二日目の日記は疲れ切って書けませんでした。と言うことで三日目。実演用に持っていたマガモのバードカービングが順調に進む。この調子で行くと明日には完成するのではないか?と、思えるほどだだ。完成しても実演用には他に招き猫も持ってきているから特に実ネタに問題はないが。
三日目ともなるとようやく体調ももどってきた。いつもと変わらぬ状態。とはいえ一日中実演やるのはキツイ。よく考えたら工房で絵付けやるときだってこんなに連続しては作業しないし、なんて働き者なんだ自分は。
それにしても今、猛烈に眠いです。何せいつもより少しだけ早起き。その後車で通勤時間1時間20分。仕事終わった後また車で帰宅。まるで新潟伊勢丹の社員になったような気分。なにせ通勤時間10秒の工房(それを通勤とはいわない)なので、通勤の大変さを経験するのは貴重です。
あと二日、頑張ります。
(2003.05.31)
至、新潟伊勢丹「新潟ふる里展」初日が終わった。無事終わったと言いたいところだったがそうはうまくいかなかった。早起きしなきゃと前日は11時頃寝たのに、4時頃猛烈な頭痛で目が覚めた。頭痛薬を飲んでもう一度寝直そうと思ったが痛みが取れず寝付けず。しかも空腹で薬を飲んだ為、胃が痛くなった。そうこうしているうちに朝が来た。体調絶不調で支度して新潟市へ向かう。この時間帯に通勤するのははじめてだ。道路は案の定通勤の車で渋滞。一時間で着く距離が一時間半かかる。会場入りして実演場所に座り準備、開店を待つ。このころになるとようやく調子が出てきた。そしていつものように実演をはじめる。
それにしても長い午前中だった。十時の開店から十二時までのたった二時間がまるで四時間に感じられた。くたびれた。今日は七時閉店予定なのにまだ始まってから四分の一もたっていない。まだまだ先は長いのになんて事だ。もっと気合いを入れて頑張るぞ〜と、30分ほど実演してもう一度時計を見たら「十二時」あ、あれ?腕時計が止まっていました(実は手巻き式)向かいのブースの人に時間を教えてもらうと午後二時。四時間に感じるはずだ、四時間たっているのだから。
「食事もとらずに一心不乱に実演やっているので、スゴイと思っていました」自分でも自分の間抜けさをスゴイと思います。
(2003.05.29)
いよいよ明日から新潟伊勢丹にて実演販売開始です。明日は早起きしなきゃいけないので、今日の日記はこれまで。また実演販売の報告は明日。
いや〜今日は久しぶりに仕事らしい仕事をしたのでくたびれちゃいました(←おいおい)こんな調子では明日からの実演販売は大丈夫かと心配の皆様へ、大丈夫です。いつものことです。ただいつもより気合いが入りまくっています。明日のために今日は寝る。そう言うことでおやすみなさい。明日はいい日でありますように...
(2003.05.28)
今日は珍しく午後11時まで残業だった。とはいえ最近「仕事中」も「遊び中」も基本的にはパソコンの前だから見た目にかわりがないのだが。残業というのは「実用新案出願における申請書製作」いつになく、いかついというか、カッコつけすぎというか。とりあえずあらかた終わる。後は専門家にチェックをしてもらうだけだ。というわけで行政の無料相談サービスを探す。そう、とてもじゃないが弁理士に申請代行をお願いできる経済状況ではないのだよ、うちは。だからといって自力で申請しようとしている自分は世間知らずというか、怖い物知らずというか、よくやるよまったく。
新製品のアイディアが思いついてから、サンプル作って「これは何かしら工業所有権を主張しなければまずいのじゃないか?」と疑問がわき現在に至るのだが...アイディアが浮かぶまでほぼ1日。その後実用新案の申請方法や書式をどうしたらいいかと調べるのにほぼ三ヶ月...こんな大変だとは思わなかった。しかもまだ書類作成中ときた日にや、ひょっとして自分、バカなのかも知れないと悩む。
実はその他にも悩みが尽きず、落ち込んだり持ち直したりしている今日この頃なのである。悩みおおき中年である。ようやく気が付いた事だが自分は落ち込んでいても、その落ち込み状態が長続きしない。長くとも一ヶ月もすると一時的にしろ忘れてしまう。そしてなんの根拠もないのに妙に気持ちが晴れ晴れしてくる。なにも問題は解決していないのにである。そしてそのことに気が付きはじめる一ヶ月後あたりからまた落ち込みはじめる...(躁鬱か?)そんなわけで、もっと早く実用新案の申請書類を作ろうと思っていたのだが、今までは体が言うことをきいてくれなかった...ただの怠け者だな。
