物なのであろうか?あまりに巨大すぎて、しばらくの間それがインスタレーションであることに気がつかなかった。
場所は新潟フェスタ会場だった新潟市産業振興センターの駐車場。ゆうに千台以上は楽に駐車できるであろうその場所にこれらは設置されていた。よくよく見ると建材リース会社が足場を組んで、いかにも崩壊した建造物を表現しているようなのだが...
スミマセン、私には評論不能です。「全然ダメジャン」とはとても言い切れないなにか切実な思いが込められているようでもあり、社長の鶴の一声で作られたような問答無用さもあり...とにかくあまりな存在に思考停止状態になってしまいました。
多分これがこんな所にあっても、その存在をまるで認識していない人は沢山いるでしょう。それほどこれは、その巨大さの割には存在感の薄いインスタレーションなのです。いや、ひょっとしたら地元では有名なのかも知れませんが、新潟フェスタに出店した何人のひとがコレに気がついたのだろうかと思うと、製作者の苦労を思うと、目頭が熱くなる思いです(←おいおい)
少なくとも我が社の社長は全く気が付いた様子がありませんでした...ムリもないですが。
今年も巨大イベント新潟フェスタが終了しました。これが終わるともうすぐ冬がやってくるのだなあと感じます。また来年も出店できるといいです。来年までにはまた新製品を企画制作して皆さんの前に持っていきたいです。
と、感傷に浸っている間もなく、今週末からは新潟ふるさと村にて実演販売があります。今回は三条市の道具まつりの一環として出させてもらいますので、いつものクラフトマンクラブとはひと味違ったイベントになりそうです。さてどうなる事やら...とにかくもう一頑張り、踏ん張りどころです。
今日の自分の売り上げがメチャクチャ少なかった。オヤジの半分以下だった。かなり落ち込んでしまった。なぜ売れなかったのだろうか?やはり実演しないとダメなのだろうか?ひょっとして息でも臭かったのであろうか?あらぬ考えがグルグル頭の中を駆けめぐる。そんなこと考えているヒマがあったら、明日に備えて今日は寝よう。
(2003.11.02)