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No.503 香琳鶴亀255ミリ 本体30,000円
No.504 香琳鶴亀240ミリ 本体26,000円
No.603 特選鶴亀255ミリ 本体26,000円
No.604 特選鶴亀240ミリ 本体22,000円
No.704 一ツ亀240ミリ 本体9,500円
No.706 一ッ亀210ミリ 本体8,000円
No.707 一ツ亀180ミリ 本体7,000円
かつて坪源は墨壺(すみつぼ)を専門に製造している工房でした。三条市での墨壺製造のルーツは材木問屋の二代目、栗山源資(くりやまげんすけ)です。 明治時代、三条市で材木問屋を営んでいた源資が、新潟は豪雪地帯のため冬場に仕事ができなくなることを苦慮し、冬期間に出入りの大工たちに墨壺を作らせたというのが墨壺製造のはじまりでした。 新潟県三条市は日本でも珍しい「墨壺」の職人が集中する町でした。なんと最盛期には日本の全生産量の九割以上が作られていたのです。 これは源資と、当時東京より流れてきた一人の墨壺職人「坪清」(屋号)との出会いから始まりました。墨壺職人を多く雇っている源資が坪清の身柄を引き受けたのも当然の成り行きといえるでしょう。そしてそれが三条における墨壺への飾り彫刻の始まりでした。坪清の墨壺は見事に彫られた鶴と亀、手にしっくり馴染む形状、実に洗練された機能美に満ちあふれたものと伝われております。源資の元にいた墨壺職人達が競うように坪清から技術を学び、いつしか三条市が「日本唯一の飾り彫刻墨壺の一大生産地」となったのです。 現在でもその流れを汲むのが三条市の墨壺彫刻師、真保成孝氏です。氏はいわば坪源の看板的存在です。彫刻墨壺を芸術品の域へ高めた伝説的名人です。
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