今週に入ってから、なぜか?なんの根拠もなく妙に心が晴れ渡ってきて、やる気がづんづん湧いて出てきた。この機会を逃すまい。一気に書類作成を片づける。気が付けば数ヶ月「書けない書けない」と悩んでいたのに、ほぼ一日で書類完成。
んな、馬鹿な。
こんな馬鹿なのが自分なのである。きっとこれは先日の「県展落選」が良い薬になったのであろう。
さて、明日はいよいよ新潟伊勢丹での実演販売の搬入である。明後日から実演販売開始だが「細工は上々、仕上げをごろうじろ」ってなとこです。あまり大げさに言って思惑通り行かなかったらはずかしいので、今日はこの辺にしておきます。
(2003.05.27)
地震でした。新潟は震度3位だったので大したことありませんが。まあ、地震と言えば火事ですよ。とりあえず夕食の支度時だったし、火の元でも消そうかと台所へ行きました。地震に全然気が付かずオフクロは料理中。とりあえず地震だから火は消してくれと言うと「電子レンジは良いだろう」と、そう言う問題じゃないんですが。オヤジはのんびりフロの中。娘はきゃあきゃあ言って「そうだ机の下に隠れなきゃ」と...大丈夫だよ我が家は。なにせ40年近い昔にあった新潟地震にも余裕で耐えた家だから。東京暮らしが長かった自分は案外地震慣れしていて冷静。「あ、何でこんなバック持ってきたんだろう。中には二千円くらいしかないのに」だからそういう問題じゃないって、オフクロ。
(2003.05.26)
朝から娘の小学校の運動会。天候は曇り。暑くもなく良い天気かと思ったが、かなり蒸し暑い。とても我慢できない。家が学校の近くなので、娘の出番以外は家で待機する事にした。根性なしである。プログラムを見てそろそろ出番というときに家を出る。競技を見る。家に帰る。NHK将棋の時間を見る。昼食、昼寝。その後また家を出て学校へ。競技を見る。あまりの暑さにばてて家に帰る。図書館から借りてきた「剣客商売」読む。時間だ...また学校へ行く、競技を見る。都合家と学校三往復。たったこれだけで疲れちゃいました。歳だな...
(2003.05.25)
明日は娘の学校の運動会なので、落選した県展出展作品は今日取りに行くしかない。来週は新潟伊勢丹で実演販売がはじまり、身動きがとれない。とはいえ最近は娘をどこにも連れていっていない。五月は本当に忙しかった。せめて今日くらい親子水入らずで...落選作品の引き取りに新潟市まで出かけた(←おいおい)
ところが今日はアルビレックス新潟のホームでの試合の日だった。あの新潟名物「ビックスワン」(ご存じワールドカップ会場)なら問題なかったのだが、今日は新潟陸上競技場。そう、県展彫刻部門の会場「県民会館」のすぐ隣だ。と言うことは普段ガラガラの県民会館駐車場はあっという間に満車になると思われる。思われるはずなのだが、アルビレックスの試合があると言うことを知ったのが今朝のこと。そこから大急ぎで支度して車に乗り新潟県民会館に着いたのが午前11時。試合開始が午後2時だから余裕と思っていたのだが、すでに8割方満車。危うくセーフだった。
落選作品搬出より今日のアルビレックス新潟対横浜FCが見たかったよう〜てか、ナゼか自分の搬出日とサッカーの日が妙にダブルのだが...そう、前回新潟芸展に落選したときもアルビレックスの試合が陸上競技場であった。せっかく4万人収容の「ビッグスワン」があるのだから、ぜひそちらで試合するべきではないのかと切に思うのだが...いままで気が付かなかったけど、ひょっとしてアルビレックス新潟のホームグランドは「ビッグスワン」じゃなくて「陸上競技場」だったの?そりゃ、あまりといえばあまりいもショボ過ぎます。
(2003.05.24)
あひゃ〜ダメでした。これで芸展、IDSデザインコンペに続いて三敗目。県展落選です〜。とほほ。
と言うわけですので、週末には搬出に行かなければなりません。悲しい〜。ホント入選への道は厳しいです。今朝緊張のなかに起き出して、朝刊を見る。もちろん入選者の発表があるからだ。あ、ああ、あああ、あああああ、だめでした。本当に入選への道は厳しいです〜ひょっとして去年の入選がまぐれだったのかと思っちゃいました。今回だめでしたが、また次回。県展だけではなく他のコンペにもいま以上に積極的に参加しなければ。意欲を増大させる日々でした。とりあえず、がんばります。
今日は仕事終了後、木工協同組合の新年度総会がありました。最近この手の組合総会は自分が出るようにしています。こんな時でないと、発泡酒じゃないビールが飲めないから(←おいおい)うちばかりでなく木工は業界自体が苦しいみたいです。みんなで「頑張るぞ」とちかいあってきました。
うちはと言えば貧乏暇ナシ。来るべきデパートでの実演販売を目指しての準備作業に追われる。明日にはあらかた終わるであろう。いやもうなんだかわからないけど頑張るしかないです。
(2003.05.22)
最近気が付いて事だが、体毛が若い頃に比べて薄くなったような気がする。それに反比例するように頭の抜け毛がぴたりと止まった様な気がする。気のせいかも知れないが。とはいえ、かなり寂しい頭髪ではあるが...若い頃は朝起きたときに枕を見るのが恐怖だった。なぜならそこには大量の抜け毛が...ぎゃ〜。それが最近はない。これを体毛が薄くなったように思えるということと統合して考察してみると、導き出せる結論は一つ「男性ホルモンの減少」これだな、ズバリ(←なにがズバリだ)
今日は先日搬入した新潟県県展の受賞者の発表が新聞紙上であった。受賞者というのはつまり「県展賞」とか「奨励賞」とか特別の賞をとった人たちだ。もちろん自分の名前は、ない。明日はいよいよ入賞者の氏名が新聞に発表される。緊張の一瞬だが...なんども言うようだが、落選作品の搬出だけはいやだ〜頼む、まぐれでいいから、頼む!!(去年も言っていなかったか?)
(2003.05.21)
この週末の土日はうちで法事があり、久しぶりに集まった親戚との集い。もちろんお酒つき。そんなものだから毎日更新をめざしたこの日記もお休みしてしまいました。酒好き、怠け者の自覚のある自分として、ある意味当然(←弁護してどうする)
土曜日はかねて予告していました「新潟県県展」へ搬入にいきました。新潟の美術のメイン祭典と言えばこの「県展」と「芸展」だ(...他にあるかも知れないが、実は新潟の美術界事情にぜんぜんうといのです。ゴメンナサイ)このどちらも搬入場所が新潟県民会館ギャラリーなので、自分の中では少し特異の場所になっている感がある。そう言えば日展の新潟巡回展会場でもあった。
数日前の三条祭りの時とは違い快晴。五月なのだから本来はハレが本道。そんなハレの日に搬入。これは縁起がいい(その理論で言うと、搬入した人全員縁起がいい)
いつもなら「結果はあとで追いてくるもの、全力を尽くせばそれで良い」と仙人の様なことを思う自分ではあるが、今回だけはなんとしても入選したい。なぜなら今回は自分の地元三条市へも巡回展があるからだ。巡回展...地元でやってもらえるなんて。しかも会場は自宅から歩いて5分の距離。これを喜ばずにいられようか(入選してから喜びなさい)
とはいえ搬入日、自分の他にも搬入されていた作品を見るとはなく見ていたら...スゴイよ、良いんだこれが。なんだかすっかり自身をなくしてしまいました。あまりにも自分の作品は「ケレン」すぎる。でもしかし、何とか入選しないであろうか?頼む!!本当に入選して欲しい。だって、もし入選したら作品搬出は自宅徒歩5分の会場じゃない...楽っす(←おいおい)
(2003.05.19)
明日は県展(新潟県美術展覧会)の応募作品搬入がある。もちろん作品の準備は万全。あとは入選発表を待つばかりだ(←まだ搬入していないって)
今日は後の祭り...ではなくて、お祭り終わって仕事の日。やはり昨日のこども御輿の後遺症で筋肉痛の腕。ちょっと持ったときは「さすが子供御輿、軽いものだ」と騙された。子供が力つき、手伝っただけなのに、筋肉痛とは。体がなまるにもほどがある。
忙しかった四月〜五月の初めころの仕事が一段落したようで、エアポケットに入ったようなのんびりした日々。久しぶりに「コラム」の更新をしました。こんな時でもないと出来ない作業。こんな時にする。実に効率的?
読んでください。
(2003.05.16)
三条祭り当日。こども御神輿をかつぐ予定の娘は学校を早上がりして集合場所へと行った。そこから歩いて30分ほどのところが御神輿の出発場所なのだが...やはり不安していたとおり、そこまで持ちませんでした。もう歩けないと泣いて騒いでパニック起こしておじいちゃんに迎えに来てもらい、そのまま御神輿もかつがず帰宅となってしまいました。もちろん大目玉を食らったことはいうまでもありません。
そんな中、自分はと言えばPTAの町内役員をやっている関係上、こども御輿のお手伝いをやることになっていた。泣き叫ぶ娘はとりあえずオヤジに任せ、早速御神輿の準備。そして御神輿出発後は子供達の世話だ。想像以上に大変な御神輿だ。子供用に軽く出来ているから大丈夫だろうといった甘い考えは消し飛ぶ。終了近くではもうみんなバテバテ。さりげなく父兄の皆さんが手伝う。こんなに大変じゃうちの娘にゃ無理な仕事だ。何せ筋金入りの根性なしだから...親に似たか?
お祭り自体は小雨の中、滞りなく終わったようだ。願わくばもう少し天候が...快晴もバテてしまって大変だが...せめて曇りのまま行列終了まで持ってくれたらよかったのに。
(2003.05.15)
先日の実演販売で配り、名刺が切れてしまったのでまたパソコンで刷ろうとした。いきなりインク切れ。しょうがないのでインクを買いにホームセンターへ。カートリッジをセットして動かそうとしたが動かない。おかしいとあれこれ三時間くらい考え込んでしまったが、いきなり天啓が下る。そうか!!なくなった色が黒ではなかったのだ。そう。てっきり黒がなくなったと思い、カートリッジの交換をしたのだが、本当になくなっていたのは他の色だった。....マヌケである。
いつも名刺の裏には業務内容と賞歴を印刷する。いつものように印刷しようとしたとき、まてよ?天啓が下る(←またかい)今週末の17日に新潟県美術展覧会の搬入がある。もしそこで入選したら賞歴がふえるではないか。急遽名刺の印刷を中止する。
取らぬ狸の何とかにならねばよいが...
いよいよ明日は三条祭り、大名行列である。はじめて町内会こども御輿に参加する娘は「あした雨にならないかな〜」おい!!そんなこと言うな。そうでなくとも天気予報は雨...大丈夫か非常に不安である。(もちろん雨天中止)
(2003.05.14)
さて、次回の実演販売は新潟伊勢丹の予定なのだが、実演するネタがつきてきた。実演用にまとめて作っておいた招き猫があらかた無くなってきたのだ。追加で招き猫つくろうか?それとももっと大物(バードカービングのようなもの)にしようか思案のしどころだ。いつもなら2〜3日くらいしか会期がないが今回の新潟伊勢丹はちょっと長めである。しかも自分コーナー以外にも一日だけ「体験教室」をやる予定だ。その仕込みもしなきゃならない。忙しいのが一段落してヤレヤレと思っていたのだが、また忙しくなりそうだ。よいことではあるが...
あと数日で三条祭りが始まる。最大の見せ場は大名行列だ。毎年なら若衆会ボランティアに呼ばれるのだが、もう若衆ってなわけではないから、自分。そのかわり今年は娘が町内の「子供みこし」に出る予定。とうぜん親も同伴。あまり協調性があるとは思えない娘だけに、今から無事終わってくれるか非常に心配である。
(2003.05.13)
ふるさと村の実演販売、無事終了しました。ありがとうございました。当初予定されていた販売場所から急遽入り口近くに変更になり、大感激。なにせ予定の場所はお客さんがほとんど来ない場所。たまたま「今日はこの場所に出店予定がなくて、あいているんですけど、坪源さんどうですか?」と言われたら、そりゃもうやりますやりますやらせてください。入り口近くと言えばもっともいい場所。しかも土日はイベント満載で集客がかなり期待できるとなれば、これを喜ばずにいられるか〜と、張り切った初日は残念ながらいつも通りの売り上げ。失望感に家に帰ると「てっきりゼロだとおもったよ」そりゃないよ...
さて二日目。即売場所が急遽いい場所に変わったと知ったオヤジは「俺もいく」と言い出す。とりあえず自分が先発して、午後から合流ということになった。でもさ〜二人いたら二倍の売り上げになるだろうなんて、そんな都合のいい展開になるわけないじゃない...ところがなっちゃいました。ビックリ。いつもの二倍の売り上げです。契約の関係で場所代をいつもの二倍(いつもはグループで来ているところを、今回はうち一社だけだから)なのだが、それを払ってもまだうるおいある結果。こんな皆が丸く収まる展開は非常に喜ばしい。いつもこうなら嬉しいのだが、滅多にない。結局初日の不足分を補い、いつもなら3日がかりであろう売り上げを2日であげるという快挙を成し遂げる。
たまには努力も報われるってところです。うれしかったです、皆様ありがとうございました。
(2003.05.12)
今日と明日、新潟ふるさと村で実演販売です。実演販売する予定の場所が若干変更にはなったのですが、そんなには違いません。むしろいつも実演やっている場所なので、かえって問題ないです。たまたまその場所へのテナントが無かったので、当日(つまり今日)変更にしてもらいました。おかげでそこそこの出来でした。もっとも帰ってくるなり「どうだゼロだったろう」とオヤジから言われる位でしたから、予定通りの場所ならそうなっていたかも知れません。運がよかったっです。それよりも気を利かせてくれて販売場所の移動を手配いてくれた担当者に、今日は感謝です。とりあえず、オヤジへの顔は立ちました。
「今日は観光バスがたくさん来ますから頑張ってください」実演販売のセッティングが終わり頃、担当者から檄が飛ぶ。新潟ふるさと村とは「道の駅」の指定を受けた施設なので、観光バスはお得意さまです。よし頑張るぞ。そして大口のお客様が大挙してやって来ました。その数実に百数十人。こんなまとまったお客様を迎えるのは実演販売始まって以来の事です。これは勝負。ここで売らなきゃ男がすたる。頑張るぞ〜!!そしていよいよやって来ました。おお、スゴイ。この人数は確かにスゴイ。しかし、この人達は「修学旅行」だ。しかも「高校生」だ。男子が一人も見あたらない所を見ると「女子校」ではないか?女子校...いきなり緊張。何とか平常心を保とうと必死に実演の「招き猫絵付け」をする。が、どえらく緊張する自分。自分はきっと女子校の教師には絶対向いていない性格である。てか、典型的なあがりしょうなのです。女子校の皆さん、新潟を楽しんでください。高校生活のよき思い出となりますように。自分は良い思い出になりました....(←おいおい)
(2003.05.10)
工房の中が乱雑なのは今始まった話ではない。これは工房を管理しているのが自分一人ではなくて社長(オヤジ)と二人のせいである。どちらもお互いがより使いやすいように棚の配置を勝手にドンドン変更してゆく。気が付けば、なにがなにやらわかりかねる混沌状態になってしまう。典型的な「船頭多くして船山を登る」状態だ。もっとも本当に山に登る船があったら是非乗船してみたいものではあるが(ヘルツゥオーク@フィツカラルド)←だれもしらないって。
そんな乱雑な棚を整理していると、見覚えのない「仕上げオイル」の缶がいくつか出てきた。もちろん自分が注文したおぼえが無い「これなに?」「しらん」オヤジにきいても会話にならない。封を切って中を確認する。亜麻仁油ベースの仕上げオイルのようだ。他にも同じ様な物が沢山出てくる。どうも塗料屋さんがサンプルにおいていって、そのまま忘れ去られたらしい。缶に張ってあるラベルに内容がしっかり書いてある物ならだいたい仕上げ効果に予想がつくのだが、商品番号がマジックで書き殴ってあるヤツはお手上げだ。それでもうちにある仕上げオイルのカタログと対照させていくつか判明した物もあるが、本当にわからない物は最後の手段「においをかぐ」...なんか同じ様なにおいのするオイルは同じ原料のオイルなんだと、無理矢理自分に思いこませる。無理があるな...そこで考えた。絶対だいじょうぶな方法を...今ある内容不明のオイルを全部混ぜ合わせて一つにする。これなら文句あるまい。自分の鼻を信頼するなら、これらは全部「亜麻仁油ベース」のオイルに間違いない。違いがあるとしたら「使用着色料」「保存料」くらいであろう。長年使っていなかったのでちょっと堅めになったオイルには適度に亜麻仁油の薄め液を足す。それを今制作中のキーホルダーも部品の仕上げに使う。いいのか?いいんだ!!なにせうちにある仕上げオイルは全部天然素材。舐めても大丈夫な完全安全品ばかりだ(とはいえ、あまり舐めたくない)安全品と安全品をまぜても出来上がった物は安全品以外のなにものでもない。むちゃくちゃ強引だが、そんな感じで作った仕上げオイルに浸けた今回のキーホルダー、心配をよそにナゼかとてもいい仕上がりになりました。そうなると問題になるのが再現性。つまりこの自作オイルが無くなったらどうするんだ?同じ仕上げにならんぞ。その時はその時。何か良いオイルを探します。
と、今回いろいろなオイルを試してみましたが、やはりドイツのAURO社のビーズワックス(亜麻仁油と蜜蝋をシトラス系溶剤で溶いたもの)が一番良いです。素晴らしいです。ずっとこれを使いつつづけたいです。しかしこれには致命的な弱点があります。それは「値段が高い」(←おいおい)いやその、だって、国産の亜麻仁油より十倍くらい高いんだよ〜泣けるよ。
(2003.05.08)
更新して新しくなった免許証をもらいに行く。免許取ってから十数年(二十歳過ぎてからとったものでして)ついにあこがれの「ゴールド免許」です。おお、有効期限の記載欄がゴールド色だ。やったぜ、この野郎。これで五年間は更新不要だ!!
新潟の片田舎。交通違反したくてもなかなか出来ない。
駐車違反、取り締まりを本当にやっているのか?それ以前に道はガラ空きだし...
スピード違反、6年落ちの軽自動車ではどんなに出しても100キロはキツイです。ガソリンももったいないから、安全運転しています。国道で追い越ししたことはありませんが、されることは毎日です。
飲酒運転、日暮れと共に晩酌を書かさない自分にとって、日が暮れたら愛車はタダの家の前を飾るオブジェです。飲酒運転なんてとてもとても。警察も怖いですが、それで事故起こしたら、毎年高いお金書けている自動車保険の補償はされませんので(飲酒運転は補償害。これ常識)保険屋さんが怖くて絵来ません。
だいたい六年落ちで走行距離が3万キロに達していない。ガソリンは月二回入れるか入れないか。しかも二十リットル以上入った試しがない。
こんな人間は交通違反しようにも出来ないのである。この調子で行くと次回もゴールド免許は確定です。でも本当は、オートマチックの普通乗用車を運転してみたいと思っています。お気に入りのJAZZのCDでもかけながら...夢のような話だ。今の愛車にはFMラジオすらついていません。NHK第一ラジオも聞き慣れるとかなり楽しい番組やっています。今は無き名人の浪曲とか落語とか漫才とか...なに書いているんだ、自分...
(2003.05.07)
連休も終わり、今日から仕事。いま一生懸命イルカ作っています。イルカ?なぜイルカ?その答えを近日中にしっかり出せるとよいのですが。昔のコネを使って一勝負!!ってところです。とはいえあまり勝負と言うほどの売り上げにはならないと思います。
サスガに連休明けということもあって、いまいち静かな火曜日。のんびりと仕事を続ける。こんな感じで一生不自由無く暮らせたら幸せだろうな〜と、しかし現状は不自由だらけである。テレビの「駆け出し芸人困難チャレンジ番組」じゃあるまいし、いい加減なんとかしたいものである。
晩酌時にNHKクローズアップ現代で職人を目指す若者達の特集をやっていた。ゲストは永六輔。永さんと言えば尺貫法だ(誰もしらないか?)そこでいきなり尺とセンチの概念についてオヤジと議論になる。昭和10年代生まれのオヤジもすでに「尺よりセンチ」だそうだ。もちろん自分は「センチ」だ。これは何を意味するかと言うと「10センチってどれくらい」と聞かれたときに「これくらい」と具体的に長さを(指などで)しめさられるかどうかということ。つまり自分らに「3インチってどれくらい」と聞かれても「う〜んこれくらい」と答えられない。そのように長さの単位に対する概念が知らず知らずに頭の中に染みついているのである。つい最近まで「尺貫法」(つまり日本古来の尺度)を使うことが日本では禁止されていた。信じられないかも知れないが、「一尺二尺」と表示された定規を使うことが禁止されていたのである。「そんなことはウソだ〜その証拠に昔うちのおばあちゃんはちゃんと尺の定規を使っていたぞ」そう、尺の定規もありました。自分の子供の頃にも、家の中には尺の定規ばかりでした。そしてそれら定規は、実は「密造品」だったのです。ウソのような本当の話。ちなみに現在では尺貫法の規定もかなり緩和(あってなきの如く)です。もしあなたの手元に近年作られたと思わしき尺の定規があったらよくみてください。一寸二寸と刻んである数字の隣に小さく「/33」と刻んでありませんか?つまり一寸とは「33分の1メートルだよ〜」と記載してあるのです。だからこれはメートル法による定規だと...つまり法律の抜け道...てか?
とまあ、つたない私の知識で書いてしまいましたが、補足説明とかありましたら是非教えてください。勘違いしているところがあるかも知れません。よろしくお願いいたします。
永六輔の尺貫法に関する話。昔まだ尺貫法禁止時代だった頃、密造された尺の定規を大工が使っているのを官憲がとがめた。「この定規が尺貫法に違反しているてなら、もっていきやがれ。だがな、俺の目玉には、この寸法が刻んであるんだ。どんな物を見ても「これは1尺3寸」「コイツは3寸2分」って長さがはかれるでえ。尺貫法に違反しているっていうなら、この目玉ほじくり出してもっていきやがれ」大工のこの言葉を聞いて、この悪法を何とかしようと永さんは思い立ち、ムーブメントをたいあげ、見事悪法をうち破ったそうです。
(2003.05.06)
連休初日はオヤジとオフクロが旅行に行ったので、久しぶりに自炊。外食もいいかなとも思ったが、なにせうちの娘は気が短い。まるで江戸っ子だ。一つのお店で一時間以上じっとしていられない。自分は四時間くらい平気なのに(娘の方がまともだ)晩酌はのんびりしたいので自宅で食べることにした。メニューは焼き肉とモツ煮込み。ま、たいした夕食ではないが...そのままテレビを見ながら記憶がなくなるまで焼酎を飲み続け、翌日二日酔い。アホである。
酒もぬけていきたころに娘と一緒にサイクリング。とはいえごく近所を流すだけだ。こうして一緒に自転車のって交通安全指導しないと、とにかく危なくてしょうがない。先日どこからかもらってきたタケノコの出所を問いつめ、ようやく判明した。近所のお爺さんに、自宅で生えた竹の子をもらったらしい。そんなことも含め、普段の娘のサイクリングコースをチェックする。なかなかスリリングに満ちあふれている。と言うかやはり田舎は自動車が主な移動手段である故に、どこへ行っても交通量が多く危険である。だからといって、家に押し込めておくわけにもいかないし。だいたい自転車はダメと言ってもいうことを聞く娘ではない。なるべく一緒にサイクリングしてやるつもりだが...よく考えたら来週から週末は実演販売が入っていて、それどころではない。なかなかうまくいかない。
連休の最終日は自動車で40分の公園へ出かけた。そこには小さな動物園があり、娘がぜひ行きたいと願がった所。動物園と言っても、猿山があって、あと数匹動物がいるだけのショボイ所なのだが。花は綺麗だ。残念ながらソメイヨシノはおわってしまったが、今日咲いていたアレは何だろう。八重桜かな?香具師も出ていて、ちょっとしたお祭り気分だった。もっとも花の盛りの頃には人手がものすごく、とても出不精な自分にはいけない。
散ってしまった桜の花が、近くの池一面に浮いていた。それも風情である。
あまり大それた事もなかった連休だったが、それなりに楽しかった。地味だけど、静かだけど、今の自分にしっくりする。
(2003.05.05)
うわーすごいものを見つけてしまった。これです。あなたの心の中を見透かしてしまうというスゴイものです。 (本文が英語なので解説シマス)やり方は、まず二桁の数字(例えば49)を思い浮かべてください。そしてその数字のそれぞれの桁の数を足してください(49なら4+9で13)そして最初に思い浮かべた数字からそれぞれの桁の数を足したモノを引いてください(この場合49-13となりますから36です)そしてその数に対応する星占いの記号を確認しておぼえておいてください(記号は毎回変わります)そして、いよいよ緊張の一瞬。水晶玉をクリックしてください。おお〜ああ〜なんとあなたの心に思い浮かべた数字に対応する星占いの記号が水晶玉に浮かび上がるではないか〜すごい。真の超能力者はこうしてFLASHのスクリプトに力を込めることによって、遠く離れたあなたの心が手に取るように読めるのです。スゴイ、凄すぎます。
ホント良くできているな〜FLASHのスクリプトじゃなくて、この作品が。え?まだ仕掛けがわからないんですか?マジ?そんな人はここで騙されてください (あまりにヒドイ「変な商売勧誘」の書き込みに嫌気がさして捨ててしまった、昔のつぼげん掲示板...現在こんなヒドイ状態になってしまいました。もう自分は知らない)いやもうホント久しぶりに感動させられました。うふ、うふふふふふふ。何のことはない手品のタネは、中学一年生の数学ですよ。うふ、うふふふふふ。本当にタネのわからない人はここへメール
(2003.05.02)
といかく自転車に乗れるようになってから、毎日が楽しくてしょうがないらしい娘は、今日も学校から帰ると「ただいま」もそこそこに自転車で飛び出してゆく。親としてははなはだ心配なのだが...「ただいま、タケノコ取ってきたよ」やがて帰ってきた娘の自転車のカゴにはナゼか新鮮なタケノコが二つ。誰からもらってきたのか聞いても「とってきた」としか言わない。一体誰にもらったのだろうか?それより知らない人からもらってきちゃダメだ。それにしても、なんでタケノコなのだ?
ここ数日バタバタしていて日記がお休みになってしまった。なるべく中断しないように日々努力していますが、たまにはこんな事もある。
今年の大型連休はあまり休みが続かないので、どうも大型という気分がしない。とはいえ毎年近場にしかいかないが。だいたい往復二時間圏。それじゃいつもの休日と同じじゃないか。29日は隣市へいった。毎年恒例川の両岸をまたぐ大量の鯉のぼりを見に行くためだ。
まるで定点観測だな。毎年娘と鯉のぼりの写真を撮ってはいるが、その後の写真の管理が悪く、どれが何歳に撮ったモノかわからない。それ以前に数回ハードディスクがクラッシュしているので、その時に紛失したモノもある。将来「何で私の写真は少ししかないの」と怒られそうだが仕方がないのだ。君の父はそういう人間なのだ。何せはじめていった海外旅行も二度目も沖縄行ったときも、もちろん社員旅行も「カメラ」を持たずに行ったのだから。だからそういう人間なのだ。
仕事は相変わらず忙しい。飛び石連休だが、きっと世間は大型連休だぜと思っていたが、そうではなかった。ここ数日も注文書が多数舞い込み嬉しい悲鳴である。なんと言っても春は稼ぎ時。一年中春だったらいいのに...
(2003.05.01)